こんなパン見たことない!“ネオ感”満載の「令和パン」
パンブーム継続中の今、新時代・令和を迎え、パンも次々と進化を遂げているんです!なかでも思わず誰かに自慢したくなる⁉︎ 今までにないビジュアルや味の組み合わせがなんとも新しい最先端のパンの魅力をチェックしたい♡そこで、四六時中パンのことを考えていると豪語する、パン好きモデル・パン野ゆりさんが厳選した、これから注目されること間違いなしの「令和パン」をご紹介します!
(1)【麻布十番】チェコの定番“トゥルデニーク”は令和時代の新・食べ歩きおやつに決定!
街ぶらの定番といえば今まではクレープでしたが、令和の新定番食べ歩きおやつとして名乗りを挙げるのが、チェコの定番おやつ「トゥルデニーク」。見た目はチョココロネに似ていますが、焼きあがった生地に、細かく砕いたアーモンド、くるみ、シナモンシュガーをまぶすのがポイント。今年3月に麻布十番にオープンした“トゥルデニーク”専門店「Český」には、オーソドックスなトゥルデニークをはじめ、全7種類のラインナップがそろいます。
▲プラハ ¥650(税抜)
中でもおすすめは、焼きたての“トゥルデニーク”の中に、たっぷりのソフトクリーム、さらにチョコブラウニーやキャラメル&チョコシロップをトッピングした「プラハ」。焼きたて生地の温かさとひんやり冷たいソフトクリームの絶妙な“ひやあつ”の温度感がたまらない!まずは上のソフトクリームを急いで吸って“バキューム食べ”。そしてパン生地にたどり着くと、外はサクッ、中もっちりの“トゥルデニーク”とついに融合♡いくつもの食感と異なる甘みが一気に口の中に広がるこの美味しさは罪です♡
お店は最寄りの麻布十番駅1番出口から約1分!店内には2席分のイートインスペースが設けられていますが、お天気のいい日などは“トゥルデニーク”を頬張りながら、麻布十番の街をブラブラお散歩するのがおすすめ。日本ではまだあまりなじみはない“トゥルデニーク”。SNS映えするインパクト大なビジュアルも含め、これから注目される「令和パン」になること間違いなしです!
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▶︎バキューム食べしたくなる進化系チョココロネ!? チェコの名物“トゥルデニーク”が日本にやってきた【パンの概念を覆す“令和パン”#1】
(2)【銀座】フルーツサンド好きを唸らせる!味変まで考えられた完璧な“ストロベリーサンド”
パンブームのなかでも特に目にすることが多いのが、断面の美しい“フルーツサンド”ではないでしょうか?なかでも洗練さが桁違いだとフルーツサンド好きのパン野さんに言わしめたお店が銀座・GINZA SIX内にあるカジュアルウェアブランドに併設されたカフェ「JOE’S CAFÉ」です。
▲ストロベリーサンド ¥1,200
大理石風のプレートに品よく並べられた〝ストロベリーサンド″。代官山の「GARDEN HOUSE CRAFTS」のほんのり優しい甘みのあるパンと、甘酸っぱいイチゴの最強タッグ♡生クリームにはマスカルポーネチーズを混ぜ込んでいるから、甘ったるくなく洗練されたスッキリとしていて、甘いものが苦手な人でもイケる味わいなんです。さらに最大の魅力は味変。添えられた「ブリー」というチーズをはさんで食べると、チーズの塩気がマッチしてコクと深みが増すんです。
ちなみにこの〝ストロベリーサンド″は通年通して食べられるそう!季節限定でないのがうれしいですね。その他、季節の限定の〝フルーツサンド″も登場するそうですよ♡
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▶︎イチゴにチーズ、きゅうりにはちみつ。銀座で究極のパンに出会った!【パンの概念を覆す”令和パン”#2】
(3)【渋谷】幻の逸品、パン×お寿司の組み合わせはビジュアルもおいしさも100点
パティシエから転身したという経歴をもつオーナーシェフ・杉窪章匡氏がプロデュースする人気のパン屋「365日」が手がけるレストラン「ヨル15℃」で食べられるのが、誰も予想しなかったコラボ、パン×お寿司を実現させた“パン寿司”。「寿司の形をしたパンだろう」と思いきや、出てきてびっくり、パンの上には間違いなく寿司ネタであるお刺身がしっかりと鎮座。
こちらの甘エビは、土台となる部分にカリッと焼いた角食パン、その上にワカモレ(アボカドをペースト状にしたメキシコ料理サルサの一種)、そして、凍らせてあるトウモロコシと生クリームのペーストと、食感を加えるためのきゅうりが。コーンポタージュのような優しい甘みと甘エビのプリッとした食感。初めてすぎる組み合わせながら、どこにも違和感のない完成度にあっぱれです!
全体的なポーションもほどよく、ヘルシーなメニューが揃うお店なので、女友達と行くのに最適。“パン寿司”食べずして「ヨル15℃」は語れず!異色ながら完璧な組み合わせを楽しんでみて。
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▶︎パンの上にお刺身!? 意外性に心奪われる「ヨル15℃」の【パン寿司】が傑作すぎ!
(4)【押上】まるでケーキ⁉︎な衝撃ボリュームのフルーツサンドはパンも自家製の本格派
スカイツリーの目の前、押上駅から徒歩2分にある「cafe cocona」は、カラフルなフルーツサンドがずらりと並ぶパネルが目を引くパン屋さん。笑顔も優しいほっこり系オーナーが手がける商品は、具材はもちろんサンドイッチに使われる食パンをはじめ、丸パン、バケットと、パンもすべて自家製というこだわりっぷり。無添加低温長時間発酵という製法で作ったパンは、もちもち感がポイントだそう。
▲いちじくサンド ¥500
こちらのお店で食べるべきは、これぞ約10㎝はあろうかというこの店最大級の分厚さを誇る“いちぢくサンド”。なんと大きめのいちぢくが丸ごと1個使われているなんとも贅沢なフルーツサンドなんです♡ しっとりもちもちの自家製食パンとこだわりの生クリーム、それだけでも十分美味しいのに、そこに完熟したいちぢくのほどよい甘みが加わると…口内は美味しさの大洪水♡すべてが一体化したおいしさに、驚くほど一瞬で食べ終わってしまいます。
フルーツサンドだけでなく、おかず系の衝撃インパクトなボリュームサンドも!ドリンクを頼めば購入したパンをイートインできるそう。ボリューム満点のサンドイッチを食べたあとはスカイツリーを横目に下町をお散歩、なんていうのもいいかもしれませんね!
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▶︎これはもはやケーキだ! 厚みは最大10㎝、ボリューミーなのに飽き知らず!究極の【フルーツサンド】
パンコーディネーター/パンシェルジュ/モデル
パン野ゆり(山野ゆり)
トークショーやラジオなどの出演、メディアへのコラム寄稿など、パンコーディネーターとしての活動を広げている。最近では、テキスタイルブランド「gochisou」と日本橋にある「BEAVER BREAD」とコラボレーションしたグッズを発売した他、世田谷パン祭りでワークショップも開催。また、モデル山野ゆりとしては、雑誌や広告、CMなどに出演。モデルという職業を活かし、太らないパンとの付き合い方も考案している。自身のインスタグラム@yuri.yamano でもパン情報を更新中!