【目次】
大人の女性がサウナデビューをするなら、どこへ行くのがいい？
働く女性の心と体にサウナが〝効く〟その魅力を知り、サウナの上手な入り方を知り…サウナ初心者のエディターUもこれで準備が整いました！ さっそく念願のサウナデビューといきたいところですが、やはりまだどこかに抵抗感が。上級すぎない〝初心者にも優しい〟サウナがあって、静かでクリーンでゆっくりくつろげて…そんなスポットがあるならば、是非そこからスタートしたいもの。
「それなら池袋にある『タイムズ スパ・レスタ』がいいですよ。ミストタイプのサウナだから初心者でも気負わずに挑戦できるし、大人しか入れないスパだから落ち着いているし、アメニティが充実しているのも高ポイント。まずはここに行ってみてください！」
と再びサウナ女子さんに教えを請い、サウナデビューに適した素敵なスポット情報をGETしたのでした。
『タイムズ スパ・レスタ』で実際にサウナデビューしてみた
サウナ女子さんのアドバイスを胸に、いざ『タイムズ スパ・レスタ』へ。場所は池袋駅からであれば徒歩約８分、サンシャインシティの目の前。東池袋駅を利用してサンシャインシティを通り抜けながら向かうルートを使えば、雨の日でもほぼ濡れずに行ける…！ という好立地です。平日の仕事帰りにでも、休日でも来やすそう。
スパのエントランスがあるのはビルの11F。〝都心の大人のスパ施設〟がコンセプトというだけあって、入り口からしてシックなつくりです。18歳以上しか入館できないという年齢制限が設けられていることもあり、名実ともに大人の雰囲気。受付を済ませた後に広がるロビースペースもリュクス感抜群です。これはまさしく〝都心の大人のスパ施設〟。しかも女性専用フロアがあるのも過ごしやすい。このスパで体験できる〝初心者にも優しい〟サウナとは…？ どんどん期待がふくらみます。
蒸気たっぷりで多湿なミストサウナ。とにかく初心者でも入りやすい！
さて、本題に入りましょう。女性浴室は、白を基調としたクリーンな印象。露天エリアにはジェットフォームバスもあって、これぞ都心のリゾート…極上のリラックス空間が広がります。
そんな女性浴室内にあるのがこちら、『クリアミストサウナ(塩サウナ)』です！ タイル張りのサウナルームは、(写真には写っていませんが)蒸気がモクモクと立ち込めていて真っ白…。普段よく見るウッディなつくりでカラカラに暑いサウナとはまるで違っていてびっくり。そう、サウナ女子さんが〝サウナ初心者にも優しい〟とくれた一番の理由は、このサウナが〝ミストタイプ〟だからなんです。
サウナは大きく分けて〝ドライタイプ〟と〝ミストタイプ〟の2種類があるそうなのですが、私たちが普段よく目にするサウナは高温低湿の〝ドライタイプ〟。それとは異なり、部屋中に蒸気が充満していて湿度が高く、また〝ドライタイプ〟よりも温度が低いのが〝ミストタイプ〟サウナの特徴です。
「湿度がしっかりあってしかも温度が低めだから、はじめてでも上手く入れるはず。そうだなぁ…フェイススチーマーを全身で浴びてるような感覚かな。気持ちよさそうでしょ？」
とサウナ女子さんが教えてくれた通り！ 暑さに耐性のないエディターUが、サウナに10分近く入っていてもここはまったく辛くない！(上手な入り方レクチャーの通り、濡れタオルで頭を巻き、温度低めの下段に座ってチャレンジ。上段と下段で体感温度がガラッと変わってびっくり) 肌にミストがじわっと浸透して潤うし、息をすると鼻や喉の奥にミストがふわっと入り込んでこれまた潤うし…フェイススチーマーを全身で浴びてる感覚、まさにそれ！じわじわと発汗しながら、日常生活で乾ききっていた肌や体内がじんわり潤っていく感覚が最高に心地いい！
『タイムズ スパ・レスタ』のミストサウナは、さらに女性が喜ぶツボを押さえておりまして。上の写真中央・器にこんもり盛られた白いモノにご注目ください。これは、フランスのマリンコスメブランド〝フィトメール〟のタラソパックを配合した塩。なんとサウナに入りながら塩スクラブができるのです…！ アロマの香り漂うミストに包まれながら、無心でただただ塩スクラブをしていたら、10分間なんて本当にあっという間。気づけば肌がウルウルのツルツルに。正直な話、もうこれだけでも大満足です。
水風呂に入っているのに、冷たくない…？ 不思議な感覚が病みつきになる！
ミストサウナでかいた汗をシャワーで流して、ついに水風呂に挑戦です。『タイムズ スパ・レスタ』の水風呂はこんなスペースになっています。
サウナ女子さんから教えてもらった通り、足に水をかけ、腕に水をかけ…と徐々に体を水に慣らしていきます。サウナルームではうまく過ごせたとはいえ、水風呂の冷たさはまだちょっと怖い。サウナ(約10分)→水風呂というループを３回繰り返したのですが、1回目・２回目は恐怖に負けてヒザまでしか水中に入れることができませんでした…。ですが、2回目の水風呂チャレンジを終えて３回目のサウナに向かう途中で気づいたのです。
全身に水をかけているはずなのに、足は水に浸かったはずなのに、まるで寒くない。むしろ、水風呂の中に入れていたひざ下は内側からポカポカと温かい気がする……しっかり水風呂に入ることができたら、この不思議な感覚が全身に広がるのでは…!?
