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【目次】
女性用T字カミソリの選び方
ムダ毛処理用のカミソリは、剃れれば何でもよいというわけではありません。肌への刺激や剃り心地、使い勝手など、さまざまなポイントを考慮する必要があるでしょう。
まずは、女性用T字カミソリの選び方について解説します。

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肌当たりがよいものを選ぶ
T字カミソリを購入する際は、肌当たりのよいものを選びましょう。カミソリによるムダ毛処理は定期的に行う必要があるため、肌への負担の少なさは無視できないポイントです。肌が弱く、カミソリによる肌トラブルを起こした経験のある人は、敏感肌用やセンシティブと表記された商品を選ぶとよいでしょう。
T字カミソリの中には、ヘッドの部分にスムーザーが取り付けられたものも販売されています。スムーザーは刃の滑りをよくして肌との摩擦を軽減するためのものであり、肌に負担をかけにくい成分が配合されたソープなどが使用されている場合が多い傾向にあります。
刃の枚数で選ぶ
T字カミソリを選ぶときは、刃の枚数も考慮するとよいでしょう。刃の枚数が多ければ多いほど1枚にかかる圧力が分散されて、カミソリ使用時の肌への負担が少なくなります。
刃の枚数が増えることで、一度でしっかりと剃れるようになり、同じ部位に何度も刃を当てる必要もなくなることに期待できます。過剰な深剃りの防止や、肌ストレスの軽減につながるというメリットも。
ただし、刃の枚数が増えるほど、ヘッド部分のサイズが大きくなるでしょう。顔やデリケートゾーンなど、ムダ毛を処理したい部位の範囲が狭い場合、刃数の少ないカミソリの方が使い勝手がよい場合もあります。
衛生的に使えるかもポイント
ムダ毛処理用のT字カミソリは、清潔な状態で使用・保管することが大切です。カミソリが不衛生な状態だと、ムダ毛を剃る際に肌に付く小さな傷口から雑菌が入り込み、炎症を起こす可能性があります。
そのため、衛生的に使用できるカミソリかどうかも、重要なチェックポイントです。剃ったあとの細かなムダ毛が、刃と刃の間で目詰まりしにくい設計になっているものを選ぶとよいでしょう。丸洗い、または分解して洗浄可能かどうかも確認することをおすすめします。
「刺激少なめ」肌当たりのよいT字カミソリ
ムダ毛を処理する際は、肌を傷めないように注意が必要です。カミソリ負けを起こしやすい敏感肌の人向けに、肌当たりのよい低刺激なT字カミソリを紹介します。

