Q:夫とのボディタッチが嫌で、避けてしまいます
答える人/吉野 麻衣子(心理カウンセラー)
A:それは自然のなりゆき。共通体験を増やすことで感情面での幸せを
「好き」「愛してる」という感情は3年で消え、4年目から離婚が多くなるという話を聞いた方も多いと思います。「好き」という感情をコントロールするのは「ドーパミン」という物質ですが、3年しか分泌が続かないからなのです。
オスは自分の遺伝子を多く残そうとすることから、多くのメスと性交をし、子孫を残そうとするのは本能。それに対してメスは、自分が産み落とした生き物を死に守ろうとするし、自分の許容範囲外の数を生み育てようとしない。そこに、ドーパミン分泌が減ることが重なり、夫への恋愛感情や体の接触から遠ざかるのは、普通のことなのです。
ただ、私たちは家族というシステムをもつ生命体です。感情の変化を克服しながらも、家族を維持していく方法のひとつとして、「新鮮さを保つ」ということがあげられます。旅行に出かけたり、新しい友人関係をともにつくる、同じ映画を観る…、共通の新鮮な体験をし、パートナーの新しい一面を見つけていく。それによって、嫌だという気持ちはうすらぎ、またボデイタッチなしでも強固な関係が築いていけるはずです。
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心理カウンセラー
吉野 麻衣子(よしの まいこ)
「SMART BRIDAL」代表/婚活心理カウンセラー、モデル/「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた戦略的婚活の可能な結婚相談所を経営。
43歳で14歳年下男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導するかたわら、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、女性の婚活を支援中。
サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/smartbridal/
年下エリートモテ男子との愛され婚をした秘訣ブログ:https://ameblo.jp/smartbridalmaiko/
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