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LIFESTYLE インタビュー

2020.01.21

ビジネス本で自己研鑽【前田有紀さんのDomani「女の時間割」スピンオフトーク】

Domani2/3月号の「女の時間割」は前田有紀さんが登場。Webでは本誌で伝えきれなかったトークをお届けしています。スピンオフラストは、最近読んでいるビジネス本について。

Text:
谷畑まゆみ
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経営者として迷ったり悩んだときの頼りに

仕事をするうえで大切にしている言葉があるんです。「夢想する者ではなく、実行する者になる」。

これは『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』(ジョン・C・マクスウェル(著)、弓場 隆(翻訳)/ダイヤモンド社)という本に書かれていた言葉です。読んだときに、私も夢を見る側ではなく夢を実行する側でありたいなと願いました。“あなたに足りない1%は何か?”という帯のフレーズにも考えさせられるものがありました。

ビジネス書を読むようになったのは、起業して自分の会社をつくってからですね。経営者になるとこれまで経験したことのなかった事態に直面することがあります。自分では解決できずに“どうしたらいいんだろう”と迷ったり、“ほかの人の考えを参考にしたい”と頭をかかえてしまいます。本当はどなたかに直接お会いしてお話を聞いたり、講演会に足を運んで勉強をしたいんです。でも自分が動ける時間は限られていて、それでビジネス書や自己啓発本を手に取るようになりました。

最近読んだ中では、『目に見えないものを大切にする力』((NewsPicks Book)塩田元規著/幻冬舎)がよかったです。“ビジネスにおいても感情を大切にする”というコンセプトに心を動かされました。

たとえばうちの会社の“アートに触れる日”は、理論上では必ずしもなくてもいい日です。でも私は感性を磨く時間を大事にしたいと考えているので、著者の論がすごく共感できました。

私は起業家としてはまだまだへなちょこで、数字も苦手で苦しんでいます。でも好きなことだから頑張れるんだと思います。迷ったり悩んだらぱっと本屋に入って、いい本との出合いを探しています。

他のスピンオフトーク

▶︎移動花屋guiとは…?【前田有紀さんのDomani「女の時間割」スピンオフトーク】

▶︎天職と出合えたイギリスでのインターン経験【前田有紀さんのDomani「女の時間割」スピンオフトーク】

フラワーアーティスト、 SUDELEY代表 

前田有紀

1981年、神奈川県生まれ。テレビ局勤務を経て32歳で退社、渡英。イギリスでガーデニングのインターンなどを経験する。帰国後に東京・自由が丘の生花店「ブリキのジョーロ」で花の仕事の修業。34歳で結婚。35歳でフラワーアーティストとして独立、長男を出産。現在はオリジナルフラワーブランド『gui』を展開し、イベント出店や空間装飾・装花、ウエディングからディスプレイまで手がけている。

構成・文

谷畑まゆみ

フリーエディター・ライター。『Domani』連載「女の時間割。」、日本財団パラリンピックサポートセンターWEBマガジン連載「パラアスリートを支える女性たち」等、働く女性のライフストーリー・インタビュー企画を担当しています。

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