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LIFESTYLE 海外旅行

2018.10.24

年1/3海外に行くライターが本当は教えたくない!ナイアガラの滝から車で20分のワイナリー【メイプル街道の旅Part.7】

 

ハワイ歴120回以上(計測不能)、アメリカメインランド(本土)や諸外国も含め、仕事とバケーションで年間1/3は海外を旅するトラベル&ファッションエディターが、米国経由で行くカナダ東海岸の旅の魅力をあれこれお届け。今回はトロントの見どころ!

トロントに行ったら足を運びたい注目スポットって?

ナイアガラの滝以外にもみどころ満載のトロント。 ナイアガラの滝から車で約20分の距離にあるナイアガラ・オン・ザ・レイクという街にはワイナリーが50以上点在しています。緯度がフランスのボルドーと同じとだけあって、ワイン造りに適している土地なんですね。カナダの名産、アイスワインもあるので、ナイアガラ帰りにオススメ! 人気ワイナリーで買いたい カナダ名産アイスワイン 訪れたのは「CHATEAU DES CHARMES(シャトー・デ・シャルム)」。フランス系移民のオーナーが1978年に創設したワイナリーです。250エーカー、東京ドーム約25個の広大な畑には14種類のブドウが栽培され、25種類のワインが作られています。色々試飲してみました。白ワイン好きというのもありますが、リースリングとシャルドネがドライで芳醇でとっても好み。スパークリングはシャルドネがオススメです。

そしてカナダ名物のアイスワイン。アイスワインは氷点下10℃以下になってブドウが完全に凍り付いてから、深夜から早朝にかけて収穫するのだそう。厳しい冬のカナダだから造れる、自然の恵みなんですね。ナチュラルな甘味が口いっぱいに広がる、日本で飲むデザートワインとは全く違った味わいでした。スパークリングと割っても美味しいですよ、とアドバイスされ、やってみたら、キリリとしたスパークリングに優しい甘さが広がりました。この飲み方、ハマりそう。もちろん、アイスワインをお買い上げ!

▲人気ワイナリー「CHATEAU DES CHARMES」の外観。優雅な雰囲気が漂っています。


▲整然と並んだブドウ畑が美しい! シャルドネ品種に適した土壌なんだそう。


▲元気にのびのびと育っている真っ最中の実と葉っぱ。今年は夏が暑かったので美味しいブドウに育ちそうな予感。


▲どちらもシャルドネ品種の白ワイン。キリリと辛口で、暑いときににグビグビ飲みたい味。


▲こちらが人気のアイスワイン。375mlで$47.5〜$79.5(約4,000円~7,000円)という価格帯。

トロント市民の胃袋的存在! 食べ歩きも楽しいマーケット

お次は「St. Lawrence Market」。 200年以上も前から、トロント市民の台所として賑わってきたマーケット。通りを挟んでサウスとノースに分かれている市営市場です。サウス・マーケットのレンガ造りの建物は初代の市庁舎をリノベーションしたもの。野菜や魚、肉などの地元で採れた新鮮な食材をはじめ、デリやベーカリーなども豊富で毎日大にぎわい。絶対食べて、とローカルにオススメされたのは、人気のベーカリー「Carousel Bakery」のピーミール・ベーコンのサンドイッチと、お手軽シーフード料理が美味しい「BUSTER’S SEA COVE」のクラムチャウダー。ココでは白身魚のフィッシュ&チップスもオーダー。背徳のハイカロリーフード、美味しくない訳はありません。


▲赤レンガが目印。週末にはこの界隈でアンティーク市も開催されるのだそう。


▲ローカルおすすめの粒マスタードのお店。かわいいおじさんが色々試食させてくれますよ。


▲ローカルフードとして有名なピーミールベーコンのサンドイッチ。お肉にコーンミールがまぶされていました。


▲シーフード料理店のクラムチャウダー。チーズが濃厚に香り、お腹が満たされます。


▲白身魚のフィッシュ&チップスはカリッと揚がって中はフワフワ。タルタルソースも美味。

観光の合間に立ち寄りたい、かわいい犬の噴水がある公園

「St. Lawrence Market」に来たなら、歩いてすぐの「バークジーパークへ」。 ダウンタウンで働くサラリーマンやオフィスガールが、夏はランチをしたり休憩したりするのんびりとした公園です。ココに昨年登場したドッグ・ファウンテン(噴水)がとってもキュートなんです!! 色んな犬種のワンコが、1番てっぺんにある金の骨を目指してヨダレを垂らしているというラブリーなコンセプト。一匹だけニャンコもいて、犬好きとしては、もう何時間でも眺めていられる(笑)。キッズにも大人気で、ローカルに混じってほんわか出来るオススメのスポットです。


▲3段のドッグファウンテン。みんなお気に入りの犬を見つけるためグルグルしています。 一匹だけいるニャンコ。このコだけ、てっぺんの骨には全く興味なし!