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シック「イントゥイション ファブ ホルダー 敏感肌用」
シックの「イントゥイション ファブ ホルダー 敏感肌用」は、しっかり剃れる5枚刃カミソリでありながら、肌に負担をかけにくいさまざまな工夫が施されています。
下方向に剃るための刃と上方向に剃るための刃にそれぞれ分かれており、上下どちらの方向にもスムーズに剃れるでしょう。刃の1枚1枚にスキンガードが付いており、肌への刺激を和らげます。
ヘッド部分に備え付けられた、低刺激性のスムーズアップジェルも優れものです。水に触れることで溶け出し、なめらかな剃り心地をサポートしてくれるでしょう。
商品名:シック イントゥイション ファブ ホルダー 敏感肌用
ジレット「ヴィーナス スワール」
ジレット「ヴィーナス スワール」は、柔軟な使い心地が魅力のT字カミソリです。ヘッドとハンドルの間にフレキシボールと呼ばれるボールが組み込まれており、前後左右に首振り可能となっています。ヘッドの表面が曲面になっているため、脇や膝などの剃りづらい部位にもぴったりとフィットするでしょう。
充実の5枚刃設計で、ムダ毛を逃さずキャッチします。刃の下部には、剃る前のムダ毛の流れを整えるマイクロファインコームが取り付けられているので、剃り残しが出にくいでしょう。
さらに、刃の周りのモイスチャーグラインドリボンが肌を保護する仕組みになっているため、剃り心地がやさしいところも定評があります。
商品名:ジレット ヴィーナス スワール
ジレット「ヴィーナス コンフォートスムース」
ジレット「ヴィーナス コンフォートスムース」には、肌当たりをなめらかにするためのスムーザーが付いています。刃の上下に小ぶりのソープが取り付けられており、水に濡らすだけで泡立つので、シェービングジェルを用意する必要がありません。スムーザーのソープにはスキンケア成分が配合されており、カミソリ負けを起こしやすいデリケートな肌の人にもおすすめです。
ソープから広がる瑞々しいココナッツの香りに包まれれば、面倒になりがちなムダ毛処理の時間が、至福のリフレッシュタイムに早変わりするでしょう。
商品名:ジレット ヴィーナス コンフォートスムース
貝印「aquafit」
貝印「aquafit」は、日本の女性の手によって生まれたT字カミソリです。ヘッド部分に独自の3D首振り機能を備えた5枚刃カミソリで、ムダ毛をしっかり処理します。自在に動くヘッドのおかげで、脇や肘などの凹凸がある箇所のケアもスムーズに行えるでしょう。
大きめかつフラットなヘッドが肌のたるみを抑えて剃りやすい状態に整えてくれるため、余分な力を加える必要もありません。保水性と潤滑機能を備えたつるりんパッド(スムーサー)が肌にうるおいを与える仕様になっており、ムダ毛処理をしながら肌を労われるところもポイントです。
商品名:貝印 aquafit
「深剃りが特徴」5枚刃のT字カミソリ
剃り残しのストレスから解放されたい人には、しっかり深剃りできる5枚刃仕様のT字カミソリがおすすめです。スムーザー付きのものを選べば、肌への刺激も軽減できるでしょう。剃り味のよいT字カミソリ3選をお届けします。
シック「ハイドロシルク サロンプラス」
シック「ハイドロシルク サロンプラス」は、可動部を2カ所に備えたWフィット設計です。柔軟な動きで、体のさまざまな部位に無理なくフィットさせることができます。
ハンドル上部に付いたロックボタンによって、肌にかかる圧力も調節できます。圧力が余っているときには逃がし、不足しているときには加えることができる、便利な独自機能です。
さらに、ヘッド部にはモイスチャー美容ジェルが付着しています。使用時にはヒアルロン酸とセラミドのW美容ジェルが溶け出して、ムダ毛処理をしながらしっとりとした肌に導いてくれるでしょう。
商品名:シック ハイドロシルク サロンプラス
貝印「Xfit for women」
貝印「Xfit for women」は、日本発の刃物メーカーが展開する女性用カミソリです。ヘッド部は360度可動式で、曲線的な体の部位にも柔軟にフィットするでしょう。
しっかり剃れる5枚刃仕様ですが、肌当たりのやさしい設計がポイント。備え付けのスムーザーにはセラミド・アロエ・ビタミンEとさまざまな美容成分が配合されており、肌を労わりながらムダ毛処理ができます。
商品名:貝印 Xfit for women
ジレット「ヴィーナス エンブレイス パープル」
ジレット「ヴィーナス エンブレイスパープル」の魅力は、快適なムダ毛処理のために計算し尽くされた設計でしょう。5枚刃の1枚1枚が肌にやさしくフィットし、なめらかな剃り心地を実現しています。さらに、360度スムーザーが刃をぐるっと包み込んでおり、水に濡れると潤滑剤として働いて肌への負担を軽減してくれるでしょう。
人間工学に基づいて設計されたハンドルは、手にフィットしやすく使いやすい形状です。また、持ち手部分はラバーグリップになっているので、濡れた手でもしっかりと握ることができます。
商品名:ジレット ヴィーナス エンブレイス5
「凸凹部分に」コンパクトなT字カミソリ
ムダ毛が生えるのはボディばかりではありません。眉や口の周りなど、狭くて凹凸のある部分のムダ毛処理にぴったりのT字カミソリを紹介します。
プリペア「フィニッシュ用(プチT)」
プリペア「フィニッシュ用 プチT」は、小回りが利く顔剃り向きのT字カミソリです。超コンパクトヘッドで、細やかなムダ毛処理が可能となっています。眉・産毛の調節や、ボディの剃り残しの処理におすすめです。
セーフティーガード付きの刃で、傷や深剃りを防いでくれます。ボディに比べて刺激に弱く、繊細な顔のムダ毛処理にも安心して使用できるでしょう。刃にはサビ防止のプラチナ加工が施されており、切れ味が長く保たれます。
商品名:プリペア フィニッシュ用(プチT)
ピアニィ「MT フェイス用」
ピアニィ「MT フェイス用」は、体の細かい部位のムダ毛処理用に設計された女性用カミソリです。顔だけでなく、手の甲や指などのポイント処理に便利な刃の長さが特徴です。ボディ用T字カミソリの大きなヘッドでは剃り残してしまうような狭い部位も、きれいに仕上げられます。
「あんしんガード」と呼ばれる独自のガードが施されており、刃の横すべりを防いでくれるため、繊細な処理作業も安全に行えるでしょう。
商品名:ピアニィ MT フェイス用
貝印「プチアイブローレザーT 3本入り」
貝印「プチアイブローレザーT 3本入り」は、刃長10mmの超小型刃が特徴のT字カミソリです。小回りがよく利くため、微細な調節が必要になる眉剃り用のカミソリとしても最適でしょう。ペンでラインを描くような感覚で、直感的に剃ることができます。
眉のみに留まらず、鼻の下などの狭い部分や、凹凸がある複雑な形状の部位のムダ毛処理にも向いています。安全ガード付きの刃で、肌を傷つけにくいところもポイントです。
商品名:貝印 プチアイブローレザーT 3本入り
「背中もお任せ」持ち手が長いT字カミソリ
夏場に襟ぐりの開いたトップスを着るときや、髪をアップスタイルにするときなど、背中のムダ毛が気になるのではないでしょうか。通常のカミソリでは剃りたい部分に刃が届かないため、セルフケアを諦める女性も少なくありません。
背中用に開発されたT字カミソリを使用すれば、自力で無理なく処理できるでしょう。

