【目次】
〝ビックリスマイル〟で丸みのある頬(=幸福顔)を手に入れる♡
丸みがありふっくらとしたパーツは女性らしい印象を与える…という話は、【Pre Lesson】でもお伝えしましたが、頬もそのパーツのひとつ。笑うと皆さんの頬の位置は高く盛り上がった状態になりますか? 「頬の位置が下がった」という人や以前より「表情が乏しく感じる」人は、頬の筋肉が衰えはじめているサインかも!? 今回も顔ヨガインストラクター・小島和子先生に、衰えた頬の筋肉を鍛える方法について伺いました。
ビックリスマイルのその前に…プレ・エクササイズ!
1. 笑顔をつくるときは「斜め45度」方向に付いた頬の筋肉を意識!
小島先生「手鏡を用意し、鏡に向かって『ニコッと笑う、元の表情に戻す』を何度か繰り返します。笑ったとき、頬の位置は上に上がっていますか? 頬の筋肉は斜め45度方向に向かって付いているので、笑顔をつくるときに真横に口角を開ける癖がある人は、表情が不自然になっているかもしれません。筋肉の方向を意識し、口角も上へ! 」
2. 口角が上がりづらい人は手を使用して上へとガイドする
小島先生「顎に片手を添え、そのまま耳に向かって(斜め45度方向)スライドさせていきます。スライドさせる手は力を入れずスーッと滑らす程度に。左右片側の口角だけが下がっている人は、そこを重点的にエクササイズし、口角を上げるクセをつけます」
3. 最後はガイドしていた手を離し、笑顔で「アイウエオ、カキクケコ…」!
小島先生「トレーニングの最後に、しっかり頬の筋肉が鍛えられているかどうかを鏡を見ながらチェックします。笑顔をキープした状態で『アイウエオ、カキクケコ…』と、声に出して50音を読み上げてみましょう。口角が上がった状態でもうまく発音できればOK! トレーニングが効いている証拠です」
いよいよ「ビックリスマイル」に挑戦!
1. 両方の口角がV字になるよう笑顔をつくり、限界まで頬を引き上げる
小島先生「ポイントは、限界まで口角を上げた状態でも喋れるかどうか。もし「喋れない」という人は、話すときに奥歯に力が入っている(噛み締めている)可能性があります。奥歯に力を入れてしまうと顎の関節あたりに付いている筋肉が発達し、エラが張ってしまう原因に」
2. さらに頬の位置をアップさせるため、頬の下を親指でグイッと持ち上げ、息を止めずに10秒間キープ
小島先生「頬を上げるとき、下まぶたも一緒に閉じてしまわないように注意。目はしっかり開きましょう」
3. 頬を上げた状態を保ちながら親指をゆっくり離し、その状態で5秒間キープ
小島先生「親指を離しても頬の位置がキープできている人は、頬の筋肉がしっかり鍛えられています」
【番外編】つい顎に力が入ってしまう人は頬をV字に上げるトレーニングもおすすめ♡
小島先生「クセでつい肩に力が入ってしまう人や笑うときに奥歯を噛み締めてしまう人は、硬く緊張した表情になりやすいので、頬をVラインに上げて表情をリラックスさせましょう」
【エクササイズのやり方】
1. 顔を少し斜め上に上げる
2. 顎の中心に両手を当て、上に向かって「ハ〜〜〜」と息を吐き、全身の力を抜く
小島先生「ポイントはリラックスした状態でおこなうこと。お風呂の中でもいいですし、今日起きた楽しい出来事を考えながらやってみるのもおすすめ。継続すると顔の筋肉が柔らかくなり頬も上がりやすくなります」
「頬の筋肉を上げる感覚」を覚えるまでトレーニングを!
小島先生「トレーニング後、頬の筋肉が痛い人は効果が出ている証拠です。最終的に鏡を見なくても、笑うと理想の高さまで頬が上がるのがベスト。そこにたどり着くまで〝ビックリスマイル〟を継続してみてください。またトレーニング後、両顎の関節が痛いと感じる人は、力を入れるべき筋肉の場所が間違っています。あくまでも頬の筋肉を動かすことを意識しましょう」
【これまでのLessonはこちら】
・「顔ヨガを続けるメリットって?」
・【Pre Lesson】「顔の緊張をほぐす〝くちゃくちゃパー体操〟」
小島和子
ヨガ・顔ヨガインストラクター。BODY STORE 恵比寿店を拠点としヨガ講師を務める他、「人前で話すことが苦手な人」「就職活動中でこれから面接を受ける人」「結婚相談所に通う婚活中の人」などに、笑顔で喋るレッスンもおこなう。
・ブログ「恵比寿の顔ヨガインストラクターのブログ すっぴん力をあげて10歳若返る方法」
・Instagramはこちら
撮影/黒石あみ 取材/望月琴海