【目次】
トロントは食の天国!?おすすめのレストランをお届け!
トロントには4泊滞在したので、色々と食べまくってきました。移民の多いカナダは、食文化も多彩で楽しい!旅の美味しいは最高の想い出。という事で、今回いただいたオススメの食事をご紹介します。
カナダと言えば中華!気軽なDIM SUMも是非
まずは中華。カナダは中国移民が最も多いので、中華料理が美味しい事で有名。気軽にいただきたいならDIM SUM(飲茶)を是非。オンタリオ湖を眺めながら中華をいただけるハーバーフロントの人気レストラン「PEARL HARBOURFRONT CHINESE CUISINE(パール・ハーバー・フロント・チャイニーズ・キュイジーヌ)」。ディナーはちょっぴりお高いですが、DIM SUMはお手軽。大勢でも2人でも、1人旅でも適量を食べられます。エビの焼売やチマキなど、何を頼んでも絶品。カナダのビールと共に!
▲蒸篭でサーブされるDIM SUMはカナダ人にも大人気。アツアツがうれしい。
▲DIM SUM にはやっぱりビール! カナダの人気ビールはバドワイザーのような軽い味わい。
本格中華は大人数で楽しみたい-Lai Wah Heen(麗華軒/ライワー・ヒン)-
ディナーは別の中華料理店を訪れました。こちらは前半滞在していたホテルの中の「Lai Wah Heen(麗華軒/ライワー・ヒン)」。トロントの中心地のとっても便利な場所です。Uberで到着してから、はじめて泊まってたホテル内だと気づいた、、、(笑)。オーセンティックな中華料理店で、この日は友人と2人だったのに頼みすぎてしまい、美味しかったフライドヌードルはTo Go(お持ち帰り)。ソースとして出て来たXO醤が美味しすぎて、これまでTo Go用に包んでもらいました。ホテルに戻ってワインのお供として完食。
▲前菜はDIM SUMプレートをオーダー。エビの焼売やスプリングロールを少しづつ。
▲肌寒い日だったので酸辣湯を。黒酢の味が濃くて健康的な味わいでした。
肉厚で美味しいサーモンステーキ
カナダの名産は必食!-360 THE RESTAURANT AT THE CN TOWER(ザ・レストラン・アット・ザ・CNタワー)-
カナダといえば、のサーモンステーキももちろんいただきました。トロントのシンボル的存在、「CNタワー」内の「360 THE RESTAURANT AT THE CN TOWER(ザ・レストラン・アット・ザ・CNタワー)」。ココは1時間でぐるっと一回転するレストラン。トロントの全貌が見渡せるレストランとして超人気です。カナダらしいメニューが人気で、オーダーしたのはロブスタービスクとサーモンステーキ。どちらも素材の味が濃厚でとっても美味!
▲裏ごしスープ、ビスクは大好物。ロブスタービスクは濃厚でクリーミーな味わい。
▲サーモンステーキはすごいボリューム。マッシュポテトやビーンズとともに。
バイソンのステーキが驚く程美味しかった!-「Boralia(ボラリア)」-
そして初めて味わったバイソンのステーキ!この日はトロント在住の友人が数週間前から予約してくれていたローカルに人気のレストラン「Boralia(ボラリア)」へ。中学も高校も同じクラスだった友人Kは、高校卒業前にアメリカに留学し、その後、トロントにヘッドクォーターのある某超有名ホテルのディレクターに。フード&ビバレッジも担当していたため、仕事柄、各都市の美味しいレストランを熟知しています。そんな彼に「カナダ料理の人気の店に連れてって」とリクエストしていて、連れてきてもらったのがこのお店。記念日やデートで訪れる人が多いそう。
サーモンのカルパチョやツブ貝のグリルは素材の味を生かしたシンプルな味付け。白ワインが進みます。プレゼンテーションも可愛いから、女子たちがダーリンにリクエストしたいレストランなんでしょうね。そして友人オススメのバイソンのステーキ。彼曰く、バイソンのステーキはアメリカでもなかなか食べられるお店がないそう。日本で馴染みのないバイソンは、牛科の動物。別名アメリカヤギュウでバッファローとも呼ばれています。アバクロのマークといえばなんとなく想像つきますよね。ソルト&ペッパーにさりげなく赤ワインを効かせたレアのステーキは、言い表すとすれば、極上A5ランクの赤身の超柔らかいお肉?クセはまったくなく、サーロインやトマホークがいまいち得意ではない私にとってのベストステーキでした。ちなみに2軒目に連れていってくれた近所のバーは、昼間はバーバー(床屋)、夜はシークレットコードをアクセスするとバーバーの扉が開き、その奥の秘密の扉を進むとおっしゃれなバーになっていました。
▲サーモンのカルパチョは新鮮で油が乗ったサーモン。せっかくだからスモークサーモンよりも生を!
