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BEAUTY ヘアアレンジ

2024.01.08

コテを使った巻き方【初心者OK】基本の4種類とレングス別応用の手順を解説

 

コテを使ってできる巻き方は、パーマ風ウェーブだけではありません。外巻きや内巻きに加え、さまざまなシルエットがコテの使い方をマスターすれば可能になります。基本の巻き方4種類と、レングス別応用の巻き方、おすすめの巻き方を見ていきましょう。

【下準備】理想の仕上がりを実現するには?

コテ 巻き方

仕上がりに合わせてコテの「太さ」を選ぼう

一般的に使用されているコテの太さは、19mm・26mm・32mm・38mmの4種類です。太くなるに従ってカールの仕上がりがゆるく、大きくなります。コテの太さは、髪の長さに合わせて変えるのが基本です。ベリーショート〜ショートには19mm、ショート~ミディアムには26mm、ミディアム~ロングには32mmや38mmがおすすめです。ただし、髪質や仕上げたいヘアスタイルのイメージによっては、違う太さが適していることもあります。

例えば、クセのつきやすい柔らかい髪質は、細めのコテを使用するとカールがきつくなり過ぎることがあるため注意が必要です。自然なカールに仕上げたい場合は、32mmなど太めのコテが向いています。

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髪の負担を抑える「素材」にも注目

髪への負担を抑えるためには、パイプ部分の材質もしっかりチェックしておきましょう。使われている材質は、「テフロン」「チタン」「セラミック」の3種類です。

テフロンは摩擦が少なく、キューティクルが傷つきにくいのが特徴です。比較的髪に優しい材質ですが、耐久性が低く表面のコーティングが剥がれやすいので、買い替えが必要です。チタンは熱伝導率がよいため、髪への負担を抑えながらしっかりカールをつけられるのが特徴です。耐久性にも優れているので、一度買えば長く使えます。セラミックには熱を保つ性質があるため、均一なカールをつけられます。摩擦力が高いので、使うときはトリートメント剤を併用することをおすすめします。

巻く前に髪を丁寧にブラッシング

髪が絡まっていたりホコリがついていたりすると、きれいに髪を巻けません。スタイリングに時間がかかり、結果的に髪を傷めてしまいます。まずは髪全体をブラッシングして、絡まった部分をほぐし、汚れやホコリを取り除きましょう。ブラッシングすることで、キューティクルの表面にある髪を保護する成分「18-MEA(メチルエイコサン酸)」が髪全体に行きわたるため、コテの熱から髪を守ってくれる効果も期待できます。

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髪を上下にブロッキングすると美しい仕上がりに

「ブロッキング」とは、髪を上下に分けて、ヘアピンなどでとめておくことです。事前にブロッキングをしておくことで、手早くバランスのとれた巻き髪ヘアを作れます。

まず、こめかみの上のラインで髪を上下に分けます。そして、髪が落ちてこないようにヘアピンやクセのつきにくいヘアクリップ、シュシュなどで上の髪をとめましょう。ショートやミディアムならこれだけでも十分ですが、ロングヘアの場合は、下の髪を耳の後ろで前後に分けます。髪の量が多い人や髪が長い人は、もう少し細かく分けておくと、より巻きやすくなるのでおすすめです。

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巻き方【基本】4種類をマスターしよう

コテの基本的な使い方として「内巻き」「外巻き」「ミックス巻き」「前髪の巻き方」を紹介します。内巻きと外巻きは、左右でコテを当てる向きや巻く方向を変えるのがポイントです。どちらの場合も、巻き終わったら手ぐしでカールをほぐすと、自然な仕上がりになります。

基本1:内巻き

右側の髪を内巻きにするときは、髪を挟む部分(フリッパー)が顔の外側にくるようにコテを持ち、巻きたい毛束の中間部分をコテで挟みます。反対側の手をコテの先(クールチップ)に添えて安定させ、毛先が飛び出さないように気をつけながら、コテを毛先まで滑らせましょう。手首を内側に返すようにしながらコテを回転させ毛束の中間部分まで巻いていき、そのまま数秒間キープして髪に熱を伝えます。

