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2019.10.05

保護猫について考えるちょっと真面目なお話|サンシャイン池崎×さきとも(ぐっぴー飼い主)空前絶後の保護猫対談vol.2

 

著書の中で、保護猫やペットの殺処分についても触れている池崎さん。池崎さんなりの動物保護についての考えをうかがいました。

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ペットの保護団体があることや譲渡会などについて知ってほしい

昨年、保護猫団体の「猫の森」から風神&雷神を譲り受けたサンシャイン池崎さん。念願の猫との共同生活をスタートさせ、その楽しくハッピーな日々を綴った『空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編』は、発売されるやいなや大きな話題を呼んでいます。キュートな風神ちゃん(風ちゃん)とハンサムな雷神くん(雷ちゃん)はもちろん、池崎さん(池ちゃん)の人気もうなぎのぼり!

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『空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編』より

▲風ちゃん&雷ちゃん&池ちゃん。みんな仲良しの池崎家。

池崎さんが「どうしても」とこだわっていたのは、保護猫を受け入れたいということ。保護猫とは、捨てられたり保健所に持ち込まれたり、たくさん飼いすぎて手に負えなくなってしまった状況から保護された猫たち。動物保護団体は、譲渡会などにより保護された猫(猫にかぎらず犬もですが)の新たな里親を探す活動をしています。ぐっぴーも、瀕死の状態のところをさきが保護した元ホームレス猫(=保護猫)。でも意外と世の中には保護猫や譲渡会の存在を知らない人が多く、たくさんの猫や犬が殺処分されているのも事実。今回は、保護猫について考えるちょっと真面目なお話です。

ぐっぴーって一体何者!?
▶︎インスタで大人気の元ホームレス猫【ぐっぴー】がなんと『Domani』専属モデルに!


▲保護猫について語るときは真剣そのもの。そう、サイレント池崎さんになるのです。

保護猫にこだわる理由は、実はただのあこがれだった!?


さきとも:
池崎さんは猫のどんなところが好きですか?


サイレント池崎さん(以下敬称略):
何を考えているのかよくわからないところとか、ちょっとツンデレなところも好きですし、急に甘えてきたりとか…、ちょっとドジなところもたまらないですね。

さきとも:えっ、全部じゃないですか!この本の写真を見るかぎり、池崎さんはデレが多めですね(笑)。

池崎:ははは、そうですねーデレが多くなっちゃいますね。


▲「この風ちゃんのかわいさ、エグすぎるでしょ!!!」とデレデレ。

さきとも:ご実家では猫は飼っていなかったんですか?

池崎:飼っていなかったですね。田舎なので野良猫と遊ぶことが多かったんですよ。今までずっと飼ったことはなかったのですが、飼いたいという願望はあったんですよ。でも、経済的なことだとか(賃貸の)部屋の問題もあって。ようやくお金に余裕が出てきてペット可の物件に引っ越して、「いえぇーーーーーい!!!あとは飼うだけー!」と思っていたんですね。

さきとも:風ちゃんと雷ちゃんが来る前にペットOKの部屋に引っ越していたんですか?

池崎:そうなんです。で、捨て猫がいいなと思っていたんですよ。雨の日にダンボールに入った捨て猫を見つけて、傘をさしてあげて…という出会いに憧れていました。でも全然いないんですよね、捨て猫って。実際いないほうがいいんですけどね。ちなみにおふたりはぐっぴーとはどんな出会いを?

さきとも:道で拾ったというか…

池崎:へええぇぇーーーー!

さきとも:冬の日に、近所の駐車場に子猫がひとりぼっちでいて。保護したときは生後1か月くらいで、ポケットに入るくらいの大きさだったんですよ。


▲さきとも家に保護されたばかりの日のぐっぴー。まさに瀕死の状態だった。

池崎:ひとりぼっちで?それが今や…こんなにふっかふかになるんですか。(しみじみと)それにしてもすごい顔ですよね、ぐっぴー。

さきとも:顔が特徴的なんです(笑)。私たちはとぐっぴーの出会いは、池崎さんの理想そのものでしたね、うふふ。で、そこからなぜ保護猫を飼うことになったんですか?

池崎:知り合いの市岡元気さんに、猫を飼いたいという話をしたら「猫の森」(猫の保護団体)を紹介してくれたんです。風ちゃんと雷ちゃんが僕のうちに来たのは…3か月くらいかな?「猫の森」さんが最初はおすすめの餌をくれるんですけど、もう、カリカリをガシガシ食べていましたね。


▲池崎家にやってきた風ちゃんと雷ちゃん。カメラはハライチの岩井勇気さん(猫友)。

風ちゃんと雷ちゃんを譲ってくれた動物保護団体の、少しでも力になりたい!

さきとも:風ちゃん雷ちゃんには何度か会って決めたんですか?

