ファミリーキャンプで子供と一緒に成長しよう!!
子供の頃、私自身も両親にキャンプへ連れて行ってもらった記憶があります。その頃はコテージであっても中に虫がいたり、洗面所もあまり清潔感なかったので実はあまりいい思い出はありませんでした…。しかし今のアウトドア場はびっくりするぐらい設備が整っています。洗面所はきれいですし、水道からお湯が出るキャンプ場も。またゴミの分別もしっかりしていたりとまだキャンプに行ったことないママたちもすんなりなじめる環境なのではないでしょうか。
普段お父さんが仕事をしている姿はなかなか見ることができませんが、テントの設営などをテキパキとする姿や、料理をしている姿はとても新鮮。子どもがその姿を「カッコいい」と思い、大人への憧れを少しでももってくれたらいいなと思います。また働くお父さんの様子を見て「楽しそう!自分も何かやりたい」という気持ちから自然とお手伝いをしてくれることも。お手伝いはもちろん遊ぶときも、役割分担などの話し合いを通してコミュニケーション能力も高まっているように感じます。そして、青空の下でご飯をみんなで作って食べるとなんでも美味しく感じるようで、嫌いだった野菜が食べられるなんてこともあります。
石を拾ってモニュメントを作ってみたり、焚き火用の木を集めたり、自然の中での遊びは無限大!部屋の中ではおもちゃかテレビとなりがちですが、何もないところで何をして遊ぶかを考える力は子供の頃にしかつけることができないことだと思います。
やきいもはアウトドアでのおやつの定番ですが、火の使い方を学ぶいい機会。普段は「危ないから近づかないで」となりますが、何が危険で何が危険でないのかをしっかり教えることで自分で考えながら行動することにつながるいいきっかけに。そして火のあたたかさ、大切さを知ることもできます。
夜は星がたくさん見えるので大人たちも癒される最高の時間。都内はビルの灯りや街灯などがたくさんあるのでなかなかきれいな星空を見ることができませんが、大自然の中のキャンプ場は空気が澄んでいて夜は真っ暗なので、まるでプラネタリウムのような星空を満喫できます。
物が溢れている時代にうまれた子供たちは、室内遊びが多く虫を触ったことがないという子も多いようです。自然と触れ合いながら、夏はセミの声を、冬は鳥の声や木の葉を踏む音を…目で見て、手で触って、風の音に耳をすませて、太陽の暖かさや、夜の暗さを感じる。自然の大切さを学びながら、子供の想像力を育むことができるキャンプにいってみませんか?
Domanist
藤本真帆子
1児(男児)の母。金融会社勤務。金融会社勤務金融機関でフルタイム勤務をしながら、小学生の息子を育てるワーママ。週末は夫と息子がキャンプで留守にすることが多くなり、ひとり時間を満喫できるようになったそう。
IG:https://www.instagram.com/mahoko_f/