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BEAUTY 脱毛

2021.11.11

デリケートゾーン(VIO)脱毛のアレコレ。知っておきたいメリットや脱毛手順、注意点

 

デリケートゾーンの脱毛。最近では腕や脚だけに限らず、全身の脱毛を行っている女性が多いと言われますが、デリケートゾーンの脱毛についてはなかなか他人に聞けない内容なのでどうケアしていいのかわからないという女性も多いのではないでしょうか?そこで今回は、デリケートゾーンの脱毛事情について調査&まとめてみました!日常でのケアの仕方や自己処理の注意点についても解説していきます。

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【目次】
デリケートゾーン脱毛とは?
デリケートゾーンを脱毛するメリット
デリケートゾーン脱毛の方法
デリケートゾーン脱毛を自宅で行う場合の注意点

デリケートゾーン脱毛とは?

デリケートゾーン脱毛は「VIO脱毛」とも呼ばれる

デリケートゾーン脱毛とはその名の通り、デリケートゾーンの毛を脱毛することをいいます。

両足の付け根付近の部位を「Vライン」、Vラインの下からお尻近くまでの部位を「Iライン」、お尻の穴周辺を「Oライン」と呼ぶため、これらすべてを総称して「VIO脱毛」とも呼ばれるそうです。

多くの女性が施術を受けた経験あり

デリケートゾーンのケアについて、Domani世代の女性30人に調査を行ったところ、約65%の人がVIO脱毛を経験していることがわかりました。

Q. VIO脱毛の経験はありますか?

VIO脱毛を行った理由としては「生理時の不快感を少しでも軽減したい」「出産の際にない方が楽だと聞いたから」「毛がない方が衛生的」などの意見が集まりました。

デリケートゾーンの脱毛は医学的にも処理がおすすめされている

デリケートゾーンの毛は医学的にも処理がおすすめされている
デリケートゾーンの脱毛は医学的にも処理をすることがおすすめされているのだそう。

医師の友利新先生によると、現代人は下着をつけているので、デリケートゾーンに毛が生えていなくてもしっかり守られ問題ないのだそう。

「見た目的にキレイにしたほうがいいということもありますが、私は医学的にも処理をおすすめしています。下着をつけていて、かつ毛も豊富にあるということは、そこが蒸れやすくなります。ですので、完全に脱毛しないまでも、ある程度は減毛処理をしておくというのは、かゆみや蒸れの対策として重要になります」(友利先生)

また、デリケートゾーンの毛を脱毛することで「体の中に雑菌が入るのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、友利先生曰く、これも問題ないそう。

「『VIOの毛が無くなることによって、体の中に雑菌が入るのでは?』と言われる方もいるのですが、それは逆で、毛が雑菌から私たちを守ってくれているわけではありません。そもそも、女性器というのは構造上、しっかりと菌をブロックするような形になっているのです。逆に、毛に雑菌がついてしまうこともゼロではないので、脱毛して清潔に保つことによって、より雑菌の侵入をブロックできる場合もあります」(友利先生)

さらに友利先生がいうには、やるなら早めがいいのだとか。理由は「アンダーヘアも白髪になってしまったら脱毛できなくなるから」だそう。

「髪の毛に白髪ができるように、アンダーヘアも白髪になってしまうことがあります。レーザーによる脱毛は黒いものに反応しますから、白髪は脱毛できないのです。白髪になってしまうと脱毛したいと思ってもできなくなってしまうので、やるならなるべく早いうちから、気になる場所は脱毛することをおすすめします」(友利先生)

脱毛するなら「医療」がおすすめのワケ

脱毛するなら「医療」がおすすめのワケ
肌に直接カミソリをあてる自己処理は、皮膚の一番表面を守っている角質層を傷つけてしまうため基本的には推奨されていません。

リゼクリニック新宿院院長 大地まさ代医師によると、自己処理を繰り返すことで肌が硬くなってしまう可能性があるのだとか。

「剃刀を肌に当てると、皮膚の一番表面を守っている角質層を傷つけてしまうので、基本的に剃毛は肌には良くない行為です。それを何度も繰り返すのは肌へのダメージも大きくなるので、回数はなるべく少なくした方が良いです。角質層の機能が回復しきらないうちにまた剃ってしまうと角質層がどんどん厚くなって肌が硬くなってしまうので、剥がれ落ちた角質層が回復するのを待った方が良いです。ターンオーバーには個人差がありますが、角質層の回復(ターンオーバー)には大体28日程度かかります。元々乾燥肌だったり年齢が高いともっと時間がかかるので、より期間を空けた方が良いです」(大地先生)

