【目次】
アラフォー世代になったら「感じよく喋る」技を身につけましょう!?
上司もいる、後輩もいる。ちょうど社内の中間管理職として働くアラフォー世代の皆さんに、突然ですが質問です。上司・後輩に対して、それぞれどのような表情で接していますか? 「上司からは信頼されたいし、後輩に対しては威厳を保ちたい」。そんな理想を持つ人もいると思いますが、では一体どんな表情で接するのが正解? 今回も顔ヨガインストラクター・小島和子先生に、アラフォー世代の複雑な気持ちについて相談させていただきました!
◆ 「皆に見られてる!! 」と意識し過ぎるとかえって不自然な表情になるので注意!
小島先生「確かにこの世代は上も下もいるので、『しっかりしなきゃ! 』と肩に余計な力が入り過ぎてしまう人が多いように思います。力み過ぎると表情が硬くなり、威圧感を与えかねません。極力リラックスするように心がけましょう。ただしそれはヘラヘラとした表情でいることとは違います。理想はあくまでもニコニコと感じの良い表情。イメージは女性アナウンサーの笑顔です。
感じの良い表情は信頼感や信用を生むので、例えば後輩が失敗したときに注意しなくてはならない場面でも、言葉に説得力が増し、素直に聞き入れてもうらことができると思います。少なくとも叱られている方は、威圧感や恐怖感など悪い印象は抱かないでしょう」
感じよく喋るための〝おいしい顔(前歯を8本見せる笑顔トレーニング)〟開始!
1. 前歯が8本見えるくらい口角を上げる
小島先生「口元から上の歯のみ8本見えるくらい口角を上げましょう。口角を上げるときは頬を上げることを意識して」
小島先生「トレーニングは必ず鏡を見ながら実践します」
2. 舌で上の歯を舐めるように左右にゆっくり動かす
小島先生「『舌を動かすと下顎が出てしまう』『舌と一緒に顎も動いてしまう』という人は、指で顎を抑えながらトレーニングを」
呼吸するのを忘れずリラックスした気持ちでおこなうのがポイント!
小島先生「楽しいことを考えながらトライすると頬も上がりやすくなります。練習中、気づいたら息を止めながらやっている人もいるので、呼吸することを忘れずに (緊張しやすい人にありがちなんです!)。リラックスしながらやりましょう」
焦りやすい! 緊張しやすい! そんな人にもおすすめのトレーニングなんです
小島先生「会議など人前で話す機会が多い方に伺いますが、プレゼンするときに口元が緊張で震えた経験はありませんか? 私も人前で話す職業をしていますが、以前は緊張すると口元が震え、早口になる癖がありました。実はこれも表情筋を鍛えることで克服することができるんです。
表情筋を動かして話すと、喋るスピードは自然と落ち、噛まずに話すことができるようになります。すると気持ちも落ち着いて頭の中で言葉を選びながら流暢に話せるようになります。私自身もこのトレーニングで見た目が若返っただけでなく、気持ちが前向きになり、人と接するのが得意になるなど、内側の部分も生まれ変わりました。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください」
表情筋を鍛えることで外見はもちろん、内面まで変身できるなんて…。経験とキャリアを積んだアラフォー世代。次は顔ヨガで、自らの印象を磨いてみるのも良いかもしれませんね! トレーニングは次回へ続きます!
【これまでのLessonはこちら】
・「顔ヨガを続けるメリットって?」
・【Pre Lesson】顔の緊張をほぐす〝くちゃくちゃぱっ体操〟
・【Lesson1】頰の筋肉を鍛える!幸福感のある「まあるいほっぺ♡ 」のつくり方
小島和子
ヨガ・顔ヨガインストラクター。BODY STORE 恵比寿店を拠点としヨガ講師を務める他、「人前で話すことが苦手な人」「就職活動中でこれから面接を受ける人」「結婚相談所に通う婚活中の人」などに、笑顔で喋るレッスンもおこなう。
・ブログ「恵比寿の顔ヨガインストラクターのブログ すっぴん力をあげて10歳若返る方法」
・Instagramはこちら
撮影/黒石あみ 取材/望月琴海