保存餅を最後まで美味しく食べるコツ
冷蔵庫や冷凍庫で保存していた餅が、白く乾燥してひび割れていたり、においが移っていたりする場合も、少しの工夫で美味しさを取り戻せますよ。
乾燥が進んだ餅には、茹でる方法がおすすめです。水分が十分に加わることで、ふっくらとした仕上がりに近づきます。電子レンジを使う場合は、お餅がかぶるくらいのぬるま湯に浸けて加熱すると、硬さが和らぎやすくなります。
冷蔵保存中に他の食材のにおいが移ってしまったときは、チーズやバター、のり、香辛料など、香りの強い食材との組み合わせが助けになります。
最後まで無駄なく、美味しく食べきるためのちょっとした知恵として取り入れてみてはいかがでしょうか。
冷凍餅は、自然解凍か、水に浸けながらラップをして加熱すれば美味しさがよみがえります。
飽きない! レンジでお餅アレンジ
お餅は、味や見た目に変化をつけること飽きずに楽しめます。冷蔵庫にある調味料や乾物をうまく使えば、和風も洋風も自由自在。ちょっとの工夫で、「また食べたい」と思える一皿になるでしょう。
きな粉・チーズ… 王道&手軽な味変
レンチンして柔らかくしたお餅に、身近な材料をプラスするだけで、手軽に味変が楽しめます。
甘味アレンジ
優しい甘さのきな粉をまぶすアレンジは、定番のおやつです。砂糖と塩を少し加えることで、味が引き締まり、満足感も増します。

洋風アレンジ
チーズをのせて再加熱すれば、とろりとした洋風のおやつになります。
そのほか、明太マヨや納豆と大根おろし、塩昆布バターなど、意外な組み合わせが美味しさを引き立ててくれますよ。
余った餅でおかき風スナック
食べきれずに残ってしまった餅は、電子レンジを活用して香ばしいスナックにアレンジできます。
包丁でサイコロ状に切った餅をクッキングシートに並べ、間隔を空けて加熱します。
500Wなら1分ずつ、餅がパンのように膨らんでくるまで様子を見ながら加熱を続けます。
膨らんだら裏返してさらに加熱し、表面が少し色づいてきたら取り出し、余熱でカリッと仕上げます。
油を使わずにサクサクと仕上がるので、小さなお子さんのおやつにもぴったりです。最後に塩や青のり、粉チーズを振ると風味が豊かになりますよ。
きな粉やチーズなど簡単な味変でお餅を飽きずに楽しめます。
最後に
POINT
- 水を使った加熱は、レンジでも餅がムラなく柔らかくなります。
- 焦げ目が欲しいときは、専用プレートで香ばしさが出せます。
- 冷凍餅はラップと水で加熱すれば美味しく食べられます。自然解凍もOK。
電子レンジでのお餅の加熱には、安全に、そして美味しく仕上げるためのちょっとしたコツがありました。
今回ご紹介したくっつきや爆発を防ぐ工夫、保存餅の賢い活用法、そして飽きないアレンジまで知っていれば、もうレンジ調理で迷うことはありませんね。
日常のちょっとした空腹や忙しい食事づくりの中で、この知識をぜひ役立てて、お餅の活用を楽しんでください。
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