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ワックスの基本的な付け方をおさらい
量はボブ〜ミディアムで10円玉大を目安に
一般的にワックスの適量は、ボブ〜ミディアムくらいの長さで10円玉大ほどが推奨されています。
ただしこれはワックスの種類や髪の量や理想の仕上がりによっても変わるので、少量ずつ付け足すようにして塗布していくのがおすすめ。はじめに付けすぎるとリカバリーできなくなってしまうため、足りないと感じたらプラスするようにしてみましょう。
髪に付ける前に手のひらにしっかり広げる
ワックスを適量手のひらにとったら、そのまま髪になじませるのではなく、一度手のひらによーく広げて薄く広くなじませましょう。これにより髪に付けるときにムラになりにくくなります。
順番を守ってワックスを塗布する
毛先の内側→中間の内側→髪の表面の順で下からクシャッと握るように付けていきます。ワックスの量が足りないなと思ったら、ほんの少しずつ足すように。
ウェーブスタイルは毛先にもみ込むように
ウェーブスタイルなど、髪に動きを作りたいときは、毛先に揉み込むイメージでしっかり塗布します。
ワックスの固形が手に残らないよう手のひらでしっかり温めながら伸ばし広げ、毛先をにぎるようにしてなじませましょう。
ショート・ボブ向けワックスの付け方
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔まわりは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
HOW TO
1. ストレートアイロンで全体のくせを伸ばしておきます。
2. ランダムに中間の毛束を取ったら内巻きにしていきましょう。
3. 毛先は軽く外ハネにします。
4. ストレートアイロンで顔まわりの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろ方向に流します。
5. パール1粒分のバームを手のひらに伸ばしたら髪の内側から全体にもみ込んで完成。
ミディアム・ロング向けワックスの付け方
ストレートヘアのままでできる超簡単アレンジ
HOW TO
1. ドライヤーでサッとブローして寝ぐせを整えたら、手のひらにヘアオイルを1円玉大くらい(セミロングの場合)とります。ヘアオイルを手のひら全体に伸ばし広げたら、髪の中間から毛先まで、両手で手ぐしを通すようにして揉み込みましょう。左右、後頭部それぞれ中間〜毛先までをしっかり付けた後、髪の根元〜中間にも手ぐしで軽く付けて。
2. 手のひらに硬めのヘアワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とり、手のひら全体に伸ばし広げます。こめかみから手ぐしを入れ、髪をぴたっとなで付けるようにして後頭部へ。トップ部分のボリュームは残しておきたいので、ハチ周り(側頭部の出っ張っている部分)より上は抑え付けないようにしましょう。
3. こめかみから入れた手ぐしをそのまま毛先まで通してヘアワックスを付けながら整えます。後頭部全体に上から手ぐしを通したら、1つ目のステップのように内側からも手ぐしを通してヘアワックスがまんべんなく付くようにします。
4. 米粒大のヘアワックスを親指の先にとり、ひとさし指とこすり合わせてなじませます。こめかみの髪を根本からつまみ、ひと束にしながら毛先までヘアワックスを付けましょう。前髪も同様に。
外ハネを多めにした巻き髪アレンジ
HOW TO
1.まずはベースとなる外ハネを作ります。しっかりクセを付けるためにもカールキープの持ちをよくするスタイリング剤を使って。カールキープの持ちをよくするスタイリング剤を髪の中間から毛先になじませます。32mmのヘアアイロンで毛先を外ハネに。ブロッキングはせず、ひと束(約5cm程度)とったら髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先に向かってすべらせながら半回転して。これを髪全体で行います。
2. 髪全体を巻くとビジネスシーンではトゥーマッチになる場合があるので、髪を巻くのは顔まわりのみに。ミックス巻きは華やかさがありながらもコンサバ感がセーブされるので、垢抜けた印象に。顔まわりの髪を上下にブロッキングし、下の髪から巻きます。下の髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先が外巻きになるように1回転半ほど巻きましょう。上の髪も中間からヘアアイロンをあてるのは同じですが、毛先が内巻きになるように1回転半ほど巻いて。
3. 巻きをほぐして毛束を細かくすることもコンサバ感を抑えるコツ。それと同時に髪と髪の間に空気が入ってふわっとしたニュアンスも生まれます。こめかみから手ぐしをいれ、小刻みに上下にゆらして髪に空気をいれながらほぐします。後頭部まで全体的にほぐしましょう。
4. 仕上げにバームワックスを付けることで、ゆるやかな巻きやニュアンスの立体感が際立たせて。髪に潤いを与えてツヤを出す効果もあるので毛先のパサつきも防ぎます。。バームワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とったら手のひら全体に伸ばし広げます。後頭部で髪をざっくりと左右に分け、それぞれ髪の中間から毛先に手ぐしを入れ髪をギュッギュッともみ込むようにしてバームワックスをよくなじませましょう。その後、後頭部の上の方の髪も手ぐしを入れながらもみ込んだ後、さらに指で細い毛束を1本1本つまみとってバームワックスを付けてニュアンス感をしっかり出します。最後に髪全体を手ぐしで整えたら完成。