【目次】
年子とは
ママさん同士で会話をしていると「年子」という言葉をよく耳にしませんか?まずは、年子とは具体的にはどのような意味なのか、定義や学年について解説します。
年子の定義
「年子」を調べると、以下のような意味だと定義されています。
同じ母親から生まれた一つ違いの子供。
(小学館 デジタル大辞泉)より
なんだか抽象的な印象を抱く人もいるでしょう。実際、この言葉の使い方では実年齢が満1歳違う子どもを指すのか、それとも暦での1年を指すのか、単純に2年連続で生まれた下の子を指すのかわかりません。
「暦で1年違えば年子」と思っているママと会話すれば、12月31日と翌日1月1日に生まれた双子の赤ちゃんも年子ということになってしまいますが、「満1歳離れていれば年子」と思っているママからすれば年子ではありません。
このように年子にはさまざまな解釈があります。そのため会話をする際にちょっとした行き違いが生まれてしまうことも。ともあれ、年子といえば「1歳違いのきょうだい」と覚えておくのがよいでしょう。
年子と学年の関係
年子と聞くと、学年が1つ違いになるきょうだいを想像するかもしれません。しかし実際には、前年の4月2日と翌年の3月31日に生まれたきょうだいは、ほぼ1歳年齢が違いますが、学年は同学年として扱われます。実はこのように、同じ学年にほぼ1歳年齢が違うきょうだいがいる場合もあるのです。
年子を持つメリットは?
「子ども2人が年子で良かった…」と感じるのはどんなときでしょうか? 実際に年子をもつママの声を集めてみました。
早く社会復帰できる
「子育てをしながら仕事でキャリアを積んでいきたい」と思っていた私にとって、仕事に早く復帰できるという点はメリットになりました。なまじ年が離れていると、育児休暇が終わってまた少し働いたらまた休暇をとることになります。でも年子なら、成長する期間がほぼ同じなので、子育て期間が短くなり、社会復帰するのが早いと思います。(30代・東京都)
遊び相手がいる
きょうだいで年が近いと、2歳ぐらいから一緒に遊ぶようになります。上の子が遊び相手になってくれるので、年の離れたきょうだいよりも手がかかりにくいのはメリットかもしれません。おもちゃやアニメなども年が近いので同じものを楽しんでいました。また、トレーニングやしつけに関しても上の子と一緒にできるので、親としては大助かりです。(30代・東京都)