▲ツブ貝のグリルは卵白のフワフワソースで。付け合わせの野菜のキンピラごぼう風とマッチ。
▲こちらがバイソンのステーキ。赤ワインのシンプルなソースで。上に乗っているのはプリツッェル風。
▲秘密のバーの外観。なんてことない床屋さんです!
▲なんてこのない内観の床屋さんの奥に見えるのが、秘密のバーの秘密の扉。
▲狭いバーの中はローカルおしゃれピープルで溢れていた! 面白いぞ、トロントナイト!
トロントは寿司ネタの宝庫話題の寿司バーで舌鼓
最後のトロントナイトは寿司バーへ。ハワイはもちろん、アメリカメインランド(本土)を旅する時は、一度は寿司バーを訪れます。お寿司大好き〜。海外行ってまでなんでお寿司? とよく聞かれるのですが、海外の寿司シェフは日本人もローカルもとっても勉強家。ネタの扱いやプレゼンテーションが日本人にはない発想だったりするんです。そしてローカルのお魚を上手に料理するので、意外とその土地ならではの食材にもありつけます。
そしてゲスト分析も面白い。ハワイの寿司バーは、ローカルが多く、比較的年齢層は高めです。2月に出掛けたシアトルでは、ミシュラン寿司にITの若者がいっぱい。サンフランシスコの寿司バーもシリコンバレーが近いので若者が多かったな。6月には大好きな「KENZO」がナパで寿司バーをオープンしたと聞きつけて、そのためだけにナパに一泊。隣に座った、近隣のワイナリーのオーナーと飲んだりして楽しかった! 先週はNYでもおしゃれ寿司バーに行きました。ちなみにトロントはグローブをしなくてもいいみたい。シアトルは州の法律で素手では握ってはいけないそうで、みんなプラスティック素材のグローブ(薄いビニール手袋)をしています。お寿司はやっぱり素手で握ってほしいな。
という訳でトロントはどうかな〜と話題の「YASU(ヤス)」を2週間前に予約。9時の回しか取れなかった、すごい人気の様子。9時ちょい前にお店に到着したら、9時の回のゲストが店前でウェイティングしてました。あいにく私たち2人はカウンターが取れなかったんですが、日本人の寿司シェフだったので、私たちとおしゃべりしたかった様子。何かと話しかけてくれました。カナダ産のサーモンやイクラ、大好物の子持ち昆布など、ひとネタづつ、とても手の込んだネタが次々とやってきて、写真撮るヒマもなく(実は食事の写真を撮るのがなんとなく苦手というのもありますが)、カナダの白ワインとともに、美寿司に酔いしれました。
▲大人気寿司バーの9時の回を待つゲストたち。9時前なのに空はまだ夕暮れ時。
▲寿司マンのプレゼンテーションにカナダ人は興味津々。次はカウンターに座りたい!
▲サーモンが名産だから、もちろんイクラもとっても美味しい! ネギトロと共に、ミニ丼で。
▲アンキモとカツオのにぎり。醤油はなしで、それぞれのネタに合った味つけがされていました。
こんなに色々食べたのに、まだまだ気になるレストランがいっぱいのトロント。人気の中華はもちろん、カナダ料理にも臆せずチャレンジするのが絶対正解。再訪したいお店ばかりだったので、次回のトロント旅は何泊にすればいいのでしょうか(笑)。楽しい悩みです!
撮影・取材・文/阿部有希
取材協力/カナダ観光局、オンタリオ州観光局、デルタ航空
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