設備アップデートで衛生面を高める|最新の給湯器には「自動配管洗浄機能」付きも
現在は、お湯を抜いたあと、自動で配管内をすすいでくれる機種が発売されています。リフォームや給湯器交換のタイミングで選んでおくと、日常の掃除負担が大幅に減りますよ。
配管の材質・施工による違い
古い住宅では配管が長く曲がりくねっているケースがあり、汚れがたまりやすい構造だったりします。リフォーム時に「最短ルート」「汚れが付きにくい樹脂管」に変更するだけで衛生面が改善されますよ。

専門的なメンテナンス|数年ごとのプロ洗浄
市販洗剤で落とせるのはあくまで表面の汚れ。数年に一度は専門業者による高圧洗浄や薬品洗浄を入れると、長く安心できます。
浴室リフォームで選べるオプション
最近のユニットバスには「除菌機能付き循環金具」「自動洗浄システム」といったオプションが選べるものもあります。衛生上、安心できますね。
最後に
POINT
- 追い焚き配管は雑菌が溜まりやすい構造
- 汚れはにおいや肌トラブルの原因になる
- 専用洗剤や重曹で月1回の掃除が効果的
追い焚き風呂は便利な機能ですが、汚れやすい構造であることも事実です。掃除のタイミングや入浴の習慣を少し見直すだけでも、清潔さは大きく変わります。無理なく続けられる方法を見つけて、気持ちよく毎日のバスタイムを過ごせるようにしてみてください。
見えない部分だからこそ、意識を向けて整えておきたいですね。
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監修
堂本章弥(どうもと ふみや)
株式会社Atelier Box代表取締役。
リフォームやインテリアの提案を通して、お客様に豊かなライフスタイルを提供している。増改築相談員、インテリアデザイナー、空間ディスプレイデザイナー1級の資格を保有。趣味は建築物巡り。国内問わず毎年数回は旅行をし、旅先の建築物や町の雰囲気を満喫している。
構成・執筆/京都メディアライン


