様々な社会的要因から、人間らしく生き生きと働ける環境を求める声がより高まった2016年、政府は「働き方改革実現推進室」を設置しました。
「長時間労働の改善」はその核で、日本社会全体の課題に。
社会に生まれた「早く退社しやすいムード」
月末金曜日の15時退社を促す「プレミアムフライデー」の施策も始まり、社会全体に生まれ始めているのは、「早く退社しやすいムード」。
しかし〝プレ金〟は初回実施率2.8%と狙ったほどは浸透せず。経団連は早くも見直しの検討を発表しました。
NO残業デーのある会社が増加傾向に
Domaniサポーターへのアンケートによると、「NO残業デー」があると答えた人は61%と増加傾向。退社後の時間の使い方を聞くと、「友人と食事」、「習い事」、「ジムやトレーニング」など。人それぞれではありますが、一日を仕事のみで終わらせず有意義な予定を入れている人が多数。
プライベートも仕事も、どちらも充実し、満足できている…。「ライフ・ワーク・バランス」を大切にした働き方は、これからの社会が「あたりまえ」として目ざしていくところです。
Domani2018年1月号 私たちアラフォー世代が日本の仕事服を変えていく! より
撮影/安井宏充(WEEKEND) 構成/福本絵里香(本誌)