Q:ペーパーレスに慣れず、紙がないと頭に入りません。
答える人/高橋 暁子(ITジャーナリスト)
A:理解・校正などの場合は断ったうえでプリントを
パソコンなどの画面だけでなく、紙に印刷して読むほうが、視認性が高いことはすでに証明されています。ですから、ペーパーレスの時代ではあるけれど、深く理解する作業、校正など精度が問われる業務の場合は、必ずしもとらわれなくてもいいと思います。ペーパーレスを遵守していても、内容で見落としがあったら本末転倒ですからね。
文書をプリントアウトする場合、「これ、プリントアウトさせてもらいます」「最近、ちょっと字が見えにくくて(笑)」などとひとこと断ると、スムーズかもしれませんね。ミスがなく、結果的に迷惑をかけないことが大事だと思います。
ITジャーナリスト
高橋 暁子(たかはし あきこ)
書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。SNSや情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著作多数。『あさイチ』『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。
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