【目次】
・理想の仕上がりに!ヘアワックスの選び方
・ショートやボブのヘアワックスの使い方
・ヘアワックスを使った巻き髪や前髪の使い方は?
・女性向けに市販のおすすめヘアワックス
理想の仕上がりに!ヘアワックスの選び方
ヘアワックスと一口に言っても、その種類はさまざまです。ヘアワックスの種類と特徴をご紹介していきます。
ヘアワックスの種類
【ファイバータイプ】
髪型髪質問わず使える、ファイバー(繊維)が入ったワックス。糸を引くようにのび、髪へのなじみがよい。
【クリームタイプ】
髪の流れを出したいときやふんわりさせたいときにおすすめ。キープ力は低いが程よくルーズな仕上がりに。
【ジェルタイプ】
髪のクセやパーマを生かしたい人に。髪を固めてツヤを与える。
【ドライタイプ】
キープ力が高く、ツヤが出にくいマットで硬めのワックス。
【スプレータイプ】
スタイリング簡単でキープ力も◎。
【ムースタイプ】
髪へのなじみがいいのでクセ毛やパーマスタイルにおすすめ。ツヤも出やすい。
【パウダータイプ】
粉状のワックス。ボリュームを出したい人に。髪のベタつきが苦手な人にもおすすめ。
【グリースタイプ】
ツヤやウエット感の出やすい硬めのワックス。質感の異なるワックスと合わせて使うのがGOOD。
【ウォータータイプ】
ミストタイプのワックス。髪を固めずにセットできる。固形ワックスのようなベタつきも気にならない。
【カラータイプ】
髪に色をつけられるワックス。メッシュなどのポイント使いにも!
ヘアワックスを選ぶときのポイント
ワックスは理想の仕上がりによって選ぶ種類を変えるようにしましょう。それぞれの仕上がりにおすすめなワックスのタイプはこれ!
【ふんわり感がほしい】
水分や油分の少ないドライタイプのワックス。
【ツヤ感がほしい】
ジェルタイプやクリームタイプのワックス。
【ウエット感がほしい】
ジェルやバター、天然由来成分のワックス。
【ボリュームがほしい】
油分の少ないクリームタイプ。
【ボリュームをおさえたい】
ホールド力がソフトなタイプのワックス。
【動きがほしい】
ファイバータイプ。
ショートやボブのヘアワックスの使い方
ウェットなハネ感にはこう使う!
ウエットなハネ感は、ナチュラルバームが最適!
How to
バームを10円玉大とって手のひらにしっかり広げ、まずは髪の内側からなじませる。そのあと根元から手グシを通し、毛先は握りながら外ハネに。
完成!
くせ毛ふうのラフなヘアスタイル
ランダムなラフ感は、束感の出るワックスを重ねづけ!
How to
動きがキープできるワックスを使う。ワックスを1円玉大よく手に広げてから、根元から毛束を持ち上げて両手でこすり込む。これを2回行う。
完成!
簡単!ショートヘアのモードスタイル
ちょっとモードな雰囲気が感じられる、タイトな横分けコンパクトシルエットのつくり方
How to
①ヘアバームの量は指先に少しだけでOK。硬いテクスチャーのものは、手のひらや指の間までよーく広げて体温で溶かします。
②なんとなく横分けにしながら、根元からヘアバームをしっかりなじませます。手のひらでベタッとつけるのではなく、手ぐしを通すように立体的につけるのがコツ。毛先は、下から手を入れるようにして、表面だけでなく内側にもなじませるとおさまりがよくなります。
③コームの柄でキチッと髪を分け、根元からタイトになでつけます。両サイドを耳にかけて、形を整えたら完成!
■使ったのはこれ!
▲KOKOBUY ザ・プロダクト ヘアワックス 42g
巻かずにできるから簡単で、アレンジ初心者さんでもばっちり。もちろん時短にも。
あか抜け肩ラインボブのニュアンスカール
肩に少しつく長さのボブスタイルは、自然に外ハネしているように巻いて、無造作なニュアンスをプラス。動きのあるレイヤーカットと、はらりと顔にかかる毛束の抜け感が女らしい印象をつくってくれます。
ニュアンスのある毛先のS字カールで大人っぽくカジュアルに。毛先がパサつかないように保湿効果の高いバームをしっかりとなじませるのもおしゃれのポイント。
How to
26mmのコテで毛先を外ハネに巻く。バームを中指の第一関節くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで、うるおいとカールをキープさせて。
ヘアワックスを使った巻き髪や前髪の使い方は?
ボブにも◎アレンジ前のゆるふわ巻き
肩上のボブレイヤー。ギリギリ結べる長さを残しておくと、アレンジ幅が広がる。巻かずにアレンジをするとこなれ感がなく、特にフォーマルシーンではさびしく見えてしまうことも。
【Before】
How to
①毛先だけ全てワンカールの外巻きにする。巻いたら長く時間をおかず、少しキープしてスルー。毛先にハーフカールのハネができるくらいでOK。
②表面の髪は、アイロンを縦に使って巻く。まず顔に一番近い毛束はリバース巻き(後ろ向きに巻く)にして、その後ろの毛束はフォワード巻き(顔方向に巻く)に。これを交互に巻いていく。
③ヘアバームをひとすくいして手のひらによーく広げ、巻いたカールを崩しながらなじませる。毛先をつけてから全体につけて。ヘアバームはつけすぎるとベタつくので、少しずつつけ、足りないと思ったらまた少し足すようにするといい。
動きのあるひとつ結びをするとき
ベーシックなひとつ結びを素敵に見せるテクニック。ソフトワックスは髪を結ぶ前になじませること!
