【隈】の「すみ」以外の読み方とは?
【隈無く】の読み方を知っている人もいそうですが、意外と読めない人もいるかもしれません。
片隅と書くと読み方は「かたすみ」ですが、【隈無く】の正しい読み方は…??
「隅から隅まで」という意味があり、例えば「隈なく探したのに見つからない。」などの使い方をします。
分かりましたでしょうか?
正解は…
【くまなく】
でした!
【隈無く:くま‐なく】
1.隅々まで行き届いて、余すところのないさま。隅から隅まで。
「家中を―捜す」
2.影や曇りがないさま。
「月光が―照らす」
【隈無し】となると意味が少し変わります!
【隈無く】の一つ目の意味は「隅々まで行き届いて、余すところのないさま」、二つ目の意味は「影や曇りがないさま」ということでしたが、【隈無し】という形容詞になると意味が少し変わります。確認してみましょう!
【隈無し:くま‐な・し】
1.影や曇りがない。隠れるところがない。
2.隠し隔てがない。わだかまりがない。
3.行き届かないところがない。抜かりがない。万事に通じている。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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