相槌を打ちながら相手の話を聞く
言葉に詰まったり、話題が思い浮かばない時には、相手の話を聞いて相槌を打つことからコミュニケーションが生まれる場合もあります。聞いているうちに緊張が解けて、聞き役から徐々に普段の自分ペースで話すことができるかもしれません。
相手への質問で話を膨らませてみよう
話を聞いているうちに、聞きたいことや共通項などが出てきた時は、会話を膨らませるチャンス。流れに沿って質問をしたり、自分の考えなどを話すことで話題を深めていきましょう。ただし、自分のことばかりアピールしすぎたり、ネガティブすぎる発言には気をつけて。
肩肘はらず、笑顔でリラックス
緊張してしまう時は、あえて笑顔でリラックス。焦らず一息置いて、平常心を意識。特に仕事関係の場合、うまく話さなくては… と思ってしまいがちですが、まずは礼儀正しく、相手の話を目を見てしっかり聞き、簡潔に話すことを心がけて。相手の話の腰を折らないよう気をつけましょう。
何度も経験を重ねて慣れる
色々な人と話す場を設けることで、その時々の発見や自分のパターンが見出せることもあります。だんだん慣れてきて余裕が生れたり、楽しい会話の経験を積み重ねることで苦手意識が薄れるなど、場数を積むことも克服法の一つです。
経験やアイデアが詰まった本と出合う
書店に行くと、話すことに関するさまざまな本が並んでいます。色々な人の経験やエピソードを知ることで、自分自身にあった克服方法を見つけてみるのも良いでしょう。
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異性と「話すのが苦手」な場合の克服方法
同性と話すのは平気なのに、異性と話すのが苦手… という場合も。個人個人でハードルの高さは異なるかもしれませんが、打開のアイデアをご紹介します。
うまく話そうとしなくて良いが、思いやりの心を忘れずに
前出の通り、苦手意識をもったり緊張しすぎてしまう原因には、「嫌われたくない」「失敗したくない」などの気持ちがあるのかもしれません。だからこそ、うまく話ができなくても良いのだと気軽に構えること。ただし、相手の話にしっかり耳を傾けて、聞き取りやすく言葉を伝えることを意識しましょう。
話題に困るのなら、お天気や相手の服装の話など、何気ないことでも勇気を出して投げかけてみましょう。自分のことばかり話していつも失敗しがちな人は、特に相手に耳を傾けることを意識的に。うまく話せなくても、思いやりのある態度とポジティブな言葉のキャッチボールが信頼関係を育みます。
目を見て、相手の話を聞くスタンスでもOK
異性に限らずですが、「話すのが苦手」なら聞き役に徹するというのもひとつ。つい目をそらしてしまうことがあるかもしれませんが、なるべく話し相手の目を見て、相槌を打つことを意識してみてください。そして話の流れの中で興味が湧いたり、共通の話題が出てきたらラッキー。リラックスして徐々に自分のペースで話すことを楽しめると良いですね。
「話すのが苦手」と先に伝えてみる
はじめに「話すのが苦手」ということを素直に伝えてみることで、プレッシャーから解放される場合もあります。上記の1.2と併せた真摯な態度で接すれば、うまく話せなくても、相手にも一生懸命に向きあっていることが伝わるはず。もしかすると会話を上手にエスコートをしてくれるかもしれません。
最後に
コニュニケーションのツールが多様化する現代ですが、実際に話すことでお互いの人柄が垣間見られたり、より相手を理解できることもあります。すぐにスムーズに話せなくても、焦らずに貴女らしく。聞くことも大切にしながら苦手意識を少しずつ払拭して、一歩踏み込んだ人間関係を築くことができたら素敵ですね。
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