カミソリまたは電気シェーバーを使う
陰毛を自己処理する方法として、あらかじめ毛を短くカットした後に、カミソリや電気シェーバーを使って剃毛するのが、比較的肌への負担が少ない方法だと言われています。
他にも陰毛を自己処理する方法はありますが、以下の4つの方法はあまりおすすめされていません。
1. 毛抜き
毛を引っこ抜くことで、薄いかさぶたができ皮膚が傷ついてしまう恐れが。そうすると埋没毛になってしまったり、 菌が入って毛嚢炎になってしまったりする可能性も。
2. 脱毛テープ/ワックス脱毛
毛抜き同様、埋没毛や毛嚢炎のリスクが高いと言われています。皮膚そのものへの負担も大きくなってしまう可能性があるので、あまりおすすめされていません。
3. 除毛剤
毛を溶かす分、皮膚への刺激も強いと言われています。そのため粘膜に近いアンダーヘアの脱毛には不適切です。
4. 家庭用脱毛器
やけどや光線による目の障害の危険があると言われています。使うなら使用方法を正しく理解して行うことが大切です。
お風呂での剃毛はNG
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医療脱毛専門院『リゼクリニック』新宿院院長、大地まさ代医師によると、陰毛をお風呂で剃毛するのはやめたほうがいいと言います。
「お風呂やシャワー時にムダ毛処理を行なう方は多いようですが、実はシャワーを浴びながら剃るのはNGです。お湯で柔らかくなったふやけた肌にカミソリをあてると、表皮を傷つけてしまう可能性があるので要注意。カミソリや電気シェーバーなどで剃毛するなら、お風呂から出て少し体が冷えた状態で行いましょう。
最近のカミソリはプロテクト機能が進化しているとはいえ、毎日剃毛するとお肌に負担がかかってしまいます。カミソリで肌を傷めてしまう人は、長いストロークで剃っている方がほとんどです。一気に剃ろうとすると無意識に力がかかってしまうので、1cm程度に小刻みに剃ると良いでしょう。肌に負担をかけないように、毛流れにそって上から下へと剃るのも大切なポイントです。また、剃毛前後はワセリンやクリームでの保湿を忘れずにするようにしましょう」(大地医師)
【目次】
失敗しない陰毛の剃り方手順
専用のカミソリやシェーバーを使って剃る
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陰毛を剃るときは、普段腕や脚に使用しているカミソリではなく、できるだけ専用のシェーバーを使用するのがおすすめ。
カミソリ負けしてしまう人はとくに、刃が直接肌に触れないタイプのものを選びましょう。
おすすめはシェーバーとヒートカッターの併用。
シェーバーで全体の形を整えたら、ヒートカッターで長さを調整しましょう。ヒートカッターは「熱線」で毛をカットするので、毛先が鋭くならずチクチクしません。
処理後は必ず保湿する
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カミソリで陰毛を処理したら、最後は必ず保湿してあげましょう。
処理をしなくても下着との擦れ、ムレ、脱毛や座圧など、日々過酷な状況におかれているデリケートゾーンの肌。放っておくと黒ずんだり、しぼんで形が変わってしまったりする可能性が…。
ケアの最後はこういった美容液やクリームなどで保湿し、色素沈着のないふっくらとした肌をキープしましょう。
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