ボブでも絶対にやって! 理想のゆるふわ感を作るアレンジの前のランダム巻き
ゆるっとした毛流れやふんわりしたフォルムは、アレンジするときの理想ですよね。でも自分でアレンジすると、なぜかそのこなれたニュアンスが出ない…。そんな人に聞きたい!「あなたはアレンジする前に巻いていますか?」 きちんとじゃなくていいんです、適当で。なぜならその後アレンジしてしまうので、ランダムな巻き方でも気にならないんです。でも「巻く」ことは必須! そこで、簡単で今っぽさが出るアレンジ前のランダム巻き(ボブ編)を紹介します。
基本は【外巻きとミックスの縦巻き】
毛先を内巻きにするとちょっと古く見えてしまうため、毛先は必ず外巻きに。表面はうねりを出したいので、リバース巻き(後頭部の方に向けて巻く)とフォワード巻き(顔の方に向けて巻く)のミックスが基本です。
Before
肩上のボブレイヤー。ギリギリ結べる長さを残しておくと、アレンジ幅が広がる。巻かずにアレンジをするとこなれ感がなく、特にフォーマルシーンではさびしく見えてしまうことも。
まずは毛先を外巻きに
髪が短い場合は、やや細め(この場合は26mm)のアイロンを使用。毛先だけ全てワンカールの外巻きにする。巻いたら長く時間をおかず、少しキープしてスルー。毛先にハーフカールのハネができるくらいでOK。
表面は縦のミックス巻き
表面の髪は、アイロンを縦に使って巻く。まず顔に一番近い毛束はリバース巻き(後ろ向きに巻く)にして、その後ろの毛束はフォワード巻き(顔方向に巻く)に。これを交互に巻いていく。ポイントは、両サイドのフェイスラインの毛束は必ずフォワードにすること。ちなみに写真はリバース巻き。
全て巻き終わったら、ヘアバームをひとすくいして手のひらによーく広げ、巻いたカールを崩しながらなじませる。毛先をつけてから全体につけて。ヘアバームはつけすぎるとベタつくので、少しずつつけ、足りないと思ったらまた少し足すようにするといい。
After
うまく巻けなくても大丈夫! このひと手間、5分プラスするだけで、アレンジの仕上がりが見違えます。巻きすぎたとしてもしっかり崩せば大丈夫。慣れてくればもっと手早くできるようになります。ぜひトライしてみてくださいね。
撮影/田中麻以 ヘアメイク/本木亜美(GARDEN) モデル/金子ゆり(Domarnist) 構成・動画作成/斉藤裕子