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PEOPLEふたりの女の官能カラーパレット12か月

2018.02.12

私が「グレー」に目覚めた理由〜すべての色には“LOVE”がある〜vol.5

スピリチュアルビューティコンサルタント『mailove』。ふたりのファッションからライフスタイルまで、「色」で語り合う、アラフォー女子のリアルな気になるプライベートトーク!

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女には、色の数だけ物語がある。目にしたり、身にまとったり、食したり。どんな色を愛するかは、そのまま、どんな女なのかを語ることであり、同じ色を見ていても、まるで違う夢を見ることだってある。

元ファッションエディターとして活躍。現在はスピリチュアルビューティコンサルタントとして、見える部分も見えない部分も「キレイ」を提案していると話題のふたりのマイ。同じ名前、同じ身長、同じ会社、同じ小学校…運命的ともいえる出会いながら、色の好みはまったく異なるらしい。

ベーシックカラーをこよなく愛するマイ・田中麻以と、あざやかな色に囲まれて生きていたいマイ・秦野真衣。

アラフォーの対照的なふたりが往復書簡で紡ぐ、それぞれの色と人生。おしゃれで、スピリチュアルで、ちょっと“変わってる”、ふたつでひとつの“myカラーストーリー。

今回はベーシックカラー好きのマイから、レッドやピンクをこよなく愛するマイに届ける物語。

今月のカラー:“Grey”

私の人生とファッションを変えた、運命の「グレー」

From Mai Tanaka

「私がよく着ている色って、何?」

まいちゃんに今、質問したとしたらなんて答えるかな?

私はモノトーンが好きで、よくブラック&ホワイトを着ているんだけど、それをうまくなじませてくれる名脇役。今や私にとってのアイコンカラーとも言えるグレーは間違いなく、よく着る私的カラーのベスト3にランクイン。間違いなくまいちゃんもそう答えるのではないかな。

グレーといっても本当に色々とあって、濃度によって全然イメージが変わってしまう。チャコールグレーやダークグレーはメンズライク&ダンディ。ホワイトに近いプラチナムグレーは、透明感のある女性らしさ。

そんな魅惑的なキャラクターたちをあえて一緒にしてしまうグラデーションコーディネートが、今では私の鉄板。

思えばこんな“グラデ”カラーに開眼したのは、まいちゃんと出会う少し前だった。

ファッション雑誌のエディターとして20代はカジュアル雑誌をやっていて。モードとカジュアルがミックスした、かなりトンがったファッションをしていた私ですが、29歳のときに異動に。

カジュアルから突然コンサバなファッション雑誌へ。毎日着る服だって、その雑誌らしくあるためにオール取り替える必要があった。何もかもが初めてで戸惑うことばかり。カジュアルとコンサバでは考えが180度違うから…毎日が格闘でした。

そんなとき、担当したのが「プラチナムグレー」のファッションテーマ。淡いグレーを絶妙に重ねて…ほんのりとシルバーの輝きを効かせるその上品リッチなスタイリングは、一瞬で憧れの女性像と重なったの。

冬のやわらかな木漏れ日に、淡いプラチナムグレーが映えて…これが大人の余裕なのかって、初めてわかった記憶が。そこから大人のファッションが、本当に楽しくなって。今思えば、とても大事な節目でした。

それからというもの、グレーやベージュ、グレージュ…淡い色たちの折り重なる、美しき様を見るのが本当に好きになって。ただ自分自身がそれを体現するには、まだ人生経験が足りないように思えて…心の中の別ファイルに、そっとしまっていたのでした。それから結婚と妊娠、出産と大きなイベントを経験し、まいちゃんが同じ編集部にやってきて…そこから不思議な縁がスタートしたのでしたね。

最近40代になって、ずっと温めてきた「グレーグラデーション」を少しずつ解禁。自分の中で大事にしてきた憧れだからこそ、最初は小物から、そして着なれているデニムやニットと品数を増やして。

