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ハイライトってどんなカラー?
部分的に明るいカラーを入れて髪に立体感を出す施術のこと
ハイライトとは一般的に、髪のポイントに明るめのカラーを入れる・またはブリーチを施し、ヘアスタイルに動きや立体感を出すスタイルのことを言います。
逆に自分の髪色よりも暗めのカラーを入れて立体感を出すことは「ローライト」と呼ばれています。
髪にハイライトを入れるメリットとは
おしゃれ度が上がる
髪全体をワンカラーで染めるのも良いですが、ポイントで明るめの色を入れ立体感や動きを出すことができるハイライトは、おしゃれ度が一気に上がります。
ニュアンスカラーを楽しむことができるのはもちろん、ダウンスタイルだけでなくアレンジしてもおしゃれ。
一度ハイライトを入れたら、しばらくはファッションカラーを重ねるだけでOKなのもうれしいポイントです。
白髪カバーができる
最近は、ハイライトを入れて白髪をまぎらわす方法も増えています。白髪を染めるわけではないため、部分的に生えている白髪や生え始めの白髪隠しにぴったり。ブリーチでハイライトをつくるため白髪と同じくらいの明るさになり、上から普通のファッションカラーを重ねると、
白髪部分→白い、ハイライト部分→明るい、地の部分→暗い
と、3つのトーンがミックスされて髪が表情豊かに。ブリーチは一度色を抜くため、色を重ねても落ちやすいのが難点。上からこまめにファッションカラーを重ねるか、退色防止ケアを心がけて。
「ハイライトを入れることで全体が明るくなり、白髪がボケて目立たなくなります。使うのはファッションカラーなのでやわらかく見えますし、ハイライト効果で立体感もバッチリです」(kakimoto arms 新宿店 トップカラーリスト 安岡さん)
髪の傷みは少なくて済む
明るめのカラーやブリーチで立体感を演出するハイライト。髪が傷みそうという不安がある方も多いかもしれませんが、髪全体をブリーチしてしまうのではなく、少量の毛束をブリーチするので実はダメージが少ないのも特徴です。
「全体ではなく細かく毛束を取るため、実は15%ほどしかブリーチしません。また、ブリーチ部分がのびてきたらその毛束だけをリタッチする方法もあります。ダメージがなくはないです が、そこまで傷まないテクニックなんですよ」(安岡さん)
ハイライトカラーをオーダーするときのコツ
ブリーチをするかしないかを決めておく
まず、ハイライトカラーを決めておきましょう。思い切ってブリーチで明るめの髪に仕上げたいのか、それともベースの髪よりも少し明るめのカラーでハイライトをつくりたいのか。
ベースカラーとハイライトの色の差によって、仕上がりに大きな差が出ると言われています。しっかり動きを出したい方はブリーチを、控えめにナチュラルな陰影を演出したい方は明るめのカラーがおすすめ。
イメージしている髪の雰囲気がある場合は、それを美容師さんに伝えるとより最適な提案をしてもらえるかもしれません。
ハイライトの太さを決めておく
ハイライトは太めか細めかで印象が大きく変わると言われています。細めのハイライトはあまり派手にしたくない方、ナチュラルな立体感を演出したい方に推奨されています。初めてハイライトにチャレンジする、少し不安がある、という人は細めからチャレンジしてみると良いかもしれません。
一方太めのハイライトはしっかりと陰影を出したい方や、全体的に明るめのヘアカラーにしたい方などにおすすめされています。せっかくならヘアカラーを思い切り楽しみたいという方は、太めにしてみてもいいでしょう。
ハイライトを入れる量を決めておく
ハイライトはたくさん入れることで髪全体が軽やかに見えると言われています。一般の人が「何本入れる」と具体的に決めるのは難しいため、どんなイメージにしたいのか、多めがいいか控えめがいいか、理想の髪の写真があればそれを使って美容師さんに相談しましょう。
【ショート】おすすめのハイライトカラー
- ラフな毛流れに洒落感が漂うフラッフィーショート
- 前髪なしショート+グレージュハイライトで大人ハンサムに
- 抜け感たっぷりのニュアンシーショート
- たっぷりレイヤー+くびれで小顔効果! メリハリエアリーショート
- ゆるっとパーマのマッシュショート
- 波巻きパーマでほのかにかわいいハンサムショートボブ
ラフな毛流れに洒落感が漂うフラッフィーショート
全体に細かめのハイライトを入れたオリーブベージュ。ベースカラーは根元をやや暗くすると自然な仕上がりに。オリーブカラーは赤みを抑え、やわらかい質感に見せる効果が。
根元近くからスタイリング剤をなじませてかき上げるだけの簡単スタイリング。なのにおしゃれに見えるのが最大の特徴。セットしすぎていないナチュラルさや抜け感が、今の気分にぴったり。
前髪なしショート+グレージュハイライトで大人ハンサムに
柔らかさとモード感が共存する美人見えショート。ハイライトを表面に入れてからグレージュをかぶせ、気になる白髪をボカしながら立体感を強調。グレージュは深みを感じつつ、日本人特有の赤みを抑えて柔らかさとツヤを底上げするカラー。ハイライトは、根元がのびても気にならない効果もあり◎。
抜け感たっぷりのニュアンシーショート
一度トーンアップしてから、落ち着いたコットンブラウンカラーをかぶせてなめらかなツヤ色に。細いハイライトを入れているため、透け感もアップ。ひし形のシルエットにすることで、頭の丸みがよりキレイに見えて女性らしさも演出。
たっぷりレイヤー+くびれで小顔効果! メリハリエアリーショート
ハチ周りと首周りのボリュームが抑えられ、バランスよく仕上がるひし形シルエット。毛量が多くてもスッキリ見せることができる。落ち着いたトーンのアッシュベージュに、ハイライトをプラスすることで、レイヤーの動きがさらに際立つ。