▲テリアもいますよ。すごくリアルに出来ていてキュートです。

お酒好きなら試飲ツアーを

人気のSOMAのチョコレートもあり 映画のロケ地としても知られる「ディスティラリー・ディストリクト」もマストなスポット。 こちらは中心地から歩いて約10分。1832年に創設された大英帝国最大の蒸留所の跡地をリノベーションした商業施設で、いまトロントで話題のスポットです。クラシカルなヴィクトリア調のレンガ作りの建物は、ハリウッド映画のロケ地としても度々使われています。敷地内にはギャラリーやダイニング、蒸留所の跡地らしくブリュワリーも色々とあって、日本酒のお店も! ハードリカーのお店もあって、試飲や試食ができるお手頃ツアーもあります。トロント発の大人気チョコレート、SOMAのチョコレートショップもありますよ!


▲赤レンガと石畳が古き良き時代を思い出させます。敷地内は車両通行禁止なのでのんびりお散歩できる。


▲高級チョコレート「SOMA」を色々と試食。香り高いカカオとミルクが奏でる贅沢な味わい。

ココだけアジア! チャイナタウンが面白い

チャイナタウンやK(コリアン)タウンにも足を伸ばしてみました。 中心地から車で約20分の距離だったので、Uberで行ってきました。お目当てはマッサージ。この日、ホテルのスパに行きたかったんですがあいにくフルで断念。いっぱい歩いて疲れたので、友人と足マッサージをしようという事になり、迷わずチャイナタウンへ。辿り着いたところが「チャイナタウンセンター」というビルで、中に入ったらとってもカオス! カナダではお目にかかる事もないと思っていたパチモノ屋さんや、マッサージというサインがあるのに靴が売ってたり、なんだか謎なお菓子屋さんがあったり。探していたマッサージ店はこのセンター内にあるホテルの中でした。見た目とは裏腹にとっても上手な足マッサージでしばし爆睡。マッサージが終了し、お会計をしている時に火災報知機が鳴りだして慌てて外に飛び出たら誤報だったという、チャイナタウンならではの楽しいハプニング。ココだけアジアでした(笑)。ちなみにカナダ滞在6日めでカナダドルが尽きてしまい、でもなんとなくココでカード使うの嫌だな〜と思い「USドルでもいい?」って聞いたら「カナダドルと同額ドルで支払うならOK」と言われUSドルでお支払い。そしたら店主大喜び。レートがUSドルの方が高いので、換金すれば得しますもんね。帰りのタクシーでも「USドルでいい?」と聞いたらウェルカム! と喜んでました。

▲なんともカオスなチャイナタウンセンター。ここの2階にホテルがあって、その中のマッサージが大評判。

韓国料理を食べたいなら 迷わずKタウンへ!

翌日、フライトが午後遅めだったので、ランチはKタウンへ。 こちらも中心地からUberで約10分。日曜だったのですが雨降りだったので閑散としていました。おかげでネットで人気のレストランも待ち時間なしで入店。骨付きカルビとビビンパとスンドゥブは韓国で食べるのと同じくらい安定の美味しさ。アメリカのKタウンで飲んでると驚かれるマッコリ×ビール割を飲んで、ほろ酔いで飛行機に乗りました。

▲ハングル文字しか見当たらないKタウンのストリート。いつもはもっと賑わっているそう。


▲ローカルに教えてもらった人気の韓国料理店。肉も焼けますよ。

▲付け合わせもいっぱい来て、ごちそうテーブルに! 

骨付きカルビがジューシーでした。 NYのようなスカイスクレイパーな街でもあるのに、街はキレイでクラクションもなく、人はみんな親切。治安が良いのも観光客にとってはうれしい限りですよね。定番の観光地からディープなアジアンタウンまで。色んな顔を持つトロントは、とってもエキサイティングな街でした。次回訪れたら、夜遊びもしたいなと思っています。

撮影・取材・文/阿部有希 
取材協力/カナダ観光局、オンタリオ州観光局デルタ航空

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