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LIFESTYLE レシピ

2025.10.30

生卵とゆで卵の簡単な見分け方。間違ったときのリカバリー方法や再発防止策も

急いでいたり焦っていたりして、生卵とゆで卵を同じ場所に保存してしまい、見分けが付かなくなった経験はありませんか。生卵とゆで卵を見分ける2種類の方法とともに、ゆで卵のつもりで生卵を割ってしまったときのリカバリー方法、ひと目で見分けるためにできる管理の工夫を紹介します。

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生卵とゆで卵は「回す」だけで見分けられる

生卵とゆで卵は、混ざってしまっても実は回すだけで見分けることが可能です。それぞれの回り方を知って、どちらか判断しましょう。回り方がなぜ違うのかも併せて解説します。

生卵
(c)AdobeStock
生卵とゆで卵は「回す」だけで見分けられる
  1. 生卵とゆで卵の回り方
  2. 回り方が違う理由

生卵とゆで卵の回り方

生卵とゆで卵を見分けたいときは、まず平らな場所に生卵とゆで卵を横にして置き、手を当てて回してみましょう。それぞれの回り方が全く違うことが分かります。

生卵は回しても、ぐらぐらとしてすぐに止まってしまうはずです。一方、ゆで卵は勢いよく回ります。回り方が全く異なるため、朝の弁当作り前などで急いでいるときでも数秒あれば見分けられるでしょう。

回り方が違う理由

生卵とゆで卵で回り方が違う理由は、中身の状態にあります。生卵は中身が液状なので、殻と一緒に回らず止まってしまうという原理です。ゆで卵は中身が加熱されて固まり、殻にくっついているので一緒に回ります。

また、回転しているゆで卵は、指を当てて離せばピタッと止まるはずです。一方で生卵がぐらぐらとゆっくり回っているときに指を当てて止め、1秒ほどして離すと逆に回転するという不思議な現象が見られます。

光を当てて生卵とゆで卵を見分ける方法も

平らな場所がないなどの事情があるときは、光を当てて光源と反対側から卵を見る(光にかざす)ことで、生卵とゆで卵を見分けられる方法も。

殻が白い卵の場合、光にかざすと生卵は中身が透明なため光を通してオレンジがかって見えるでしょう。ゆで卵は加熱によって白身が白くなっているので、光を通しません。

ただし、殻が茶色かったり分厚かったりする卵の場合、光にかざしても違いが分からない可能性があります。回す見分け方の方が確実性が上がるといえるでしょう。

ゆで卵のつもりで割ってしまった生卵の活用法

見分け方を試して失敗した、ゆで卵だと思い込んで生卵を割ってしまった、というトラブルが起こる可能性もゼロではありません。そんなときに生卵を捨てずに活用するリカバリー方法を紹介します。

たまごアイコンセット
(c)AdobeStock
ゆで卵のつもりで割ってしまった生卵の活用法
  1. アルミホイルに包んでゆでる
  2. スクランブルエッグにする

アルミホイルに包んでゆでる

完全に殻を割ってしまったのでなく、一部を割った段階で気付いた場合、アルミホイルに包んでゆでるというリカバリー方法も。

方法は簡単で、割れた部分がしっかり覆われるようにアルミホイルで包み、好みの堅さに通常通りゆでればゆで卵になります。白身は多少はみ出ますが、卵サンドの具にする、ポテトサラダに使うなど形が気にならない場合にはおすすめです。

スクランブルエッグにする

生卵を間違って割って大部分の中身が出てしまった場合、スクランブルエッグか卵焼きにするのも一つの方法です。ただし、床やシンクの中などに落ちたときは衛生的な不安があるため、もったいないと思っても諦めて処分するのが賢明です。

清潔なまな板や容器に中身が落ちた場合などであれば、中身を集めて殻を取り除き、かき混ぜてスクランブルエッグや卵焼きにすることも可能でしょう。

混ざった殻の取り除き方

ゆで卵だと思って生卵を割った場合、力を入れすぎて殻が白身に入ってしまうケースが少なくありません。指や箸でつまもうと思っても、ぬるぬるしていて取るのが難しいことも。

しかし実は、簡単に殻を取り除く方法があります。箸やつまようじを濡らして殻が混ざった白身に入れるだけで、殻がくっついて取れてきます。理由はおもに、水や殻の方が白身よりも表面張力(分子間力。分子同士がくっつく力)が強いためとされています。

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