仕上げにパウダーをはたく
ベースメイクの仕上げはパウダーを使います。パウダーを塗布することで、より美肌に、より崩れにくくさせるのが狙いです。
\How to/
ブラシにパウダーをとり、手の甲で一度トントンとなじませます。両頬→Tゾーン→フェイスラインの順に優しく撫でるイメージでブラシをすべらせ塗布しましょう。ブラシは寝かせて使うのがポイント。顔全体に塗布すると、ツヤが失われのっぺり見えてしまうので注意して。
【応用】仕上がり別ベースメイクのコツ
クマを隠したいなら「オレンジコンシーラー」を
下地やファンデーションだけでは隠しきれない肌ムラは、コンシーラーをプラスしてより端正な肌作りを目指しましょう。目の下のクマをカバーするなら、オレンジ色のコンシーラーがおすすめです。
\How to/
目の下の影はオレンジコンシーラーで払い、血色感ある肌を目指します。目元は動きやすいパーツなのでリキッドタイプがおすすめ。クマのある部分よりオーバーめに直接塗り、その上からスポンジで軽くトントンしましょう。
シミやニキビ跡には「クリームコンシーラー」を
シミやニキビ跡をカバーするなら、クリームタイプのコンシーラーを使って“ピンポイント”でカバーするのがおすすめです。クリームタイプはリキッドタイプよりもカバー力が高め。
\How to/
シミが集中していても、全体をベタッと覆うようなつけ方はNG。シミ1つひとつに焦点を当て、ひとまわり大きな範囲で塗布します。その後、肌との境目をトントンしてぼかしましょう。シミの部分もぼかしてしまうとコンシーラーがとれてしまうので、あくまで「境目」をなじませます。
なお、コンシーラーを使用する順番は、使うファンデーションの種類によって変えます。リキッドやクリームファンデーションの場合はファンデーションの“後”に、パウダーファンデーションの場合はファンデーションの“前”に使うのが基本です。
小顔に見せたいなら「ブラウンファンデ」が便利!
より小顔に見せたいなら、ただファンデーションを重ねるのではなく、顔に陰影を作るベースメイクにトライしてみましょう。グレー系のシェーディングで顔に影を作るのもよいですが、大人はほのかに血色感があり、かつ肌の延長上にある色の「ブラウン」のリキッドファンデーションを使うのがおすすめ!
\How to/
いつものファンデーションを塗った後、影を作りたいフェイスラインにブラウンのファンデーションを点づけします。こめかみに影をつけると老けて見えることがあるので、ここは外しましょう。片側の頬に2点、頬まわりに3点のせます。
厚めの乾いたスポンジを使って、ブラウンファンデーションをぼかしていきます。点と点をつなげるよう横方向にスポンジを小刻みに動かし軽くなじませたら、額部分は生え際に向かい内から外へトントンしてぼかします。髪の中まで入れ込んでしまうのがポイントです。
頬も同様に横方向へとトントンとなじませます。
最後は普段使っているファンデーションを少量とり、手の甲で軽くトントンした後ブラウンファンデーションとの境目にオン。ここでも小刻みにトントンとぼかしていきます。
Before【小顔メイクをしていないとき】
After【小顔メイクをしたとき】
ツヤを高めるなら「ハイライター」の出番!
よりツヤのあるベースメイクにしたいなら、ツヤ系の下地やファンデーションを使うのもよいですが、発光感高めのリキッドハイライターでツヤをレイヤードするのがおすすめです。
\How to/
若々しいツヤ肌を印象づけるポイントになるのは、目尻下の頬骨と鼻根、あご先の4カ所。指にリキッドハイライターをとって手の甲で一度トントンとなじませたら、この4カ所に重ねましょう。
ツヤを足した肌が完成!
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