また肌にダメージがある人、自己処理をしたくない人は医療脱毛がおすすめなのだそう。

「『医療脱毛』は、医師または医師の監督・指示のもと看護師が行ないます。多くは、厚生労働省より認可を受けた医療用レーザー脱毛機を使用しており、効果が確実な脱毛方法です。毛根組織を破壊する行為は医療行為にあたるため、医療機関でのみ脱毛が可能です。

一方、『エステ(エステティック)脱毛』は、使用する機器(光脱毛器)の出力が弱いため、『医療脱毛』と比べ効果が出るまでに時間がかかり、さらに時間が経過すると毛が元の状態に戻ってしまうことがあります。

一時的であっても減毛が可能な程度のエネルギーを照射する処置は「医療行為」になるため、本来エステサロンでは脱毛はできません。脱毛(毛根組織を破壊する行為)は医療機関でのみ可能なため、多くのサロンでは制毛や除毛という言葉が使われています。

肌にダメージがある人は、しっかり肌の状態を見極められる医師がいる医療脱毛がおすすめです。エステ脱毛の効果は一時的なものです。自己処理の代わりにはなりますが永久脱毛にはなりません。確実に毛量を減らしたい、という方には医療脱毛の方が良いです」(大地先生)

医療にしろエステ脱毛にしろ、脱毛は最後までやり切ることも大切だそうです。

デリケートゾーンを脱毛するメリット

デリケートゾーンを脱毛するメリット

メリット1:デリケートゾーンを清潔に保てる

デリケートゾーンは汗や生理時など、非常にムレやすい部位でもあります。常に下着を着用しているため、他の部位と比べると雑菌も繁殖しやすい場所。そのため、雑菌の温床となるムダ毛を処理することは、デリケートゾーンを清潔に保つことにつながります。

メリット2:かゆみやニオイを軽減できる

デリケートゾーンは雑菌により、気になるニオイが発生しやすくなります。ムダ毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、さらに通気性が高まることで、ニオイやかゆみの軽減が期待できます。

メリット3:オシャレを楽しめる

完全に脱毛を行う他、「薄くする(毛量・密度を減らす)」「形を整える」などのデザイン脱毛も主流となっているよう。デリケートゾーンを整えることで、アンダーヘアを気にすることなく水着や下着などのオシャレを楽しむことができるようになります。

メリット4:老後を考えた「介護脱毛」としてのメリットも

近年の最新脱毛トレンドとして注目を浴びている「介護脱毛」。介護脱毛とは、将来自分が介護される立場になったことを想定して、介護者の負担を軽減させるために行う脱毛のことです。身体の清拭や排泄後の拭き取り等が介護者に負担にならないよう、デリケートゾーン(VIO)を脱毛する人が増えているのだそうです。

デリケートゾーン脱毛の方法

まず「エステ脱毛」か「医療脱毛」かを選ぶ

まず「エステ脱毛」か「医療脱毛」かを選ぶ

先にお伝えしましたが、再度、エステ脱毛と医療脱毛の違いについておさらいしましょう。

エステ脱毛

・使用する機器(光脱毛器)の出力が弱いため、効果が出るまでに時間がかかる。
・時間が経過すると毛が元の状態に戻ってしまうことがある。
・自己処理の代わりにはなるが、永久脱毛にはならない。

医療脱毛

・医師または医師の監督、指示のもと看護師が施術を行う。
・効果が確実といわれる医療用レーザー脱毛機を使用する。

一般的にはエステ脱毛の方が費用も安くはじめやすいといわれていますが、短期間で確実に毛量を減らしたい人は、はじめから医療脱毛を選択した方がいいかもしれません。

デリケートゾーンの毛の形を決める

デリケートゾーンの毛の形を決める
(C)Shutterstock.com

VIO全てを脱毛する人もいますが、抵抗がある方はアンダーヘアの形を決め、それに合わせてレーザーを当ててもらうといいかもしれません。

人気があると言われている形は以下の4つ。

・逆三角形…自然な形に近いため抵抗感が少なく、ケアもしやすい。
・たまご型、丸型…逆三角形と同様、自然な形に近く整えやすい。衛生面もGOOD。
・Iライン型…自然な形に近く整えやすい上、衛生面も◎。
・スクエア型…逆三角形を少し小さくしたもの。小さめのビキニやショーツも安心。

