大人のポニーテールに「後れ毛」が必要な理由
大人がポニーテールアレンジをするときは、後れ毛の存在を忘れてはいけません。
耳の前後、襟足あたりにあえて短い髪を残すことで、色っぽい印象になったり、こなれ感・透け感が出せたり、ラフなルーズ感を演出できたりと多数のメリットがあります。
後れ毛のないきっちりポニーテールの日があってもよいですが、後れ毛を作ったいい意味で「隙」のあるポニーテールのほうが、おしゃれな雰囲気が高まると言えるでしょう。
ポニーテールの後れ毛を作る基本的な方法
長さや量、巻き方に注意
後れ毛が色っぽさやこなれ感を出すと言っても、作り方を間違えてしまうと逆に疲れて見え、おばさん感が拭えなくなってしまう可能性が。
そうならないためにも、まず重要なポイントとして、長さや量、巻き方に注意しましょう。
サイドの髪を出す場合のベストな長さは、自分のあごラインあたり。フェイスラインに自然にかかる量を目安に出すとグッドバランスです。
後れ毛を出す場所は、サイドの髪以外にこめかみ、もみあげ、耳の裏、襟足あたりが◎。崩れやすい顔まわりの後れ毛は、髪をきっちり結ぶ前に出しておいてくださいね。
もし巻く場合は、くっきり巻くと古臭く見えてしまうので、髪の中間あたりからふんわりと曲線をつけるイメージで巻きます。これだけで、抜け感のある後れ毛スタイルが完成するでしょう。
前髪なしさんも！ 顔まわりの後れ毛は外巻きに
前髪ありさんもなしさんも、顔まわりに残す後れ毛は外巻きにすると、小顔効果と洒落感のあるポニーテールが完成します。
前髪なしさんはまず、前髪を真ん中で分け、コテのプレートが自身に向くよう持ったら、前髪中間部分を挟みましょう。そのまま毛先まですべらせるように後ろ向きに巻きます。カールをつけたい部分でやや力をかけると、立体感ある仕上がりに。
前髪なしさんもありさんも、耳後ろの髪も外巻きにしましょう。毛量によりますが、だいたい2〜3束くらいに分けて、外巻きに巻いていきます。
ヘアバームをつけた指先で細い毛束を出す
顔まわりの後れ毛が巻けたら、今度は実際にポニーテールを作り、耳前後の後れ毛を作っていきます。後れ毛を出すときは、バームをなじませた指先を使うのがおすすめです。
耳上の髪を引き出し、耳にかぶせてみましょう。さらに細い毛束を数本出して透け感を作ると、おしゃれなニュアンスができます。
自然に落ちてきたもみあげ部分の後れ毛も、ヘアバームをつけた指先で束にするとGOOD！
タイトなアレンジは後れ毛も最小限に
できるだけキチッと見せたいときは、後れ毛も最小限にすると、ストイックさとこなれ感のバランスが取れます。
この場合、耳の前に1束だけ後れ毛を残してカールさせましょう。バームをつけた指先で束にするのもポイントです。
この1本が、きちんと感にマッチするコンパクトなポニーテールになじみながら、真面目すぎない余裕も感じさせてくれます。
出したくない後れ毛をなくす方法は？
結んだ髪から後れ毛がパラパラと落ちてきてしまう場合
意図しない箇所から後れ毛が出てきてしまうのを避けたい場合は、後れ毛だけでなく髪全体にスタイリング剤をしっかりなじませておきましょう。スタイリング剤をつけた状態でアレンジするとまとまりがよくなり、髪がパラパラと落ちてくるのを防ぐだけでなく、毛先がパサついて見えるのも防げます。
セミロングの場合でワックスを直径7〜8mm大程度、手にとったら全体に伸ばし、後頭部でざっくり左右に分けた髪それぞれの中間から毛先にかけて、手ぐしをギュギュッと入れて揉み込みましょう。
髪が短く、後れ毛が出てしまう場合
髪の長さが足りず、せっかくポニーテールにしても結びきれていなかった髪がパラパラと落ちてきてしまう場合、後頭部の髪を2回に分けて結ぶことをおすすめします。
まずはハーフアップのようにハチ上の髪を後頭部で結びます。ゴムはシリコンがすべらずGOOD。頭のラインに沿うよう、結び目が床と平行になるイメージで少し下の位置に結ぶのがポイントです。
最後に残りの髪をすべて結びます。先に結んだ毛束の上でまとめ、結び目の高さを合わせましょう。
それでも襟足に意図しない後れ毛が落ちてきてしまう場合は、結べる分の髪をまとめた後、襟足の短い髪をねじってピンで留めます。
アホ毛や浮き毛が気になる場合
パヤパヤと出てきてしまうアホ毛や浮き毛は、スティック型のワックスを使ってアレンジの仕上げを行ってみましょう。スタイリングしても崩れが気になる箇所に、なでつけるようにスティックを塗布します。
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後れ毛作りにおすすめのワックスもチェック
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Domani編集部
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