<お悩み>帰省のたびに大量の食べ物をもたされて、ちょっと迷惑
義理の母に会いに2か月に一度くらい行きますが、そのたびに、大量の食糧を持って帰らされるんです。孫へのお菓子だったり、りんごやみかん、冷凍した肉やパン、お仏壇のお供え物…。「食べきれないから」と断っても無理やり持たされます。結局傷んで捨てたりしていてもったいなくて…。
(35歳・既婚・3歳男児/秘書)
<お答え>もらってうれしいものをほめて増やす作戦がおすすめ
向こうもよかれと思ってやっているパターンなんですよね。
りんごやみかんはいいけど、冷凍した肉やパンとかはいややなあ。お仏壇のお供え物もあるわ~。「食べきれないんで」と断っても、「もっていき、もっていき」っていう(笑)。
でも、これはもらってあげるんがいちばんいいと思います。だから、こちらもあげるところを見つけるしかない。うちも実母が、よく送ってきます。スーパーで買ったお菓子とか詰めて。そんなん送料で買えるわって思うんですけど(笑)、「ありがとう、ありがとう」ってもらっています。食べきれないぶんは近所に配ったりしています。
肉やパンは、近所に配れないですね。どうしよう…。
配りやすいものを褒めて増やすのがいいんじゃないでしょうか。
「りんごやみかんは子どもも好きなんでありがたいです」ってことあるごとに言って、肉やパンには触れない。何も言わない。
そして、夫からは、夫の意見として、「パンや肉はいらんわ」と言ってもらいましょう。
取材・文/赤木さと子(スタッフ・オン) 写真/田中麻以
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放送作家
野々村友紀子
1974年生まれ。吉本総合芸能学院(NSC)卒業後、芸人として活動しその後現職。バラエティ番組の企画構成などを手掛ける。夫はお笑いコンビ、2丁拳銃の川谷修士さん。中学生と小学生の女の子を育てるワーママでもある。テレビ出演も増加中で、夫の相方への的確なダメ出しが話題に。現在はコメンテーターとしても活躍中。著書に『あの頃の自分にガツンと言いたい』『強く生きていくために あなたに伝えたいこと』(産業編集センター)、『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』(赤ちゃんとママ社)、『夫が知らない家事リスト』(双葉社)。近著に『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』(産業編集センター)オフィシャルブログ「野々村友紀子の目から血出るくらい読んでブログ」
衣装協力:Loungedress