クールチップに添えた手を離して毛束の根元部分を持ち、コテを縦にしてゆっくり引き抜けば、内巻きの完成です。左側の髪を内巻きにするときは、フリッパーが顔側にくるようにコテを持ち、手首を内側に返すようにしながらコテを回転させて巻きます。

基本2:外巻き

右側の髪を外巻きにするときは、フリッパーが顔側にくるようにコテを持ちます。巻きたい毛束の中間部分をコテで挟み、反対側の手をクールチップに添えたら、毛先までコテを移動させましょう。手首を前に押し出すようにしながらコテを回転させ毛束の中間部分まで巻いていき、数秒間キープします。クールチップに添えた手を離して毛束の根元部分を持ち、コテをゆっくり引き抜けば完成です。

左側の髪を外巻きにするときは、フリッパーが顔の外側にくるようにコテを持ち、手首を前に押し出すようにしながらコテを回転させて巻きます。慣れてきたら、内巻きと外巻きをミックスさせたり、巻き始めの位置を変えたりしてアレンジを楽しみましょう。

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基本3:ミックス巻き

基本3:ミックス巻き

アレンジ前のベースとしても活躍するミックス巻きは、少し難易度が高いと感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単に作れます。長さが違ってもこのやり方でOK。毛先を外巻き、表面をリバース巻きとフォワード巻きのミックスにするのが基本です。

基本3:ミックス巻き

まずは毛先を全部外巻きにします。毛束を巻き付けたら時間をおかず、ゆっくり引き抜くとちょうどいいカール感に。

基本3:ミックス巻き

次に、顔まわりを後ろ方向へのリバース巻きに。毛束に対してアイロンを縦に挟んで巻きます。毛先まで巻き込まないのがポイント。その後ろの毛束は、顔方向へ向けて巻くフォワード巻きに。このリバース巻きとフォワード巻きを交互に行います。両サイドの顔まわりは、再度リバース巻きを足すとGOOD!

基本3:ミックス巻き

余裕があればトップも巻くとふんわり感が増します。トップの毛束、中間〜根元付近にアイロンを当て、毛先を逃して後ろ向きに巻きます。少し時間をおき、クセをつけてからほぐしましょう。

基本4:前髪巻き

コテは前髪のイメージチェンジにも重宝します。普段はまっすぐ下ろしている前髪をコテでくるんと巻くだけで、雰囲気をガラリと変えられます。

コテを持っていない手で前髪を持ち上げ、根元から2~3cmほど離れた位置をコテで挟み、斜めや真下など流したい方向にスライドさせましょう。途中で動きを止めると、その部分にだけ跡がついたりカールがきつくなったりするので注意が必要です。流行の「シースルーバング(薄く束感のある前髪)」にしたいときは、前髪を少量の毛束に分けて巻きます。前髪の量が多い場合は、ブロッキングをしてから巻くと仕上がりがきれいです。

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巻き方【応用】こなれスタイルを作る手順

【ボブ】ハンサムな部分巻き

【ボブ】ハンサムな部分巻き

ゆるさとリッジさが共存する、ハンサムな巻き方。束っぽさのある毛流れとプツッとした毛先が組み合わさって、粋な雰囲気を演出します。前髪は隙間を生かして、程よく若見えを狙って。

【ボブ】ハンサムな部分巻き

コテは26mmを使用。まずは毛先全体をワンカールの外巻きにしていきます。全体を外巻きにしたら毛束を“部分的”に取り、リバース巻きにしていきましょう。最後はシアバターを手の熱で溶かし、髪の内側からかき上げるように塗布し、表面と前髪の毛束をつまみ束感を作ったら完成です。

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