<お悩み>ママ友をつくりたいけれど、自分から話しかけられません
保育園の保護者会や区のママ同士の集まりなどがあるのですが…。仲良くなりたいけど自分から輪に入れなくて。どうしたらママ友ができるかアドバイスをください。(35歳・既婚・9か月女児/美容サービス)
<お答え>かわいいおもちゃをベビーカーにじゃらじゃらしてみて
どうしても待っているだけだと中々輪に入れなかったりするんですよね。
たまたま声をかけてもらえることもあるとは思うけど…。
こういう集まりは最初が肝心。一回目だとまだグループが固まっていなくて、みんな探り合いやから、いきなり話しかけてもだいたい仲良くなれます。
すでに何回目かの場合は、ひとりでいる人とかに勇気を出して話しかけられたらいいけど、難しい場合は私も実践していた、〝ベビーカーにかわいいおもちゃをぶら下げる作戦〟をおすすめします。
ベビー雑誌で紹介されていたものや、おしゃれな海外のおもちゃをぶら下げていると、「これ気になっていたんです」「かわいいですね~」と話しかけてくれます。
区の集まりだと、だいたい近所のママたちを仕切っている世話好きママがいるので、その人を見つけて話しかけるのも手。「まだママ友つくれていなくて、いいですか?」と話しかけると「どうぞ、どうぞ」と、みんなに紹介してくれたりします。どこにでも仲介業者みたいな親切な人がいるもんです。
あとは子どもがもう少し大きくなったら、子ども同士が仲のいいママも話しかけやすいですよ。「○○の母です。ご近所ですか?」と話しかければOK。私は、気になるグループがいたら、子どもに「行っておいで」と先に行かせて「やー、どうもどうも」「かわいいお洋服ですね~」「いいベビーカーですね~」と言いながらすーっと輪に入ったりしていました。
ちょっと勇気を出して話しかけるとこと、ほめること。このふたつでママ友もできると思いますよ。
取材・文/赤木さと子(スタッフ・オン) 写真/田中麻以
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放送作家
野々村友紀子
1974年生まれ。吉本総合芸能学院(NSC)卒業後、芸人として活動しその後現職。バラエティ番組の企画構成などを手掛ける。夫はお笑いコンビ、2丁拳銃の川谷修士さん。中学生と小学生の女の子を育てるワーママでもある。テレビ出演も増加中で、夫の相方への的確なダメ出しが話題に。現在はコメンテーターとしても活躍中。著書に『あの頃の自分にガツンと言いたい』『強く生きていくために あなたに伝えたいこと』(産業編集センター)、『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』(赤ちゃんとママ社)、『夫が知らない家事リスト』(双葉社)。近著に『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』(産業編集センター)オフィシャルブログ「野々村友紀子の目から血出るくらい読んでブログ」
衣装協力:Loungedress