Q. 我が家は夫婦でリモートワークを実施中。夫がテレカン・電話などを長々するため気が散って仕事に集中できません…。(会社員・39歳・二児のママ)
A. お互い仕事部屋を分けるなどルールを決めましょう!
まず夫婦で仕事部屋を分けてみませんか? 例えば我が家はリビングと寝室で分けていますが、リビングは広いけれど来客対応や学校から帰ってきた子どもたちのお世話をしなくてはならないので私が、寝室は狭いけれどその代わり集中できるので夫が使用しています。とはいえ、私もテレビ会議や打ち合わせがある日は部屋を交代してもらっており、用途や日によって部屋を使い分けるのがおすすめです。
また、会議OFF時間の設定を夫婦で話し合うことも大切。例えば「私は13時から15時は会議OFFだよ」「じゃあ遅めランチにして子どもの習い事について話そうか」など夫婦の会話の時間を持つこともできます。何より大切なことは、重要な会議を前日に設定するのではなく、前もって予定を立てておくこと。前もっての準備が重要です。
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ワーク・ライフバランスコンサルタント
大塚万紀子
株式会社ワーク・ライフバランス取締役/創業メンバー/パートナーコンサルタント金沢工業大学KIT虎ノ門大学院客員教授イノベーションマネジメント研究科ワークライフマネジメント特論財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
楽天を経て06年(株)ワーク・ライフバランスを小室淑恵とともに創業。高いコミュニケーション力やコーチングスキルを活かし売上利益に貢献する働き方改革コンサルティングの先駆者。心理学や組織論等をもとに多様性をイノベーションにつなげることが得意。経営者から”深層心理まで理解し寄り添いながらも背中を押してくれる良き伴走者”と厚い信頼を得る。農林水産省「食品産業戦略会議」委員(働き方改革分野担当)なども担当。二児の母。
メイン及びアイキャッチ画像/(C)Shutterstock.com 構成/望月琴海