見て触って楽しんで! 体験型展覧会「デザインあ展neo」
2013年の記念すべき第1回を皮切りに毎回好評を博し、実に3回目の開催となる「デザインあ展neo」。今回の会場は虎ノ門ヒルズ45階にある「TOKYO NODE」です。
行ってみたいと思いつつも、機会を逃し続けた我が家。駅を降りた瞬間からいたるところに仕掛けられた“あ”の文字に、会場に着く前からワクワクが止まりません。
今回のテーマは、「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、人が日々行う行為である“動詞”がテーマ。親である私たちも、その新鮮な目線に“あっ!”と驚いたり気づきを得るような、大人も子どもも楽しい展覧会でした。
…突然ですが、いつも何気なく渡っている横断歩道の白黒の幅がどのくらいか、すぐ答えられますか?
これが意外と難しく…! 普段は止めろと言っても聞かず、「白しか踏んじゃダメ!」という謎ルールとともに飛び跳ねながら渡っている小学2年生の長女も、正解がわからなかった模様。とても悔しそうにしていました。
そのほかにも、ついつい大人までに前のめりになり、夢中になってしまう展示がたくさん。
たとえば、実際に目に見える形にされると、その多種多様さに驚く「オノマトペをボールに見立てたゲーム」や、「言葉のパーツを並べた位置を読み取って発音に変換してくれる機械」などなど…ちょっとまだ早いかな? と心配していた1歳半の長男も、終始楽しそうに走り回っては展示にトライしていました。
混み具合にもよりますが、開館の10時とともに入館してすべて見終わったのは12時前ごろと、2時間かからない程度で回れます。
建物内にあるカフェでは期間中のみ楽しめる限定メニューもあり、見終わった後まで「あ展」の楽しさを堪能できたのでした。
9月23日(火・祝)まで開催中の、「デザインあ展neo」。
これから始まる梅雨時期のおでかけ先候補として、メモしておくのもいいかもしれませんね!

Domani Labメンバー
杉本緑
2児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:@green_sgmt
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