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2021.02.12

日本人乗客がこぞって機内食を拒否した原因は!?【元CAの中国語ってムズカシイ】

台湾の航空会社でCAとして乗務していた経験のある有田千幸が、新人のころに体験した数々のしくじり談。連載第11回目は番外編、台湾人CAの「日本語ってムズカシイ」!

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有田 千幸
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同じような発音の言葉が多く存在するのは、中国語も日本語も同じでした

機体にもよりますが、1フライトには約10〜15人のCAが乗務。その内2〜3人が私たち日本人CAでした。

基本乗客は台湾人が大半を占めていたため、言語面では私たち日本人CAが苦労することのほうが多かったのですが、たまに「今日は日本人の乗客しかいない!」なんていうフライトもありました。そうなると今度は状況が逆転し、台湾人CAが知っている日本語を駆使する番。フライトが終わるころには、「今日で日本語がうまくなったわ〜」、そうみな口々にいっていたものです。

(c) shutterstock.com

「ウナギごはん」と「エビごはん」、どちらがよろしいですか?

同期のKMが名古屋→台北線に乗務したある日のこと。この日のフライトは日本人のツアー客で満席状態。エコノミークラス担当だったKMは右側の通路で食事の配布をする担当になりました。その日、食事のチョイスは「ウナギ+ご飯」または「エビ+ご飯」と、両方とも人気メニュー。

が、しかし、配り始めてしばらくしたときのこと、左側の通路で同じく食事の配布を担当していた先輩台湾人CAがKMのところまでやって「おかしいわ、今日の日本人のお客さんはだれもご飯を受け取らないの」とひと言。

右側ではいつもと変わった様子はなく全員食事を受け取っていたので、不思議に思ったKMは「先輩、日本語で何ていっているの?」と質問。すると先輩CA、「ウサギごはんとヘビごはん、ドッチガイイ? よ」。


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このような語学にまつわるしくじり談は数え切れないほどあります。最初は仕事を覚えるのもひと苦労でしたが、台湾人の優しさやおせっかいさ、そして何よりいい意味での “適当さ” によく救われ、台湾での生活が心地いいと感じるようになっていました。そして気がついたら台湾で9年も過ごしてしまっていたのです。

【続】

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美容ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。

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