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LIFE STYLEいい女マナー系

2017.12.21

スッキリ40代に聞く、モヤモヤ30代の切り抜け方とは!?

キャリアを重ねて仕事も面白い、けれど一方では女性としてのライフイベントを考えなくてはならない…そんな悩みのまっただ中にいるDomani世代。少しだけ先を行く40代の先輩たちのリアルな経験談を通じて、モヤモヤを切り抜けるヒントを探してみて。

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だれしも経験するモヤモヤ30代を経て、40代の今はスッキリ。そんな、働く女性の体験談を聞きました。

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40代になって、目先の勝ち負けが気にならなくなりました。
思いどおりにならない時間が、あとでよかったと思うこともあるんです。

思いっきり働いて、遊ぶ。 30歳まではそれでよかった。

「とにかく仕事と人が好き。仕事をしない自分なんて考えられない。だから結婚も出産も、自分には向いていないだろうなと思っていました」 と、根っからのキャリアウー マン体質を自負する沓澤さん。外資系アパレルから30歳のとき、 IT業界へ転身し、現在では経営や人材採用、育成や教育に携わっている。

「 自立して働いていて、自由に旅行に行ったり、デートをしたり。 20代まではそれで十分でした。 それが30代に入り、このままでいいのか、と考えるようになりました。深夜までいろいろな勉強をしたりしましたが、自分の人生をどこへ向けるのが〝正解〞 なのか分からなかったんです」 そんな中、変化のきっかけが 訪れたのは30代半ばのとき。

「 30代に入り、周りから結婚や 出産に対するプレッシャーを感じるようになってきて…。それと同時期に婦人科の検査で子供ができにくい、と言われました。それが、考えを変える大きなきっかけになりました。〝私、チャンスが少ないんだ〞と、家庭をもつ可能性を意識するようになったんです。当時は恋人だった今の夫は、 2回目の結婚で既に子供がいたので、〝別にいらないよ〞というスタンス。違う相手を探し始めようとか、子供はあきらめて、仕事を頑張ることで折り合いつけようとか、いろいろ模索して感情の整理をつけようとしたりもしました。でも、少しでもチャンスがあるなら後悔しないようにトライしよう、と決心。そこから初めて真剣に夫に相談して、運にも恵まれ、 37歳で出産しました」

仕事と子育てに揺れながらも日々、周りに助けられて。

結果的に、ふたりの子供の母となった沓澤さん。それまでの考えとは真逆に、2年ほど専業主婦になったことも。人生ではじめて仕事と離れて、このままでいたくない自分に気づいて。さみしかったんです。朝、職場で仲間と顔を合わせて、挨拶ができることの幸せを感じました。自分はママでもあるけど、個人として、社会に貢献してる感覚が欲しくなってしまった。経済的に自立していたかったし、 まだ上への目標もある。そういう経緯で、仕事に復帰しました。30代後半まで続けてきた仕事に、 とても元気をもらいましたね」

再び仕事に復帰した沓澤さんが思う、ワーキングマザーとは。 「子育てしながら働くって、気持ちがひとつじゃいられない。子供のことは大好きでかわいい、 けれど大人として自分のために欲しい時間もある。いい仕事がしたいのに、子供が気がかりで集中しきれない自分もつらい。 同時にふたつの気持ちがいつもあって、ひとりで泣いたこともたくさんあります。そんなときは、働いているママの先輩たちに相談しました。どういう気持ちで仕事したらいいか。どうやって子供と一緒にいる時間をいいものにするか。自分よりずっと若いママにも教えてもらうこともあります。いろんなママたちの話を聞くと、勉強になるんです。帰ってきてから子供と一 緒の時間は、ちゃんと向かい合 って、〝保育園楽しかった?〞 とかたくさん話しかけて、濃密な時間にできるように心がけています。

何かを手に入れるなら、何かを捨てなければならないと思っていた30代から、今はとにかくなんでもやってみようと思えるようになりました。結婚も 出産も、トライしてよかった。いろいろな事で答えが出ないときも、思いどおりにならなかった時間も、今思えば必要だったとわかります。目の前のことに一喜一憂しなくなりました。 40代って、なる前はイヤだと思っていましたが、なってみたら結構いいことありますね」

株式会社ATJC 取締役

沓澤寿子さん

くつざわ・ひさこ/1975年生まれ。 外資系アパレルでキャリアをスタート。3社を渡り歩き、接客や外商を経験した。その後、30歳でIT業界に転職し、現在は、 人材の育成や教育に携わる。

Domani12月号 スッキリ40代に聞く!モヤモヤ30代の〝切り抜け方〟より
本誌構成時スタッフ:撮影/中田陽子(MAETICCO) 構成/佐藤久美子、山梨智子(本誌)

 


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