【娘たちに伝えたいこと6】ファッションはその瞬間をより楽しむためのスキル
シーンにあったファッションはその場をより楽しむためのスキル。ファッションを変えると自分自身も少し変わる気がする。着物を着るといつもよりおしとやかな所作になったり、背中が大きく開いたドレスを着れば、友達との会話もちょっと大胆になって盛り上がったり。笑 たまには家族でおしゃれをして出かけよう、なんていう日も大好き。
いろんな自分を楽しんで、その一瞬を気分から盛り上がる。そんなTPOにあったフアッションは、教養の一部とすら思う。
ついついなんでもいいやなんて思って、いつも通りのスタイリングで出かけてしまいがちだけど、「今日は何を着て行こうかな?」って考える時間も込みで、充実した時間を過ごしたいと思ってる。
【娘たちに伝えたいこと7】肌よりも髪のツヤ
人の第一印象は髪の毛で決まるってよく言うんだけど、本当にそうで。肌がどんなにピカーンときれいでも、髪の毛がボサボサだったりツヤがないと、それだけで老けて見えるから不思議。逆に髪の毛にツヤがあったりきちんと整っていると若々しく見えるし、清潔感も出る。
もし時間がなくてケアができないくらいなら、ショートカットにするのもおすすめ。ショートカットってオシャレに見えたり洗練された雰囲気になるから、実は女っぽいなっていつも思う。“髪が長い”ことだけが女性らしさじゃないってこと。
だから、ついついおろそかになりがちだけど、ヘアケアにはいつも気を配ろう。
構成/高田あさこ
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モデル
中林美和
1979年生まれ。16歳で小学館『CanCam』の専属モデルに抜擢され、表紙モデルとして活躍。23歳で結婚、出産を経て小学館『SAKURA』のメインモデルとして復帰。ママモデルの先駆的存在となり、9年間表紙モデルを勤める。他、セブン&アイ出版『saita』の表紙モデル、光文社『VERY』、宝島社『&ROSY.』など多数の女性ファッション誌、ビューティー紙のモデルとして活躍する。著者に『中林美和のハートフルデイズ』、初のエッセイ『おんぶにだっこにフライパン!』など5冊を出版している。2017年にアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。