外ハネがうまくできない! やり方の【コツ】は?
Q. 髪が短くてうまく巻けない
A. コテの太さを変えてみて
コテを使う場合、髪の長さに合わせて太さを変える必要があります。
一般的には19mm・26mm・32mm・38mmの4種類太さがありますが、ショートヘアさんは19mm、ショート~ミディアムヘアさんは26mm、ミディアム~ロングヘアさんは32mmがおすすめ。
髪質や仕上がりイメージによってはこの限りではありませんが、髪が短いがゆえどうしてもきれいな外ハネができないという場合は、コテが太すぎて髪を巻き込めていない可能性が。細めのコテを使って髪をしっかり巻き込み、外ハネのクセをつけてみましょう。
Q. きれいな外ハネにならない
A. ブロッキングで丁寧に巻いて
髪を一気に巻き込み一度に外ハネにしようとすると、きれいにクセがつかず仕上がりがヘタってしまう場合があります。
外ハネ感をしっかり出すためには上の髪と下の髪を分け、それぞれを外ハネにしていく方法が◎
髪をブロッキングしたらまずは下の髪から外ハネに。全体を外ハネにしたらブロッキングを外し、今度は表面の髪をすべて外ハネにしていきます。髪の量が多い場合は、さらに細かく分けることで仕上がりがよりいっそうきれいになるでしょう。
Q. 巻きの強さを調整したい
A. しっかり巻くならコテ、ほんのり巻くならストレートアイロンを使い分ける
外ハネを作るときは、コテでもストレートアイロンでもどちらを使ってもOK。
ただし、仕上がりには少し違いが出ます。
通常、コテのほうがしっかりと強めのクセがつきやすく、ストレートアイロンのほうがウェーブ感がナチュラルになると言われています。
そのため、強めの外ハネにしたい方はコテを使用、ほんのり毛先をハネさせたい程度ならストレートアイロンを使用してみましょう。大きめの弾むような外ハネを作りたい場合は、コテも太いものを選んでみて。
【ボブの人】向けおしゃれな外ハネを作る手順
- くせ毛を生かしたパーマ風の外ハネボブ
- ざっくりセンターパートがゆるっと色っぽいこなれボブ
- 毛先の柔らかな動きがフェミニンなニュアンスボブ
- 大人っぽい垢抜け感! くびれをつけたメリハリボブ
- 前髪なし×抜け感のある外ハネカール
くせ毛を生かしたパーマ風の外ハネボブ
くせ毛でお悩みの人に試してみてほしい、落ち着きあるクールなスタイル。自分のくせをそのまま生かしてスタイリングするので、収まりがよくなります。オイルやバームでまとまりのあるツヤ感を出すと、今っぽさときちんと感が演出可能。
\How to/
26mmのコテでベースを外ハネに巻いていく。その後、表面の髪をランダムにとりすべて外巻きにし、髪の熱が冷めたら軽くほぐす。オイルとバームを1対1で混ぜたスタイリング剤を髪にもみ込み、セミウェットな質感にしたら完成。
ざっくりセンターパートがゆるっと色っぽいこなれボブ
今っぽいセンターパートは、カットでしっかり毛流れを作っているためアイロンで巻きすぎなくてもいい感じになるのが特徴。前髪を厚くしていないので、センターパートでざっくりとかき上げても軽やかな束っぽさができ、それが顔にかかって大人っぽくおしゃれなムードを作れます。
\How to/
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてから書き上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス。
毛先の柔らかな動きがフェミニンなニュアンスボブ
カットラインがはっきりしていると芯のある意思を感じられるため、自分をきちんと持っている大人の魅力を際立ててくれます。近寄りがたい強さは避けたいから、柔らかさや軽やかさを取り入れてバランスを調和させること。全体的に長さがあるため、合う質感や顔の形を選ばないオールマイティさも人気の理由。
\How to/
コテを使い、全体の毛先をほのかな外ハネにする。前髪とサイドの段差は、毛先が少し曲がるくらいにクセづけ。100円玉代大のオイルを手にのばし、髪の内側からつけて全体にまんべんなくなじませる。前髪や顔周りは指でつまみながら束を作り、最後に粗歯のコームでとかして整える。
大人っぽい垢抜け感! くびれをつけたメリハリボブ
正統派ボブ=若見えするイメージがありますが、逆にカジュアルすぎて子供っぽい雰囲気になることも。ツヤは出ますが動きを表現しにくく、重めに見えてしまうのも課題です。そこで、レイヤーを上手に取り入れ、動きを感じるくびれシルエットにしたりふわっとエアリーな質感を加えたりして、大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えたスタイルにアップデートを! レイヤーが入っていると、トップがペタンとしがちな場合でもスタイリングでふんわり感が作りやすくなるのもうれしい。ギリギリ結べる長さをキープしているため、おしゃれしたいけれど多忙なワーママにもぴったりです。
\How to/
まず、38mmのマジックカーラーで前髪を後ろに向けて巻いておく。32mmのコテを使い、裾はすべて外ハネに。こめかみから上の表面の髪の毛先は内巻きにすると、ちょうどいいくびれができる。マジックカーラーを外し、毛流れが自然になるように整えながら手ぐしでバームをなじませる。
前髪なし×抜け感のある外ハネカール
カジュアルもきれいめスタイルも相性がよく、簡単に決まる前髪なしのボブスタイル。トップにボリュームがなくてぺたんとしているのはアンバランス。ヘアアイロンで軽くクセを伸ばしつつ中間部分の毛束は軽く内巻きにし、やわらかな毛流れで後ろ姿もおしゃれに仕上げて。
\How to/
ストレートアイロンで全体のクセを伸ばしたら、中間の毛束をランダムに取り、内巻きに。毛先は軽く外ハネにする。ストレートアイロンで、顔周りの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろに流す。バームをパール1粒分取り、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込む。髪の内側からつけるのがベタつかせないコツ。
【ミディアムの人】向けヘルシーな外ハネを作る手順
- どんな顔型にもマッチする黄金外ハネシルエット
- オフィスシーンにも! 素敵に見せる外ハネミディ
- くびれを生かした外ハネで浮遊感のあるスペードシルエットに
- カジュアルな抜け感が今っぽい切りっぱなしレイヤー
- 軟毛さんでもふわっと見えるレイヤーミディ
どんな顔型にもマッチする黄金外ハネシルエット
外ハネのくびれシルエットがさまざまな顔型にフィットし、小顔見せ! 華やかにしたい日は、ストレートアイロンではなくコテを使って巻きましょう。
\How to/
32mmのコテで毛先をすべて外ハネにワンカールさせ、くびれを強調する。バームを少量手にとったらしっかり伸ばし、髪の中間から毛先になじませる。最後、前髪と顔まわりの髪にもなじませ自然な束感と流れを作ったら完成。