【娘たちに伝えたいこと2】自分へのご褒美時間を作ろう
仕事が忙しかったり家事や育児に追われていると、一番おろそかになるのが自分をいたわる時間。仕事や家事に一生懸命なのはとても素晴らしいけど、無理をしすぎて体や心を壊しては本末転倒。たまには自分を労ってあげよう。
まずは、美容にかける時間を毎日10分でも多く作るとか、これが終わったら美味しいものを食べるとか、旅行に行く予定を立てるとか、小さなことでもいいから自分ができる範囲で目標を決める。わくわくすることを予定するだけでも頑張れるから。
私はいつも、「次の夏には〇〇に行こう。それまで仕事を頑張ろう」と目標を立てて忙しさを乗り切ってる。それから子どもたちとは別に、自分だけの高級チョコレートを冷蔵庫に忍ばせている(笑)。
今できる自分が喜ぶことって何だろうって耳を傾けてみて。どんな小さなことでもそれを実行すれば、幸せな気分になれるから。
【娘たちに伝えたいこと3】花を飾ろう
ちょっとした花でいいし、一輪でもいい。忙しいときほど、疲れているときほど、お花を飾ろう。
慌ただしく過ぎていく日常の中で、花が目に入った瞬間に「キレイ!!」って思う一瞬。ふと、お花のいい香りがしたときの「あーいい香り!」って思える一瞬。
そんなちょっとした気持ちの余裕や感動を持つことが、人生を豊かにしてくれるから。
構成/高田あさこ
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モデル
中林美和
1979年生まれ。16歳で小学館『CanCam』の専属モデルに抜擢され、表紙モデルとして活躍。23歳で結婚、出産を経て小学館『SAKURA』のメインモデルとして復帰。ママモデルの先駆的存在となり、9年間表紙モデルを勤める。他、セブン&アイ出版『saita』の表紙モデル、光文社『VERY』、宝島社『&ROSY.』など多数の女性ファッション誌、ビューティー紙のモデルとして活躍する。著者に『中林美和のハートフルデイズ』、初のエッセイ『おんぶにだっこにフライパン!』など5冊を出版している。2017年にアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。