【目次】
・アンダーヘアは処理している?
・アンダーヘアを処理するメリット
・アンダーヘアをセルフで処理するなら
・アンダーヘアを処理する際のポイント
アンダーヘアは処理している?
ムダ毛処理を行う箇所は複数ありますが、特に気になるのがアンダーヘアです。一般的には、アンダーヘアも処理するものなのでしょうか?

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海外では処理派が多い?
アンダーヘアのケアは、日本ではまだまだ一般的ではありませんが、海外では事情が異なります。欧米の主要な国では、アンダーへアの処理がむしろスタンダードです。
処理をするといっても、脱毛だけを意味するわけではありません。ムダ毛を処理したり、自分やパートナーの好みの形にVライン(ビキニライン)の形を作り込んだりと、海外ではへスタイル同様にお手入れをする方法が根付いています。
セルフ派?サロン派?
ある脱毛サロンが行ったアンケート結果では、アンダーヘアのケアは脱毛サロンやクリニックで行っていると回答した「サロン派」が最も多い結果となりました。
一方、自分で処理すると回答した「セルフ派」の場合は、カミソリや電気シェーバーで処理する人が多いようです。それ以外には毛抜きで抜く、脱色する、脱毛クリームやワックス、脱毛テープを使う、家庭用脱毛器を使うなど、さまざまな方法でケアしていると回答されていました。
一方、カミソリ用品の専門メーカーが女性100人を対象に行ったアンケート結果では、セルフ派、サロン派以外にサロンと自己処理を併用している人もいることも分かりました。
どんな形にしているの?
アンケートでは、「アンダーヘアを整えると回答した人たちが、どのような形にしたのか」についても質問しています。それによると「逆三角形」が最も多く、理由として自然な形に近いので抵抗感が少なく、ケアもしやすいことを理由に挙げる人が目立ちました。
次に多いのが「たまご型・丸型」と「Iライン型」で、やはり理由としては逆三角形型と同様に、自然な形に近い、整えやすいといった理由の他に、衛生面に優れているといった理由を挙げる人もいました。
一方、逆三角形と、逆三角形をもう少し小さくしたスクエア型が主流と見る場合もあります。また「全処理」(VIOを全て脱毛)という答えもあり、これは衛生面からも支持されている模様です。
アンダーヘアを処理するメリット
海外でアンダーヘアの処理が一般的なのは、日本のように湯船に入る習慣がないことや、日本人と比較すると体臭がある人の割合が高いなど、衛生面の理由にもよるとされています。ここでは、アンダーヘアを処理するメリットについて詳しく紹介します。
デリケートゾーンを清潔に保てる
Vゾーンは、女性にとって汚れやムレが気になる場所です。また、いつもきれいにしているのに、デリケートゾーンのにおいが気になるという人もいるでしょう。その場合はアンダーヘアを処理すれば、それの軽減が期待できます。
アンダーヘアは、Vライン(ビキニライン)以外に、Iライン(陰部の両側)、Oライン(肛門周辺)が含まれます。外観的に全脱毛に抵抗がある場合でも、衛生面からはIライン、Oラインは処理した方がよいとされる場合もあります。
生理中もムレが気になりにくい
女性にとって毎月ある生理を煩わしく人もいるでしょう。24時間ナプキンを使っているため、どうしてもデリケートゾーンがムレやすく、さらにアンダーヘアが長いことにより経血が付くと、不用意に下着を汚す原因にもなります。
しかしアンダーヘアを脱毛することにより、多少なりともムレが解消されやすくなります。生理期間中を少しで快適に過ごしたい場合には、一度脱毛にチャレンジしてみるのもおすすめです。
水着や下着からはみ出さなくなる
アンダーヘアを処理する理由として一番多いのは、下着や水着からアンダーヘアがはみ出しにくくなる点です。プールや海へ出掛けても、ヘアのはみ出しが気になっていては心から楽しめません。事前にケアをしておけば、水着姿に自信を持てるでしょう。
また、お気に入りの下着を着用しても、アンダーヘアがはみ出てしまっていたら気分が下がってしまいます。日頃からしっかりとケアをしておけば、いざというときに慌てずにすみます。
アンダーヘアをセルフで処理するなら
アンダーヘアのケアはサロンにお願いすれば手間がかかりませんが、コスト面では定期的に通えない場合が多いものです。ここでは、セルフケアの方法について紹介します。

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・手軽なカミソリ・シェーバー
最も手軽なのは、やはりカミソリやシェーバーを使った処理です。カミソリやシェーバーを使ってケアする場合には、はじめにヘアの量と長さをある程度整えておきます。そうすれば、デリケートな肌を傷つけるリスクが減るでしょう。
事前準備には、ハサミよりビキニライン専用のトリマーの使用がおすすめです。トリマーとは、バリカンのように毛を刈る高さを調整できるアタッチメントが付属されているもので、毛をすくようにカットできます。
トリマーを使えば、ハサミで切ったときのように断面が鋭利にならず、カットした後もチクチクしません。トリマーで準備が整ったら、カミソリやシェーバーで仕上げを行います。
・処理後にチクチクしないワックス・クリーム
「カミソリを使うのは怖い」「そった後にヘアが生えてきたとき特有のチクチク感が嫌だ」という場合には、ワックスや除毛クリームの使用がおすすめです。
脱毛ワックスは、処理したい部分にワックスを塗ってはがすことで「広範囲の毛を一気に抜く方法」です。毛根からヘアを抜くので、約2~3週間はツルツルの状態になります。他の方法よりもケアの間隔を長くできますが、肌に強い刺激を与えることになるので、肌が弱い人などは注意が必要です。
除毛クリームは、除毛したい部分に塗り込むことで「毛を溶かして処理する方法」です。手軽にケアできるのが一番のメリットですが、肌の表面の毛を除毛するだけなので、すぐにまた毛が生えてきてしまいます。
また除毛クリームは肌荒れやアレルギーを起こすリスクがあるので、腕の目立たない部分で試してみてから使うようにしましょう。
アンダーヘアを処理する際のポイント
最後に、カミソリやシェーバーを使ってケアする場合の注意点や、そった後のケアの方法を紹介します。

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・流れに沿ってゆっくりそる
カミソリを使う場合は、敏感肌用のシェービング用のクリームやジェルを塗っておくと、スムーズに処理ができ、肌もいたわれます。毛流れに沿ってゆっくりと、少しずつカミソリを動かすのがポイントです。
電気シェーバーを使う場合には、肌に対してシェーバーを垂直に当てることがポイントです。その上で肌の表面をなでるように、ゆっくりと滑らせながら動かしていきます。シェーバーを強く押し付け過ぎると、その刺激で肌トラブルを起こしかねません。ゆっくり丁寧に進めましょう。
・しっかりと保湿をする
そり終わった後のスキンケアも重要です。そった部分を清潔に保つために、まずはシャワーなどできれいに洗い流し、その後にローションや乳液を付けて保湿しましょう。デリケートゾーン保湿用のクリームやジェルも発売されているので、肌質に合わせて選んでみるとよいでしょう。
カミソリは、保湿ジェルが付いたタイプなら、そりながら保湿ケアも同時にできます。保湿面を重視したシェービングジェルも市販されていますので、シェービングクリームを別途購入する手間を省けます。
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