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LIFESTYLE 職場の悩み

2019.06.17

緊急事態!夜間にLINEで仕事メッセージを送るのはアリ?ナシ?【働く女性の質問箱】

つい、自分の都合でやってしまいがちな夜間のメッセージ送信。どこまでOK? そして意外な落とし穴が。ITジャーナリストに聞きました。

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Q:LINEやSlackやメッセンジャー、仕事相手に送っていいのは何時まで?

答える人/高橋 暁子(ITジャーナリスト)

A:緊急時以外は「業務時間内」が基本です。

たとえ親しい間柄だとしても、メッセージを送る行為は、相手の時間に入り込むことになり、仕事をさせることになります。ですから、送る時間は「業務時間内」が基本です。特に、相手がメールやメッセージをスマホで受け取っている場合は、プライベート時間を奪うことになってしまします。

ただし、勤務時間を過ぎて緊急を要する場合は、「業務時間外に(または「夜遅い時間に」)申し訳ございませんが、緊急の用件で連絡をさせていただきます」と付け加えた上で、お伝えしましょう。

また、あまりに時間外や休むべき日に社外に連絡をすることが多いと、自社がブラックである証明にもなりかねません。上司が部下に、LINEなど仕事の要件を送る場合も、同じです。作業させるような内容を含むのであれば、業務命令にあたり、法律的にはそれに対応した時間の対価を払わないといけなくなります。こうした最近の状況もふまえ、業務時間内で必要なことを済ませる。それができるかどうかで、仕事のスキル、能力が問われる時代です。つい気軽にやってしまいがちなだけに、気をつけたいですね。

ITジャーナリスト

高橋 暁子(たかはし あきこ)

書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。SNSや情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著作多数。『あさイチ』『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。

●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。

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