mailoveのneffy maiです。秋の夜長はもっぱらホットワインと読書。そんな時、お気に入りのアロマは欠かせません。…ということで今日は「香り」のお話を少し。
私の両親は昔から、日常的にパフュームやオーデコロンをよく使っていて、まだ小学生の私にも、事あるごとに試してみる?といろんな香りを試させてくれました。シャネルやジバンシイの強い香りが当時の私はまだ苦手に感じていましたが、高校生になると一転。背伸びして母の香水を借りて遊びに出かけたり、海外に行くと必ず香水を買っていました。
日本ってそんなに香りの文化がないように思うのですが、海外の人はみんなオリジナルの香りを持ったりとこだわりが強いですよね。特にフランスに行くと、すれ違いざまハッとさせられることが多いです。「今の何?あの素敵な香りの人は一体…?」
一瞬でその人を印象付ける。振り返ってもう一度見たくなる。「それどこの香り?」なんていう初対面同士の会話も、珍しくありません。素敵なマダムがシンプルな黒のワンピースにまとった官能的な香り。紳士のダンディなスーツから漂うムスクの香り…。
香りはその人、その時、その場所を鮮明に刻印してくれる大事なエッセンス。私も年齢を重ねるごとに、その大事さを思い知っているところ。
昼間のお仕事シーン、母としての顔、そして自分を解き放つ夜。それぞれに思い入れのある香りがあるので、それをご紹介します。
真ん中上から右回りに、ディプティークのオードトワレ、“フィロシコス”。愛してやまないイチジクの香り。甘く官能的だけどくどくない。昼間にも使えるマイ定番。
シャネルのNo5ボディパウダーはナイトタイムに。マリリン・モンロー気分で纏います。キールズのボディローションはブラックティの香り。エキゾチックで、かつさわやか。あえて昼間のカジュアルシーンに。
エルメスのオードパルファム“ジュールドゥエルメス”はさわやかで好感度高め。娘と一緒の日に使うことが多いです。お揃いでボディソープも愛用。ふたつとも頂き物ですが、本当に重宝してます。最後はディプティークのハンドクリーム。トラベルセットに入っていたものですが、旅行の時だけではもったいなくて日常使い。
アロマキャンドルももっぱらディプティーク命。秋冬はイチジクの香りの“FIGUIER” 。オードトワレ“フィロシコス”とほぼ同じ香りです。
全部をまとめるとするならば、「半径1mのさりげない官能」。通り過ぎた時にハッとし、そして振り返ってしまう艶やかな香り…を目指して。
おばあちゃんになっても、香り美人でありたいものです。
neffy mai
元ファッションエディター。同じ“マイ”という名前のvenus maiと共に、スピリチュアルビューティコンサルタント“mailove”として活動。慶應義塾大学民族学考古学専攻卒業。幼い頃から見えない世界とつながりが深く、世界のパワースポットを旅して回る。同じくスピリチュアルな10歳の娘とふたり暮らし。1976年生まれ・おひつじ座・A型。Domaniウェブサイトにて『ふたりの女の官能カラーパレット12か月』『ふたりの魔女の恋愛タロットリーディング』なども担当。
mailoveHP:http://www.mailove.jp