何分間が最適?朝パックの時間
「朝パックは何分間つけていればいいの?」と疑問に思うかもしれません。使用するパックによって使用時間の目安が決まっていますが、一般的には数分で完了する朝パックが多いです。中には、1分で完了するものもあります。「長ければ長いほど、より高い効果を期待できるのでは?」と思われがちですが、そうとは限りません。パックを長時間放置しておくとパックが乾いて、潤いを与えるどころか、さらに乾燥を悪化させてしまうこともあります。また保湿しすぎて肌の油分バランスが崩れ、ニキビなど肌トラブルを起こしてしまう人もいるため、気を付けましょう。
逆に、推奨されている時間よりも短い時間しかつけていないと、思うような効果が感じられない場合があります。商品に記載されている時間に従ってパックするのが、高い効果を引き出すコツです。
毎日朝パックしてもOK?
朝パックと一口に言っても、さまざまなタイプの商品が販売されており、最適な頻度も商品によって異なります。使用時間と同じように、使用頻度についても商品の説明をよく確認して、推奨頻度を守るようにしましょう。主にメイクの持ちをよくするための保湿目的の朝パックは、毎日使用できるタイプが多いです。
朝と夜、同じパックを使っていい?
朝・夜関係なく同じパックを使用している人もいますが、夜パックを朝パックとして使用するのは、控えた方が無難です。前述のとおり、一般的に朝パックは水分補給、夜パックは栄養補給が目的です。夜パックは、パックの後にメイクをすることを想定して作られていません。パックによっては油分が多く含まれているものもあります。そのため、朝に夜用のパックを使用すると、ファンデーションがうまくのらない、化粧崩れを起こしやすいなどのトラブルが起こることも珍しくありません。
自分に合う朝パックの選び方
朝パックの選び方が分からない人は、「理想の肌」や「気になる肌の悩み」に着目すると、満足度の高い朝パックを選びやすくなります。例えば、「肌の乾燥」が気になる人は、肌に潤いを与える「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」などが含まれたパックが効果的です。
「シミのない白い肌」が理想の肌であれば、シミの原因となるメラニンの生成を抑制したり、角質をケアする効果が期待できる成分が配合されたパックを選びましょう。シミ対策の成分としては、「ビタミンC誘導体」や「アルブチン」などがよく知られています。また「シワやたるみが気になる」という人は、コラーゲンやプラセンタなど、アンチエイジング効果が期待できる成分が含まれているパックがおすすめです。
写真/(C)Shutterstock.com
▼あわせて読みたい