【目次】
・ミックス巻きの基本的なやり方とコツ
・ショートやボブもミックス巻きで雰囲気が激変!
・ミックス巻きで作る可愛いヘアアレンジ術
ミックス巻きの基本的なやり方とコツ
その1. 髪はブロッキングする
ミックス巻きをきれいに仕上げるコツは、まず髪を上下にブロッキングすること。
上半分の髪をピンで留めたら、さらに下半分の髪を3〜4束に分けて巻いていきましょう。
その2. フォワード巻きとリバース巻きを繰り返す
髪をブロッキングしたら、今度はフォワード(前向き)巻きとリバース(後ろ向き)巻きを繰り返していきます。
フォワード(前向き)巻き
毛束の中間付近にアイロンを当て、毛先へ向かい前方へ巻いていく方法。
リバース(後ろ向き)巻き
毛束の中間付近にアイロンを当て、毛先へ向かい後ろ向きに巻いていく方法。
毛束を適量、順に取りながら、このフォワード巻きとリバース巻きを繰り返していきましょう。
その3. 上段もミックス巻きにしていく
ブロッキングした髪のクリップを外し、今度は上段もミックス巻き(フォワード巻きとリバース巻きの繰り返し)をしていきます。
顔まわりの毛はリバース巻きからはじめ、フォワード巻きと交互になるように巻いていきましょう。アイロンは下段同様中間付近に当て、毛先へ向かってそっと引き抜いて。
仕上がりは、巻きが一方向にならないよう毛流れがランダムになっていたらOK!毛束ごとに巻く方向を変えることを意識して巻くと、やりやすいはずです。
その4. 何もつけずに巻いた髪をくずす
髪をすべて巻き終わったら、いきなりスタイリング剤をつけず、まずは何もつけずにくずしましょう。指を首元から入れ込んだら、外側にとかしあげるようにしてふんわりとくずして。
このひと手間で、巻いた毛束がほぐれ、自然な空気感を出すことができます。
その5. スタイリング剤をなじませる
最後はスタイリング剤をなじませて仕上げます。
ワックスを指の第一関節の半分、およそパール粒大程度を手のひらにのせ、こすり合わせるようにして手のひら全体に薄く広げます。
ワックスをなじませるときも、できれば髪を上下2段にブロッキングするとGOOD。
くずれやすい下段から、毛の中間〜毛先を軽く指先で包むようにして軽く塗布しましょう。
ワックスは追加せず、手に残ったもので上段も同様になじませます。中間〜毛先にふんわりと、つけすぎないよう塗布しましょう。
ショートやボブもミックス巻きで雰囲気が激変!
細かな束のミックス巻きで無造作ウエーブに!
まずは26mmのアイロンでハチ下の髪の毛先を外ハネに。毛束は一気に巻かずに、少しずつとり、毛先だけに曲線をつけるイメージで巻きましょう。
ハチ上の髪は根元を立たせるようにしながら、前方向への巻きと後ろ方向への巻きを交互に合わせていきます。アイロンは縦に使い、巻いたら時間をおかずにすぐスルーさせることが大切です。
ヘアミルクを少量、指の間までしっかり広げたら、ミックス巻きを根元からくずすようにしながら全体になじませます。一度につけずに、足りないと感じた部分に少しずつ重ねづけしていくのがポイント。
仕上げに全体のバランスを見ながら、前髪~サイドの毛流れを整えて完成です。
髪が短くても、こなれ度抜群な無造作ショートヘアに!
ねじってから巻くと強めのミックス巻きに!
毛束は少なめにとり、アイロンを当てる前に後ろ向きにねじるのがポイントです。
32mmのアイロンを髪の中間部分に当て、リバース巻きにしましょう。その後ろの毛束はフォワード巻きにして、全体を交互に巻いていって。
巻く前に毛束をねじるだけで、強めのボリューミーウエーブが完成!
ミックス巻きで作る可愛いヘアアレンジ術
後れ毛が色っぽい、ウエットポニーテール
耳の前後に後れ毛を出した、ほんのり色っぽくフェミニンなヘアスタイル。
髪をミックス巻きにした後、ワックスではなくジェルをつけて濡れたような束感を作りましょう。髪を少し高めの位置で結び、結ぶ毛束を左手で押さえつつ、耳の前と後ろに1 ~2束ずつ後れ毛を引き出して。
フェミニンなくるりんぱハーフアップ
ミックス巻きのウエーブが、きちんと見えるハーフアップを程よくフェミニンに仕上げてくれます。オフィスでも大活躍間違いなし!
髪をミックス巻きにしたら顔まわりに少し後れ毛を残した状態で、耳より上の髪を後ろでひとつにまとめ結びましょう。
結び目の上に穴を開けたら、毛束を表側から入れて通します。
通した毛束を左右に裂くように引っ張り、結び目をキュッと締めて。仕上げに結び目を押さえながら表面の髪をつまみ出し、立体感を出したら完成です。
外国人風の小顔見えお団子ヘア
ミックス巻きを施したお団子は、ゆるっとラフに決まるから簡単にこなれ見えが叶うはず!
巻いた髪を手ぐしの跡が残るよう、ラフにこめかみの高さに集めます。
黒ゴムを使って髪を束ね、毛先は抜かずに毛束を二つ折りの状態にしてお団子を作りましょう。
二つ折りの毛束の上にさらにゴムを通し、毛束を丸めながらさらにゴムをかぶせてお団子を固定します。
お団子のゴムを少しだけ緩め、全体的にたるませてこなれた印象を作って。
最後はトップの毛を部分的に引き出し、高さと毛束感をプラスしてラフな質感に仕上げたら完成です。