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後れ毛とは?
後れ毛とは一般的に、耳の前や後ろ、襟足部分に残す短い髪のことを言います。
髪をまとめたりアレンジしたりしたときに後れ毛を残すことで、きっちりと結ぶよりもニュアンスが。やわらかい雰囲気に仕上がります。
ただし、出し方や出す位置、髪の毛の量などを間違えてしまうと、もっさりと見え逆に野暮ったい印象になってしまうことも…!
後れ毛を作るメリット
色っぽい印象になる
髪をきっちりまとめた顔まわりすっきりヘアもよいですが、後れ毛を出すことでいい意味で隙ができ、どこか色っぽい印象が引き出されると言われています。簡単なひとつ結びアレンジでもこなれて見せてくれるでしょう。
透け感が出せる
顔まわりに数束髪を出して後れ毛にすると、耳や肌が透けて軽やかに見えたり、顔が明るく見えたりする効果も期待できます。前髪もシースルーバングにすると、上品さの中に程よい抜け感と色っぽさが生まれ、グッと女性らしい印象に。
ラフなルーズ感が出せる
顔まわりに後れ毛を出すことで、程よいルーズ感が出てこなれた感じを後押しできます。顔まわりのサイドから2〜3つほど毛束を引き出すだけでOK。帽子を被るときも、きっちり髪をしまうよりおしゃれな印象になります。
後れ毛の長さや量、出す位置
後れ毛のベストな長さは、自分のあごラインが目安だと言われています。フェイスラインに自然とかかる量を意識すると、グッドバランスに。
出す位置は前髪の横やこめかみ・もみあげ付近、耳の裏、襟足あたり。顔まわりは崩れやすいので、髪をきっちり結ぶ前に出すことが推奨されています。アレンジ後に出す場合は結び目をしっかり押さえた状態で引き出すと、崩れを防止できるでしょう。
ストレートのままでもよいですが、巻きを加えるとよりニュアンスが出ておしゃれな印象に。くっきりとカールをつけるのではなく、髪の中間くらいからふんわりと巻いて抜け感ある後れ毛に仕上げましょう。
後れ毛の作り方お手本例
耳前・耳後ろ・襟足
こちらは耳の前に2〜3束ほど、耳の後ろや襟足に、細く短い毛束を数本残した後れ毛の例です。余裕があれば軽く巻いたり、ワックスをもみ込んで束感を強調したりすることで、よりこなれたニュアンスが演出できます。
耳の前に数束
こちらは耳の前のみ、3〜4本の後れ毛を残したお手本例。太い毛束を1束残すよりも、このように何本かに分けて耳が透けるように流すことで、抜け感や透明感がアップします。