ストレートならヘアバーム、まとめ髪ならシーミスト。髪型によってスタイリング剤を変えよう!
STAY HOMEと言えども、生活必需品を買いに行く、宅配便が届く、オンライン会議…など人に見られる機会がゼロではない今。会社に行ってフルワークしていた時ほどきちんとはしなくても、ボサボサに見えない程度のヘアスタイルにしておきたいですよね。今回は、スタイリング剤だけで誰でもできてこなれて見える無造作なまとめ髪の作り方を、スタイリングアーティストの和田明日香さんに聞きました。
コツはなりたいヘアスタイルに合わせてスタイリング剤を選ぶことだけ!
【ナチュラルストレートヘアにはヘアバーム】
▲ジョンマスターオーガニック ナチュラルバームヘアワックス 30g ¥3,400(税別)
「ストレートアイロンを通さず、自毛のうねりを生かしつつバームで髪にまとまり感をプラスするだけでいい感じに。『ヘアワックス』という名前なので髪の形を作るというイメージがあると思いますが、これはケア効果があってツヤを出してくれるもの。油分が多めなので髪がしっとり仕上がります。テクスチャーは固めで、ミディアムヘアなら小指の先くらい、ロングならもう少し多めに取って、手のひらの根元でこすりながら柔らかく溶かします。それを指の間にまで広げ、髪の下から手を入れて内側につけてから、表面は手ぐしでとかすようにしてなじませます。顔周りにもきちんとつくように。ここにツヤと毛束感があるだけで完成度が見違えます。このバームはハンドクリームにもなるので、髪につけ終わったらそのまま手になじませてOK。柑橘系のナチュラルな香りです」(和田さん)
【ニュアンスのある無造作まとめ髪にはシーミスト+スプレー+スタイリングスティック】
■ふんわりベースを作るためのシーミスト
▲ジョンマスターオーガニック S&Lシーミストスプレー N 125ml ¥2,400(税別)
「海から上がったばかりのような無造作感を作るスタイリングスプレーです。外国人風の無造作なまとめアレンジは、トップや後頭部にフワッとしたニュアンスがあるといい感じに決まるので、特に髪のボリュームが出にくい人やツルツルのストレートヘアの人におすすめ。表面の髪を持ち上げて根元を出し、そこにシュシュッとスプレーします。根元についても大丈夫。全体につけたらもみ込んで、いったんボサボサの状態にします。毛先にスプレーをする人が多いですが、この場合は根元やトップのボリュームが大事。それでもなかなかボリュームが出ないという場合は、髪が濡れている時にシーミストをつけて乾かすと、ふんわりすると思います。
トップのふんわり感をつぶさないようにしながら、手ぐしで顔周りの髪を後ろにまとめます。この時、サイドの髪で耳を隠すようにまとめるのがコツ。大人キレイにしたい時は下位置、カッコよくしたい時はやや高めの位置で結びます。シーミストでボリュームを作っているので、表面の毛束は意識して引き出さなくても無造作感が出やすいんです。前髪がある人は、境目になっているこめかみの部分にパカッと空間ができてしまうと変なので、ここの髪は引き出してなじませます」(和田さん)
■髪にツヤを与えつつ毛流れをキープするスプレー
▲ジョンマスターオーガニック A&Aヘアスプレー 236ml ¥3,500(税別)
「シーミストは髪をガサガサさせてボリュームを出すものなので、ボサッと見えちゃうんですね。それをカバーするために、ツヤ出しスプレーを使います。やはり大人の髪はツヤ命ですから。これはキープも得意なので、束感を消すことなくツヤを出しつつ形も長持ちさせてくれます。上から全体に吹きかけるだけでOK。ぴったりまとめたい時にも使えますし、下ろした髪にこれをスプレーしてからとかせば、ツヤストレートがキープできます」(和田さん)
■束感のある後れ毛を作るスタイリングスティック
▲ジョンマスターオーガニック スリーキングスティック ¥2,100(税別)
「素敵な後れ毛を作りたいのに、失敗して疲れて見える場合がありますよね。もみあげ・おでこのてっぺん・こめかみの上の毛束を出すとバランスがいいです。爪で引っ張るくらいの少量の毛束を引き出し、このマスカラ状のスタイリング剤をつけます。毛束を持ち、まずは裏側をつけて次に表側を。前髪を整えたいときや、ツンツンした白髪、ポワポワ出てくるアホ毛にも使える便利アイテムです」(和田さん)
【問い合わせ先】
ジョンマスターオーガニック
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写真/Shutterstock.com 構成/斉藤裕子