How to
①髪を巻き終わったら、指を首元から入れ込んで外側にとかし上げるようにふんわりとくずす。巻いてひとかたまりになった毛束がほぐれ、自然な空気感が出る。
②ワックスを指の第一関節の半分くらいとったら、両手でこすり合わせ、手のひら全体に薄く広げる。
③再度髪を上下段にクリップで分けたら、くずれやすい下段の中間から毛先にワックスをなじませる。指先で軽く包むようにして塗布するのがコツ。
④ワックスは足さずに手に残ったもので、上段も同様に中間から毛先になじませていく。上段はふんわりと仕上げたいので、つけすぎて重たくならないように注意して。
完成!
ロングヘアの前髪アレンジは?
ストレートアイロンで失敗なくできる“パーマ風前髪”
How to
前髪を正面・サイドの3つに分ける。温度160℃のストレートアイロンで真ん中→サイドの順で、毛先をしっかり内巻きにする。ランダムに表面から細く毛束をとり、中間を内巻きにする。
バームを小指の爪くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから前髪全体にもみ込み、細かく毛束を散らすようにして完成。
完成!
ナチュラルな後れ毛をつくりたい!
おくれ毛が決め手シニヨンアレンジ
How to
ワックスは指先にのみ少量のばしたら、顔まわりの後れ毛をつまむようにしてなじませて。毛束感を出すイメージで。
完成!
女性向けに市販のおすすめヘアワックス
ドラッグストアで買えるプチプラのヘアワックス
ダイアンボヌール オーガニックヘアワックス(バーム) <ゼラニウム&ラベンダーの香り> 33g
常温では固形で、体温でとけてなじみやすくなり、ヘアケア・スタイリングはもちろん、肌、指先、ボディケアなど全身の保湿にも幅広く使える優れもの。スペシャルアロマブレンドは、爽やかで明るく、心地よいシトラスノートから始まり華やかなフローラルノートが奏でる、ホリスティックなゼラニウム&ラベンダーの香りです。このホリスティックなゼラニウム&ラベンダーの香りが、使うたびに潤いながら心地よいリラックスタイムを演出。
<ヘアスタイリング>
ツヤ感の演出に。たっぷり使ってウェットヘアにも。
少量を手のひらに伸ばし、手の熱でオイル状にしてか らニュアンススタイリングがおすすめ。髪にツヤが欲しい時、乾燥していると感じた時は、スタイリングの最後に。シグネチャーオイルと混ぜ、たっぷりつけてウェットヘアの演出にも最適。
uka|ヘアワックス グロッシーニュアンス
ナチュラル処方のツヤ系ワックスは子どもが触れても安心。髪にも頭皮にも優しく、バリッとしないと高い支持。
【1位】 uka Tokyo head office uka ヘアワックス グロッシーニュアンス 35g
後れ毛を出したポニーテールが疲れて見えるか、おしゃれに見えるかはスタイリング使いで決まります。このワックスのツヤッとした仕上がりは、生活感を一掃してくれます。(ヘア&メークアップアーティスト NANAさん)
ベタつきも重さもない独特のウェット感が、大人の髪をおしゃれに見せてくれます。指の腹になじませて、顔周りや前髪をつまみ流すだけで、顔立ちがすっきり&きちんと。シンプルにひとつ結びにするときは、手のひら全体に薄くのばしてから髪を手ぐしでまとめ上げて、毛先に軽くもみ込むだけで、ニュアンスのあるスタイルに。スパイシーなハーブの香りが、朝のスタートを前向きにアシストしてくれます。(美容エディター 松村有希子さん)
ジョンマスターオーガニック|ナチュラルバームヘアワックス
「ストレートアイロンを通さず、自毛のうねりを生かしつつバームで髪にまとまり感をプラスするだけでいい感じに。『ヘアワックス』という名前なので髪の形を作るというイメージがあると思いますが、これはケア効果があってツヤを出してくれるもの。油分が多めなので髪がしっとり仕上がります。テクスチャーは固めで、ミディアムヘアなら小指の先くらい、ロングならもう少し多めに取って、手のひらの根元でこすりながら柔らかく溶かします。それを指の間にまで広げ、髪の下から手を入れて内側につけてから、表面は手ぐしでとかすようにしてなじませます。顔周りにもきちんとつくように。ここにツヤと毛束感があるだけで完成度が見違えます。このバームはハンドクリームにもなるので、髪につけ終わったらそのまま手になじませてOK。柑橘系のナチュラルな香り」(スタイリングアーティストの和田明日香さん)
▲30g
ミルボン|ジェミールフラン メルティバターバーム
手のひらで溶けるバーム状のオイルワックスで、濡れ感を演出。
▲40g(サロン専売品)
SENSE Depth|マット ドライ ワックス
ナチュラルな束感と動きをつくる。マットな仕上がりだが、のびがよくてつけやすい。
▲80g