聞き上手
周囲を引っ張る、頼りたいと思われる存在になるには、周りの人の個性を把握する必要があります。「人に興味を持つ」こと、「1人の話をじっくり聞く」ことができているか振り返ってみるとよいでしょう。なにかの傍らで聞いていては、その人が本当はどう考えているのか、どういった感情を持っているのかが見えてきません。理解しようという姿勢で、表情を見ながら話を聞くようにしましょう。身についてきたら、「相談されたことに対して、動く」ことも目標にできるとベターです。
自信を持つ
どこか自信がなさげな人には、ついていこうとはなかなか思わないもの。自分がやってきたこと、考えに自信を持ちましょう。他人に流されがちな人は、自分はどう感じているか・どうしたいかと「自身の考えを持つ」ことから始めてはいかがでしょうか。「自分の意思を明確にする」ことが身につけば、的確なアドバイスができるようになり、みんなを引っ張っていくことができます。
意欲的に行動
まだ自信をつけられる要素が少ない…と思うのなら、「積極的に行動」して経験を積んでいきましょう。勇気が出なかったこと、自分には無理だと決めつけてしまっていたことも、「前向き」にどんどん取り組む姿勢が大切です。行動していくといっても具体的に浮かばない人は、「何ごとも吸収しようとアンテナをはる」ことを意識するのがおすすめ。誰かの何気ない話が、仕事や育児に反映できることも少なくありません。
心のゆとり
予想と異なることやミスが発生したとき、「許せる心や受け止める心」で向き合うことも重要になります。結果だけにとらわれず、過程を考慮できるとよいでしょう。しかし、ただおおらかな対応をすればよいのではなく、ときには指摘が必要な場面も。自分がいっぱいいっぱいだと、感情が先行してしまったり、冷静な判断ができずバランスが取れないことになりかねません。そうならないためには、なにより「心のゆとりを持つこと」が必要です。適度に力を抜いて、余裕をつくりましょう。
気持ちを強く持つ
姉御肌の人は、しっかりしたブレない軸があるからこそ「頼りたい」と思わせる雰囲気を放ちます。そんな軸をつくる大きな要素は、やはり自分の気持ち。「まあいいやと思うのをやめる」「くよくよ考えない」「なるべくシンプルに物事を捉えてサクサク進む癖をつける」といったことを心がければ、人に流されにくくなるでしょう。
【目次】
寄り添う姿勢が大切
「姉御肌」と聞くと、完璧な人をイメージしませんか?今回の調査における回答から、なんでもできるから頼れる!というよりは、寄り添ってくれる力がある人を「姉御肌な人」と思っていることが見えてきました。自分を気にかけてくれている人がいる、全体を見渡せる人がいる、その安心感を与えられることが一番大きいのかもしれません。スキルがあっても、周りを把握できていても、相手に伝わらなければ姉御肌への道は近くはないともいえるでしょう。冷静に周りを見て、困っている人に手を差し伸べるところから始めてはいかがでしょうか。
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