出社後にはしっかりフォロー
出社後は必ず上司のところに行き、遅刻に対する謝罪をします。遅刻したのにもかかわらず、黙ってデスクに座っているのは社会人として印象が悪いと言わざるを得ません。遅刻した間にチームメイトや上司が仕事をフォローしてくれていたかもしれませんし、引継ぎ事項が発生している場合もありえます。「遅れてしまい、申し訳ございません」「ご迷惑をおかけしました」等、謝罪の他にも、今後の具体的な再発防止策を合わせて伝えると良いでしょう。
あなたはお詫びベタ?お礼ベタ?働く女性の謝罪とお礼のアレコレ
【目次】
ワーママの遅刻で意識すべき点
遅刻をしたとき、どのような態度をとるかによって仕事に対する意識が分かります。「1人の行動がワーママ全体の印象を決めてしまう」という事実を忘れないようにしましょう。
正当な理由でも丁寧に対応する
子どもや家庭の事情で遅刻を余儀なくされたり、早退せざるを得なかったりするのがワーママです。「育児と仕事の両立は大変」と周囲が認識していれば、多少の遅刻や早退は許されるかもしれません。とはいえ周囲の厚意を当然と思い、対応が粗雑になってしまうのは避けたいところです。子どもの熱や家庭の事情で休まなければならないとき「自分が悪いわけではない」「大変なんだから大目に見て」と、自分を正当化しないようにしましょう。遅刻をすると周囲に何かしらの負担をかけるのは明らかです。「みんなの支えがあって自分は仕事を続けられている」という意識を持ち続けましょう。
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他のワーママへの影響も考える
遅刻や欠勤が日常茶飯事で仕事にも身が入らない状態だと、周囲に「ワーママはこれだから困る」と思われかねません。社会人として非常識な行動は、会社のなかでは目立つものです。一部のワーママの好ましくない行動が、ワーママ全体のイメージを左右する可能性も十分にあり得ます。他のワーママのキャリアアップの機会を奪ってしまうことも考えられますので「自分の言動はワーママを代表している」という意識を持って働くことが大切です。
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監修/マナー講師
武田るな
アパレル販売員として働いたのち、客室乗務員に転身。現在は、印象力アップのマナー講師としてサロンや企業研修などを担当。Domanistとしても活躍する1児の母。
写真/(C)Shutterstock.com
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