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ピアニィ「背中用」
ピアニィ「背中用」の特徴は、折りたたみ式のハンドル部分にあります。たたんだ状態では15cm、伸ばした状態では21cmの超ロングハンドルとして使用可能です。
うなじから背中まで無理なく届くため、バックスタイルのムダ毛も処理しやすいでしょう。ヘッド部がマルチに動くおかげで、曲線的な背中の肌にも自然にフィットします。
刃先にかかる圧力を分散する「マイルドブレイド」を採用しており、肌当たりがやさしいところも魅力です。ハンドル部を折りたためば、通常のボディ用カミソリとしても使用できます。
商品名:ピアニィ 背中用
貝印「キャミ剃ーる CA」
貝印「キャミ剃ーる CA」は、20cmのロングハンドルが特徴の背中専用T字カミソリです。従来のカミソリでは届かなかった肩甲骨周辺のムダ毛もスムーズに処理できるでしょう。見えない部分のムダ毛を安全に処理するため、3枚の刃は全てガード付きとなっています。
アロエローラースムーザーが備え付けられているため、肌をケアしながらスムーズにシェービングが可能です。
商品名:貝印 キャミ剃ーる CA
「デリケートな部分に」VIO専用T字カミソリ
背中と同じくセルフケアが難しいと思われがちなデリケートゾーンは、VIO専用のT字カミソリを使用しましょう。Vラインのみでなく、I・Oラインのムダ毛ケアにも特化したT字カミソリを紹介します。

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ラブジョリー「シークレット」
ラブジョリー「シークレット」は、デリケートゾーン専用に開発されたT字カミソリです。Vラインと比べるとケアが難しく、放置されがちなI・Oラインのムダ毛処理に特化したデザインになっています。美容脱毛サロンのビー・エスコートがプロデュースしており、脱毛のプロが考案した「ケアしやすい形」を実現したカミソリです。
ヘッド部分が21mmとコンパクトで小回りが利くため、剃りたい箇所の奥まで届きます。刃が肌に直接当たらない安全設計で、目視しにくい部分の処理も安心して行えるでしょう。
商品名:ラブジョリー シークレット
ピアニィ「VIO」
ピアニィ「VIO」は、女性の美容と生理の悩みを解決するために開発された、アンダーヘアケア用のT字カミソリです。剃る・抜くではなく、アンダーヘアの毛量を減らしてボリュームを抑えるとともに、長さを調節して整えるという考え方に基づいて設計されています。
2WAY仕様で、1本でI・OゾーンとVゾーンの処理が可能です。ヘッド部は22mmのコンパクトな作りで、I・Oゾーンのお手入れにぴったりです。ハンドル側の先端はI字型のカミソリになっており、Vゾーンのムダ毛を素早く処理できます。
どちらも刃が肌に直接触れないようになっているため、肌を傷つけることがないのも安心して使えるポイントです。
商品名:ピアニィ VIO
T字カミソリのお手入れ方法は?
T字カミソリの切れ味を長持ちさせるためには、適切なお手入れが欠かせません。肌への悪影響を防ぐためにも、使用後には必ずメンテナンスを行いましょう。

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刃の間に詰まったムダ毛・石鹸カスの掃除
T字カミソリの寿命は、使用後のお手入れの質で決まるといっても過言ではありません。
ムダ毛処理に使用したあとのT字カミソリのヘッド部分には、剃られたムダ毛やスムーザー代わりの石鹸カスなどが詰まっているでしょう。まずは、これらをきれいに取り除かなければなりません。
洗浄方法としては、蛇口からの流水をヘッドに当てて水圧で洗い流したり、洗面台や洗面器に張った水にヘッドを浸けて、左右に振り洗いしたりしましょう。
しっかり乾かして保存すること
T字カミソリを水洗いしたあとは、しっかりと水切りをして乾燥させましょう。水に濡れた状態でカミソリを放置しておくと、サビの発生や雑菌の繁殖の原因となります。不衛生な状態のカミソリを使用すれば、炎症などの肌トラブルを招きかねないでしょう。
T字カミソリの乾燥方法としては、自然乾燥をおすすめします。洗ったあとにタオルなどでごしごし拭くのは避けましょう。刃を傷めてしまったり、サビ防止のコーティングを剥がしてしまったりする要因になります。
使用しない間のカミソリは、バスルームなどの湿気の多い場所ではなく、乾燥した場所で保管することが大切です。
刃を交換するタイミング
T字カミソリのお手入れを怠ると、刃の寿命は著しく短くなってしまいます。しかしながら、どれほど丁寧にメンテナンスしていても、経時による刃の劣化は避けられないでしょう。
刃が古くなり、切れ味の悪くなったカミソリでムダ毛処理を続けると、力の入れすぎを招くおそれがあります。剃り残しが出やすくなり、何度も同じ部位に刃を当てることでカミソリ負けしてしまう可能性も考えられます。
肌に悪影響を与える可能性があるため、5~10回使用したあとは、新品の刃へ交換することをおすすめします。
ただし耐久回数については、カミソリの種類や使用頻度、剃る部位やムダ毛の質などによっても大きく変化するため、一概には言えません。使い心地が悪くなったと感じたら、早めに取り替えるのがよいでしょう。