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LIFESTYLE夫婦関係

2020.04.12

ママモデル、牧野紗弥が壊れた瞬間【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ】

仕事でも家庭でも笑顔を大切にしているというモデル・牧野紗弥。でも、夫婦生活には心の中に葛藤も…。

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「結婚したら家庭が優先」が当たり前だと思ってた

中学生のときに芸能活動をスタート。大学までは地元・愛知で、その後は東京で雑誌、CMを中心に活動してきました。…というと小さい時から華やかな世界で過ごしていると思われるかもしれませんが、学業と仕事を両立しながら万全の肌や体のコンディションでいるには、思春期は特にストイ ックな生活を送らなければいけません。上京してしてからもちょっと厳しい体育会系の部活にいる様な感じで毎日を過ごすうちに、モデルという仕事が自 然と自分の生活の一部になっていました。

だから自分が「華やかな仕事をしている」という意識もなく、働きながら子育てをしていた母の様に、結婚したら家事をするのが当たり前だし、子どもが生まれたら子育てをしながらできる仕事をしていくというスタイルを送るつもりでした。 それに疑問を感じたこともなかったんです。いただく仕事もありのままの等身大を表わすものが多く、モデル・牧野紗弥をご存知の方は、芸能界にありながら、 結婚して子どもを産んで、ということに共感してくださったんじゃないかと思って います。

復職したら、子どもに罪悪感を覚えはじめて

でも、子育てをはじめて10年。子どもが3人になって復職した頃から、プチパニックの連続。24時間頭から離れない家事と子どもたちの世話、その中でベス トコンディションで望みたい仕事…いつも何かに追われていて、きちんと子ども達の目を見て話を聞いてあげることができない罪悪感。子ども達に向き合ってあげた い、でも全力で仕事もしたい。 だから、行き詰まるたびに、夫婦で話し合いをしました。 長男の習い事のサッカーの送り迎えやスケジュール管理を夫に任せたり、遠足や保 護者会、個人面談にも行ってもらうとしたり。少しずつ少しずつ、夫にも子育てに参加してもらうようにしてきたんです。でも結局溝は埋まらなかった。

「あなたはやってるつもりかも知れないけど、私に比べたらほとんど何にもしてないじゃ ん」
「何もやってないって言わないで。俺だってやれる事はやってるから」
そんな風に喧嘩をしてしまう自分に嫌気がさします。 かわいい子ども達も、協力してくれる夫もいるのに私はなんでずっと不満なんだろう」
と…。 どんどん笑えなくなっている自分が嫌で仕方なかった。

そして、ある時、私は壊れてしまいました

(C)Shutterstock.com

もう限界!
夫に今まで私がしていたことと同じことをしてもらおう! って。
「1週間、私が今までやっていたことを全部やってみて」
と、家事と育児をボイコットしました。
すると1週間後に「ちゃんと紗弥の気持ちを分かりたいから1週間延期させて」と言われ、2週間後こんなメールをくれたんです。
〝毎日次から次とやる事があり、想像以上に忙しなくパニックに近い状況になる事を実感しました。その上スケジュールや提出物は週によって変化し、カレンダーにスケジュールを入れておいても間違えることがしばしばありました。自分が育児や家事に主体的に関わ ると次に何をしなければいけないという事が常に頭にあり、想像以上に疲れ、テレビを見る余裕もなく睡魔が襲い寝てしまう状況でした。この様な状況がスイッチオンの状況というならば決して今まで自分はそうではなく、精神的にはやっていないレベルでした。それに気づくチャンスをくれてありがとう。自分たちなりの共働きの夫婦の形を築いていこうね〟
このメールを読んで、ハッとしたんです。 自分の大変さを分かってと言うばかりで、今まで私が夫の家事や育児をするチャンスを奪っていたんじゃないか 。私がやるのが当たり前。私がやったほうが効率がいい。でも、それじゃあ夫は理解も何も出来ないよなって。

家の中での不公平の正体は…

それから、家庭の中での「なんだか不満」「なんだか不公平」の正体を知りたくなって、 ジェンダーについて勉強するようになりました。

「お母さんだから」とか「妻だから」といって無意識にやってきたことはジェンダーの観点からいえばアンコンシャスバイアスと言われるそうで、自分もそれにとらわれて色々背負い込みすぎていた事を知りました。 それを取っ払って自分達なりの夫婦の形を作っていけばいいんだと思えたらとたんに楽になって、言い争いも減り、より気軽に対等に夫と話し合いが出来る様になったんです。

きっと、同じようなモヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。もしかしたら 、私の夫だけが理解力があるからだと思う方もいるかも知れませんね。 でも、ここに至るまでは夫との根比べだったんです。どうしたら、家庭内ジェンダーの平等が実現するか、私がしてきたこと、そして今の生活をお伝えしたいと思います。

牧野紗弥

モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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