ということで、3回目で意を決してジャブジャブと水風呂に突入。肌に水がついた瞬間はヒヤっとするものの、なぜだろう水中は冷たくない。一枚の温かな膜が体全体を包んでくれているような…これが前回記事でサウナ女子さんが言っていた〝羽衣〟だ！ 未だかつて経験したことのない感覚と天にのぼるような心地よさに感激。ひとり水風呂に浸かりながら、言葉にならない感動を味わいました。そして水風呂を出て、思わずこうつぶやいてしまったのです。
サウナ→水風呂のループ、もう１セットやりたい…。
サウナ→水風呂の後は、ディープリラックスの時間。心も体も〝ととのえ〟よう！
かくして、まんまと(？)水風呂の衝撃的な快感に気づいてしまったわけですが、サウナ→水風呂ループの後は大事な休憩タイム。血行がよくなって、鼓動もバクバクしている状態の体を落ち着けようと露天スペースへ。そこにあったリクライニングチェアに腰掛けてぼーっとしていると……肌を撫でる風がとっても心地いい。心臓の動きや血の巡り、五感がすべて研ぎ澄まされた状態は、これまた体験したことのない極上のトリップタイム。雑念が取り払われて無になっていく…ディープリラッックスとはこのことか！ まさか池袋の青空の下で、こんな経験ができるなんて…(遠い目)。
サウナ、水風呂ありがとう、身も心も〝ととのう〟感覚、存分に堪能させていただきました…。
また、『タイムズ スパ・レスタ』にはリクライニングチェアでテレビや映画を楽しみながらくつろぐことができるラウンジも。
こちらは女性専用フロアにあるリラックスラウンジ。館内着に着替えた後、ここでさらにリラックスタイム…なんて過ごし方が最高です。う〜ん、至福のひととき…ととのう〜。
サウナ初心者に優しいだけじゃない。働く女性の心をつかむポイントがまだまだあった！
『タイムズ スパ・レスタ』には、サウナ以外にも「また来たい！」と女心をくすぐる魅力がたくさん。最後にその一部をご紹介しましょう！
まずは、パウダールームのアメニティが充実っぷりが素晴らしい。
〝雪肌精〟のスキンケア類がそろっているほか、ドライヤーは〝パナソニック〟のナノケアシリーズだったり、〝ダイソン〟だったり！ ドライヤーだけでなく、〝パナソニック〟のフェイススチーマーなど美容家電も無料で使えます。かなり気分が上がりました。
スパ施設のほか、館内にはトリートメントサロンやボディケアサロンもあるので、サウナでととのえた体をさらに優しくほぐしてもらうもよし！ レストランで食事もできるから、一日ここで過ごせる…いやむしろ一日ここで過ごしていいですか…。
そして、地味にいいなと思ったのがこちら。簡易的ではありますが、ノートパソコンなどで作業ができるコワーキングカウンターがロビーの奥に用意されていたのです(もちろん電源コンセントあり＆Wi-Fi接続も可能！)。
サウナで頭をすっきりさせたら、煮詰まった仕事も原稿もはかどりそう…な〜んて考えていたので、これはかなりうれしい！ ここでバリバリ仕事を片付ける→スパ・サウナでリラックスする→戻ってきてバリバリ仕事を片付ける…そんなスパの使い方をするお客さんも増えてきたとか。カフェでノマドワークならぬ、スパでノマドワークだなんて、実に今どきな響きです。
ということで、サウナ女子さんの紹介の通り『タイムズ スパ・レスタ』で無事にサウナデビューを果たすことができました！ 水風呂の快感もわかったことだし、次は〝ミストサウナ〟からもう一歩進んで〝ドライサウナ〟に挑戦してみたい！ エディターU、どんどんサウナにハマっていく予感がします。次回に続く!!
■タイムズ スパ・レスタ
東京都豊島区東池袋4-25-9 タイムズステーション池袋10〜12F
TEL 03-5979-8924
営業時間 11:30〜翌9:00(最終入館時間8:00) 不定休
公式HP
取材協力
サウナ女子
バリバリ働くキャリアウーマン兼社会人大学院生。二足のわらじをはきながら、実は国内約190カ所、海外13カ国のスパ・サウナを巡る〝サウナー〟の顔も持つ。サウナへの深い愛が話題を呼び、サウナにまつわる取材・インタビュー記事の監修や執筆、イベント協力などもこなす。そんな彼女の最新サウナ事情は、Twitter(@3unajoshi)・Instagram(@saunajoshi)・ブログをチェック！