池崎:1回会っただけで決めました。生後2か月くらいのときにうちに連れてきてもらい、1か月のトライアル期間を経て正式譲渡でした。他の譲渡会に行くこともなく、「この子たちだ!」って決めたんです。

さきとも:保護猫を引き取るための審査は厳しくなかったですか?家を空ける時間が長い人やひとり暮らしの人は、なかなかOKが出ないと聞きます。

池崎:この本にも条件が載っていますね。この条件は「猫の森」さんのものであって、団体によって異なります。

【「猫の森」の里親応募資格(一部)】
✔︎家族全員が猫の飼育に同意していること
✔︎賃貸物件や集合住宅の場合、「ペット飼育可」と記載された賃貸契約書または管理規約の写し(コピー)を提出すること
✔︎単身者および60歳以上の方は後継人を立てること
✔︎猫の健康状態に留意して必要な医療を受けさせ、猫の習性を理解し適切な飼育をおこなうこと
✔︎猫が20歳近く生きる動物であることを理解し、終生飼育すると約束できること
✔︎写真つき身分証明書(運転免許証、パスポートなど)の写し(コピー)を提出すること

池崎:命を預かるわけだから、やはり里親になるにはそれなりの覚悟が必要だと思うんですよね。「猫の森」さんはなんでもかんでも厳しいわけじゃなくて、人となりを見て、これなら大丈夫とジャッジするような気がします。

さきとも:池崎さんは「猫の森」さんにボランティアに行っていますよね。

池崎:行ってます、今までに3回行きました(8月上旬時点)。風ちゃん雷ちゃんを譲ってもらって、僕はすごくうれしかったんで、お礼をしたいと思って行っています。ありがとうございました、っていうのだけだとなんか違うなと感じて、何かをして協力したいなぁと。

さきとも:ボランティア活動は、具体的にどんなことをされているんですか?

池崎:保護されている猫が数十匹いるので、トイレの掃除をしたりケージを拭いたり、水を替えたり餌をあげたり…。2時間があっという間です。


▲「猫の森」のボランティアは掃除や猫の世話など、やることが盛りだくさん!

さきとも:私たちは保護猫という存在も譲渡会も知らなかったんですよ、ペットはペットショップで買うのが一般的だと思っていて。保護されることもなく殺処分される犬や猫もいるわけですよね。

池崎殺処分に関してあまり詳しくないんですけど、ペットショップで売れ残っちゃった猫なんですか?

さきとも:それもありますし、20%くらいは飼い主がもう飼えなくなったとかで保健所に持ち込まれるケースなんだそうです。あとは野良猫が捕まっちゃったり。

池崎:そうかー。保健所に行く前に保護団体に持って行くとかしてもいいと、僕は思いますね。団体も大変になると思うのですが、殺処分よりいいと思います。ボランティアの人が増えてお金ももっと集まればいいなと思います。難しい問題ですよね。

こんな危惧をされていた池崎さんですが、チャンネル収入で得た利益(経費と税金を除く)を全額寄付するべく、Youtubeチャンネル『ふうちゃんらいちゃんねる』を8月29日に開設!

【池崎猫企画】収益を全額○○!?空前絶後の最強のねこチャンネル開設!

池崎:あとは僕ができることは、この本ですね!精力的に宣伝して、それで保護猫や里親について知ってくれる人が増えるといいな。それから今までどおりボランティアをやって、ツイッターで発信して。コツコツやっていきたいですね。


▲「これですよー、これ!本屋で見つけたら即時購入。もちろんネットでポチりでも!」

さきとも:わたしたちも、猫を飼うときに保護猫を選択肢として入れてほしいなと思い、インスタを入り口にして、イベントに来てもらってちょっと真面目な話も聞いてもらって。

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池崎:うんうん、いいですね!

「風ちゃんと雷ちゃんを譲ってくれた動物保護団体のために、少しでも役立つことをしたい」というシンプルな思いから生まれた『空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編』。保護猫について考えるきっかけになり活動が広がれば、世界から不幸な犬や猫が減るかもしれませんね。


▲「みんなで幸せになろうぜーーーーーいええぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!」

 「サンシャイン池崎×さきとも(ぐっぴー飼い主)空前絶後の保護猫対談vol.3」は後日公開!お楽しみに♡

撮影/大靏 円(昭和基地) 取材/さきとも 構成/斉藤裕子

サンシャイン池崎さん空前絶後のコメント動画(※音量注意)

撮影/大靏 円(昭和基地) 取材/さきとも 構成/斉藤裕子

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空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編
サンシャイン池崎/著 (宝島社/¥1,200)

子どもたちから絶大な人気を誇るお笑い芸人・サンシャイン池崎の初めての本は、2匹の保護猫との生活を写真と文章で綴った一冊。ビギナーゆえの困惑と幸福が入り交じった猫ライフは、テレビでも取り上げられ、SNSでも多くの共感を呼んでいます。実際に猫を飼っている猫好きのみなさんにはもちろん、これから猫を飼ってみたいと考えている方にも楽しんでもらえるエピソードがいっぱい。ふりがなつきで小学生でも読めます。面白くて心温まるエピソードに加え、「保護猫」という真面目なテーマにも言及。現在行政でも改善への取り組みが進んでいる「犬・猫の殺処分問題」についても、明るく前向きに考えるきっかけとなる内容になっています。

サンシャイン池崎

1981年、鹿児島県鹿屋市生まれ。お笑い芸人。ワタナベエンターテインメント所属。2007年デビュー。2018年に保護猫2匹を引き取り、里親に。2019年現在は保護猫活動にもボランティアとして参加。Twitterで愛猫への愛を叫ぶツンデレな“裏アカウント”も話題となり、フォロワー数は40万人を超えた。テレビ東京系『おはスタ』(月曜7:05~)、NHKラジオ第2『基礎英語0』(月曜18:35~)にレギュラー出演するほか、さまざまなバラエティ番組でも活躍中。

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Domani専属モデル/インフルにゃんサー

ぐっぴー

 誕生日:2012年11月2日(推定) 年齢:6歳 性別:たぶん男子(去勢済) 出身:東京都足立区 特技:人の話を聞くこと 苦手なもの:掃除機  好きなタイプ:貝殻ビキニの武田久美子 Instagram:@gupitaro  Twitter:@Gupitaro1102  Ameba公式トップブロガー:「ぐぴログ」

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