【娘たちに伝えたいこと4】「すべては自分の責任」くらいがちょうどいい
何かうまくいかないことを人のせいにしていると、その人が変わらない限り、うまくいっていないことはそこで終わっちゃう。
「なんで?」「どうして?」って納得ができなくて、フラストレーションとネガティブな感情がたまるだけ。
だから、「物事すべては自分の責任」ぐらいに思っている方がちょうどいい。自分の責任だと思えば、どうしたらうまくいくかを考えて次に進めるから。
うまくいかないことを人のせいにすることほど、時間の無駄ってないと思ってる。
【娘たちに伝えたいこと5】苦労はやがて輝く
いいこともはもちろん、辛いこともたくさん経験してほしい。苦労しなきゃわからないこともたくさんあるし、その経験ひとつひとつが自信につながるから。
人は壁を超えたときにこそ成長すると思うし、いま辛いこともいずれは経験に変わって、やがて自分の魅力になる。
そう思えば、辛いことも苦労も、「買ってでもする」気持ちで乗り越えていこう。
構成/高田あさこ
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モデル
中林美和
1979年生まれ。16歳で小学館『CanCam』の専属モデルに抜擢され、表紙モデルとして活躍。23歳で結婚、出産を経て小学館『SAKURA』のメインモデルとして復帰。ママモデルの先駆的存在となり、9年間表紙モデルを勤める。他、セブン&アイ出版『saita』の表紙モデル、光文社『VERY』、宝島社『&ROSY.』など多数の女性ファッション誌、ビューティー紙のモデルとして活躍する。著者に『中林美和のハートフルデイズ』、初のエッセイ『おんぶにだっこにフライパン!』など5冊を出版している。2017年にアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。