施術を受ける

実際に施術を受けることに大きな不安を感じる方もいるかもしれませんが、大地まさ代医師にデリケートゾーンの施術について詳しく教えていただきました。

痛みが不安な場合は麻酔を使用する

「全身の中でもVIO脱毛、特にIラインは一番痛いです。この痛みは我慢してそのまま脱毛する人もいますが、リゼクリニックは医療脱毛なので麻酔が使えます。麻酔には塗るタイプと笑気ガスというガスを吸い込むタイプがあり、大半は脱毛部位だけに塗るタイプの麻酔を使っています。麻酔を使えば痛みはほとんど感じませんし、麻酔が切れたあと、照射自体の痛みが出ることはありません」(大地先生)

恥ずかしさを感じないよう配慮

「リゼクリニックは医療機関なので人の体について熟知しているプロが施術を行うということを説明すると、皆さん安心していただけます。施術時のガウンや施術中の体の向きも、患者さんが恥ずかしさを感じることがないよう配慮して行っています」(大地先生)

照射回数は5回〜7回が目安

大地先生によると個人差はあるものの、満足するまでに大体5回から7回の照射が必要だと言います。

「まず脱毛では『一生一本も生えてこなくなる』ということはありません。脱毛効果に満足いただけるようになるのは、大体5回から7回の照射が必要です。だいたい2年間くらいですね」(大地先生)

日常的にケアを行うことで黒ずみ対策にもつながる

日常的にケアを行うことで黒ずみ対策にもつながる
脱毛に加え、日常的にケアを行うことでデリケートゾーンの黒ずみ対策にもなるのだそう。

デリケートゾーンの粘膜は他の部分の皮膚と比べると、経皮吸収率が約42倍高いと言われているそうで、常在菌やうるおいはそのままに、気になるニオイやかゆみの元のみを落とすことが大切だといわれています。

そのため、専用の洗浄料を使って日々ケアすることが推奨されているよう。

また、デリケートゾーンの肌は下着との摩擦やムレ、脱毛、座りっぱなしによる圧迫など、日々過酷な状況におかれているのだそう。それにより黒ずんだり、しぼんで変形したりしてしまうことも…。

そのため、専用の美容液などで継続的にうるおいを与え、やわらかい肌に整えることが大切なのだそうです。

デリケートゾーン脱毛を自宅で行う場合の注意点

デリケートゾーン脱毛を自宅で行う場合の注意点
自宅で行う場合は、あらかじめ毛を短くカットし、カミソリや電気シェーバーでの剃毛が比較的肌への負担が少ない方法だといわれています。

しかし、デリケートゾーンの自己処理を頻繁に行うことは、一般的にはあまり推奨されていません。

以下のリスクを理解し、できるだけ早めにプロの手に任せることをおすすめします。

1:毛抜きは毛嚢炎になる可能性が

毛抜きで毛を引っこ抜くことにより、薄いかさぶたができてしまう状態に。それにより埋没毛になったり、菌が入って毛嚢炎になってしまったりする可能性があるため、毛抜きでの処理はあまり推奨されていません。

2:脱毛テープ・ワックス脱毛は皮膚への負担が大

毛を一気に抜くことができるため効果的な方法ではありますが、毛抜きと同様、埋没毛や毛嚢炎のリスクが高いといわれています。また毛穴だけではなく、皮膚そのものへの負担も大きくなる恐れがあります。

3:除毛剤は皮膚への刺激が強い

毛を溶かすだけではなく皮膚への刺激も強い除毛剤は、粘膜に近いデリケートゾーンへの使用は不適切だといわれています。

4:家庭用脱毛器は火傷に注意

間違った使い方をすると、熱傷や光線による目の障害の危険があるため、使用方法を正しく理解してから行うことが大切です。

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