<お悩み>夫の気が利かず、お願いするまでソファでゴロゴロ
私が育児をしながら食事の準備をしていても、言うまでソファでゴロゴロして何もしません。箸を並べたり、子どもにエプロンをつけたりしてくれればと思うものの、毎回言うのも疲れる…。
(33歳・既婚・3歳男児/公務員)
<お答え>今、夫は「ソファでゴロゴロ」をしている最中なんです
「ご飯できたよー」って言ったら、さっと取りに来てほしいですよね。「できたよー」って言ったらテーブルに座るだけ、とか…。
うちも未だにそうです。やっぱり男の人は、ひとつのことをしていたら周りは見えていない。女の人みたいにアンテナを張り巡らせていないっていうか。
だから私はもう察してもらうのは諦めて、「今、彼はソファでゴロゴロ」をしているんだ、と思うようにしています。何もしていないように見えるけど「ソファでゴロゴロに集中しているんだ」と。
心の中では、自分からやってほしいと思っているけど、「ごめん、お箸テーブルに持っていってくれる?」と、いちいち言うようにしています。毎回、お箸使うのわかるやろ、何で食べるつもりやねん。お茶もいるやろ、って思いますよ(笑)。
でも、先回りできないので、これをやっておくとあとがラクっていうのがわからないんです。
これはもう仕方ない(笑)。
どうしても自分からやってくれるようになってほしいなら、ひとつずつ説明するといいかもしれません。「ご飯をつくっているときに、テーブルを拭いてお箸を準備して、子どもにエプロンをつけて…」と流れを紙に書いて説明したらわかってくれるかなあ。
でも、この人は言ったらやってくれるんだからまだましやと思います。言ってもめんどくさがってやらない人や、イヤな顔する人も結構いるんですよ。
取材・文/赤木さと子(スタッフ・オン) 写真/田中麻以
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放送作家
野々村友紀子
1974年生まれ。吉本総合芸能学院(NSC)卒業後、芸人として活動しその後現職。バラエティ番組の企画構成などを手掛ける。夫はお笑いコンビ、2丁拳銃の川谷修士さん。中学生と小学生の女の子を育てるワーママでもある。テレビ出演も増加中で、夫の相方への的確なダメ出しが話題に。現在はコメンテーターとしても活躍中。著書に『あの頃の自分にガツンと言いたい』『強く生きていくために あなたに伝えたいこと』(産業編集センター)、『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』(赤ちゃんとママ社)、『夫が知らない家事リスト』(双葉社)。近著に『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』(産業編集センター)オフィシャルブログ「野々村友紀子の目から血出るくらい読んでブログ」