グレーのメンズライクなハットを買ってからは、私のトレードマーク的な存在になって、そこから私らしいグレーファッションが出来上がってきたんだと思う。

大好きな淡色グレーは、娘のコーディネートにも多数登場。グレーのデニムはお揃いで着ることが多いし、「これが欲しい」っておねだりされるのは、ファーとかふわふわ感がたっぷりの優しいグレー。まだ10歳の彼女には、キラキラスパンコールやピンクなど、キャッチーな要素を少しだけプラスすることが多いかな。

最近、自分自身でコーディネートをする娘のセルフコーデをご紹介。見事にグレーグラデーションです。私が何かを伝えたわけでもないんだけど、自然とグラデが好きになるなんて…ファッションにも遺伝子が関係しているのだろうか?本当に不思議だけど、私の大事な思い入れを自然と理解してもらえるのは、すごく嬉しいことです。

私のワードローブにはだいぶ浸透してきたこの色だけど、実はまだまだ大きな野望があるの。まいちゃんも知っているかもしれないけれど、実は私「物件フェチ」。

引っ越す予定がなくても、日々いろんな物件の間取りや内装をチェックするのが日課で。そんな私が今ひそかに描いているのは、「グレーグラデーションの家に住む」こと。あの時、私が担当したページのロケみたいに…冬の木漏れ日が差し込んだあったかいウォームグレーの空間。ホワイトと、グレーと、ほんの少しのブラック。窓の外に広がる東京の青空、室内はほんのりパリの空気感…日曜のブランチは家族や、友人を招いて美味しいものを食べて。居心地が良すぎて、泊まっていく人が続出する…そんな空間を思い描く。丁寧に、優しく、そしてしっかりとした輪郭で。

いつかそんなささやかな夢が叶ったら、みんなでグレーの部屋着を着て、お泊り会しようね。そういえば、まいちゃんがグレーを着ているのあまり見たことないけれど…その時は絶対、お揃いグレーコーデに、付き合っていただきます(笑)。

ホワイトの潔さと、ブラックのかっこよさ。その中間にあるグレーは、すべてを受け止めてくれる暖かなお母さん的存在。ふわふわなファーやカシミアみたいに、いつだって甘えて頬ずりしたくなる。私の心の住処のような色−きっとこれからずっと。シワシワのおばあちゃんになるまで。

艶やかなブラックやレッド、ピンクなイメージのまいちゃんだけど、あなたにとっての「グレー」って、何ですか?

 

【グレーグラデコーデ】少しずつ集めている絶妙なグレーたちを重ねて。トレードマークでもあるメンズライクなハットはSan Diego Hat のもの。カシミアのカーディガンはジョン スメドレー。デニムはAG。グレージュのパイソンバッグはVia Republica、パンプスはハワイで買ったマノロブラニク。どれも思い入れがあるもので、友人はみんな「マイそのもの」と口をそろえるコーデ(笑)。
【娘のセルフコーデ】zaraのフェイクムートンコートに、H&Mのグレーデニム。底のファー使いがかわいいコンバースのバッグには異素材ファーのキーチェーンをつけて今っぽく。あったかい素材使いに、お気に入りのクレイジー8のキラキラLOVE  Tシャツをイン。足元はホワイトのスタンスミスで抜け感を出して。猫耳ハットはジンボリーのもの。あえて黒を入れないのがこだわりとか。
【お家スタイル】年中着ているvinceのカシミアカーディガン、中にはパリで買ったグレーのシルクワンピースを。休日お家で過ごすとき、夜のリラックスタイム、あるときはそのまま近所まで(笑)。いつかお家もグレーで統一して、グレーまみれな日常を過ごすのが夢。

neffy  mai
元ファッションエディター。同じ“マイ”という名前のvenus maiと共に、スピリチュアルビューティコンサルタント“mailove”として活動。慶應義塾大学民族学考古学専攻卒業。幼い頃から見えない世界とつながりが深く、世界のパワースポットを旅して回る。同じくスピリチュアルな10歳の娘とふたり暮らし。1976年生まれ・おひつじ座・A型。Domaniウェブサイトにて『ふたりの女の官能カラーパレット12か月』『ふたりの魔女の恋愛タロットリーディング』なども担当。
mailoveHP:http://www.mailove.jp


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